パナソニックは、インターン参加者、OB訪問実施者に対して早期選考の優遇ルートがあります!
そんなパナソニックのインターン選考や、本選考のフロー、求める人材像や年収、エントリーシート(ES)/面接で聞かれる質問、WEBテストの形式、グループディスカッション(GD)の内容とその対策法についてまとめました。
パナソニックのインターンの応募、OB訪問やエントリーシート(ES)提出前に、選考突破に向けた対策法を確認するためにご覧いただければと思います。
インターンシップ探しにおすすめの就活サイト | ||
---|---|---|
エージェント名 | 評価 | ポイント |
>> OfferBox公式へ | ★5.0 | 【あなたに向き合った本気のオファーが届く】 企業からのオファーから採用直結インターンにも参加できる |
>> キャリアチケットスカウト公式へ | ★4.8 | 【インターンに初めて参加する方へ】 企業からのスカウトで直接インターンに参加できる |
>> Lognavi公式へ | ★4.5 | 【15万人以上の学生が利用中】 企業が集まる説明会からインターン選びができる |
パナソニック(Panasonic)の魅力:実は家電だけではない、幅広い事業展開への変革
パナソニックというと、家電メーカーのイメージが強いかもしれませんが、BtoCだけでなく、B2B事業にも力をいれている総合電機メーカーです。事実、家電事業の売上は全体の50%以下です。
近年は、EV(電機自動車)、情報通信インフラ、空調(ナノイー等)に力を入れています。特に自動車事業では、パナソニックは20億ドル(約2100億円)を投じ、テスラとの電池工場「ギガファクトリー1」を2017年にスタートさせました。
そこではパナソニックが電池の中核部材を供給し、テスラが完成品のバッテリーパックを仕上げます。最近では、テスラ以外での自動車メーカーにも供給を検討していて、さらなるEV事業への展開を目指しています。
パナソニックのホールディングス(持株会社)制に伴う採用の変更
パナソニックでは、2022年4月1日にホールディングス制に移行し、会社を分割しています。新卒の方は、パナソニックとして入社後に以下の所属法人に分かれます。
出典:https://recruit.jpn.panasonic.com/important/holding.html
新卒で入社に配属先となる法人一覧
- パナソニック ホールディングス㈱
- パナソニック㈱
- パナソニック オートモーティブシステムズ㈱
- パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション㈱
- パナソニック ハウジングソリューションズ㈱
- パナソニック コネクト㈱
- パナソニック インダストリー㈱
- パナソニック エナジー㈱
- パナソニック オペレーショナルエクセレンス㈱
新卒で入社される方々の年収・賞与などの待遇条件は、すべてパナソニックと同一となるそうです。では、パナソニックの年収・待遇条件を見てみましょう。
ワークライフバランス◎|パナソニック(Panasonic)の年収・待遇
パナソニックの平均年収は930万円で、メーカーの中でも高い水準です。
基本給与は、新卒~4年目まで、ほぼ変わらずのようですが、4年目以降の主務(主任クラス)に昇格すると、年収が200万円近く上がるようです。多くの人が主務まで昇格し、30~40歳ごろには700〜1000万円位にはなるとのことでした。
パナソニック(Panasonic)の年収目安
- 2~4年目:400-550万円
- 5~8 年目:600-800万円
- 8~10年目:800-1,000万円
- 10年目以降:1,000-1,200万円
- 実力次第:1,200万円以上
部署による残業時間の差が大きく、年収にも差がでやすいとのことでした。ただ、基本的には残業時間20時間以内であり、ワークライフバランスは充実しているとのことです。
インターン・ES提出前に知りたい社風:松下幸之助の経営哲学が徹底された文化
創業者の松下幸之助の歴史から経営に関する考え方が浸透している社風です。会社の規模も大きく、事業部ごとの社風・文化の差が大きくことなるそうですが、経営理念は共通して守られています。
社員さんの話では「新入社員として入社してから、松下幸之助の経営哲学・企業理念に対する教育の徹底と研修が充実している」とのことでした。
また、現場に配属されてからも、先輩社員も研修での考え方を体現されているそうです。別の社員さんは「ここまで、理念が浸透されている組織は実に素晴らしい」と仰っていました。パナソニックの基本理念と、行動指針の概要の詳細については、こちらをご覧ください。
パナソニックで働く社員さんの雰囲気としては、真面目で誠実であり、頭の良いロジカルな人が多い会社とのことです。
インターン応募・ES提出前に:パナソニック(Panasonic)の求める人材像3点
説得力のある志望理由を説明できるか
面接では「なぜメーカーなのか」「なぜパナソニックなのか」「なぜXXX事業なのか」を聞かれます。
さらに、回答に対しても「他の会社ではできないのか」「パナソニックの他の事業でもできるのではないのか」と深堀りをされます。どれだけ企業研究がされているか、パナソニックに対する志望動機を確認されます。
2022年4月1日以降にホールディングス制になりますが、志望先の各社の事業を理解した上で、選考に臨む必要があります。
志望動機のポイントは、パナソニックの経営理念に対する共感はもちろんのこと、志望事業の文化や社員さんが大切にしていることに対する共感も伝えられるとプラスです。
まずは過去の経験を書き出してその経験と各事業の大切にするポイントが一致するところを見つけた上で「なぜその理念に惹かれたのか」を考えて志望理由を作りましょう。
リーダーシップを示せるか
面接では、「複数の人がいる組織でのリーダーシップを発揮した経験」と「ガクチカに対して困難をどう乗り越えたか」を度々聞かれます。
その背景に、パナソニックの仕事として、他職種や販売代理店、他事業部など様々な方々と調整をしながらリーダーシップを発揮して仕事を進める姿勢が求められます。
- 周囲をまとめた経験を整理:「課題」「原因・背景」「施策」「結果」
- 特にリーダーシップ発揮の過程を整理:「意見の相違点・理由」「説得の方法」「着地点」
例えば「学生団体の活動で、価値観の異なる企業や大学と調整を行い、イベントを成功におさめた経験」などを説明できるとプラスです。
チャレンジ精神を示せること
パナソニックでは家電メーカーからの変革を目指し、幅広い事業展開を進めています。そのため、新卒として「新しいことに主体的に取り組むことができる」人材を求めています。
エントリーシート(ES)の設問でも、「ガクチカ」だけでなく、「新たに挑戦、実行した取組み」を聞かれます。サークルや部活、アルバイトやゼミなどの活動において、新しく挑戦し、成果を出したことを説明できるようにしておきましょう。
パナソニック(Panasonic)のインターン・本選考のフロー
パナソニック(Panasonic)|インターン選考フロー
- エントリーシート(ES)→WEBテスト→オンライン面談→インターン参加
パナソニック(Panasonic)|本選考フロー(事務)
- エントリーシート(ES)→WEBテスト→面接(2回程度)→内定
パナソニック(Panasonic)|本選考フロー(技術)
- エントリーシート(ES)→WEBテスト→1次選考→最終面接→内定
パナソニック(Panasonic)|本選考フロー(クリエイティブ)
- エントリーシート(ES)+ポートフォリオ→WEBテスト→1次選考→最終選考→内定
パナソニック(Panasonic)|本選考フロー(インターン参加/OB訪問優遇:早期選考)
- ・ワークショップ→面接(2-3回)→内定
パナソニック(Panasonic)のインターン選考対策
パナソニック(Panasonic)のインターンに参加や、OB訪問を行うと、早期選考ルートに入れる可能性があるというメリットがあります。
また、インターン自体も充実した内容で、例年2-5日にわたり開催され、チームごとに社員さんが1名ついていただけるので、様々な情報を聞くことができます。ワークを通じてパナソニックの業務を知ることができ、現場社員との距離が近いため社風の理解が深まります。
早期選考に関わらず、パナソニックのインターンの参加を通じた企業研究は、本選考の突破に優位に働くほか、入社後をイメージできることから、会社に合うかチェックする機会にもなることでしょう。
そのため、スケジュールが合うのであればぜひインターンに応募されることをオススメします。パナソニック(Panasonic)を志望される方は、こまめに採用サイトを確認しておきましょう。
パナソニック(Panasonic)のインターン選考:エントリーシート(ES)対策
パナソニック(Panasonic)はインターンのエントリーシート(ES)の時点で高い志望度「パナソニック(Panasonic)でないといけない理由」を示す必要があります。志望動機だけでなく、入社後にどのように活躍ができるか・実現したいこともイメージして記載しなければなりません。
パナソニック(Panasonic)|インターンES設問と書き方
- 学生時代にどのような挑戦をしましたか(400字)
- なぜそのような挑戦をしたか、理由を教えてください(250字)
- 上記の挑戦を通じて、ご自身が実感している「成長」を教えてください(300字)
- パナソニックのインターンシップで挑戦したいことを教えてください(200字)
- パナソニックのインターンシップに期待することを教えてください(200字)
インターン ES選考|挑戦した内容についての記載のポイント
パナソニック(Panasonic)の求める人材像「リーダーシップを示すこと」を説明できる文章にすると良いでしょう。例えば、サークルや部活、アルバイトで「複数の異なる価値観をもった人々と、困難があっても目標達成向かって調整し、成果につなげた経験」を説明できると良いです。
記載する形式については、次の形式が望ましいと考えます。
- チャレンジしたことによる結果(結論から述べる)
- チャレンジの背景
- チャレンジにおける課題
- 課題の原因は何か
- 解決のためにどう取り組んだのか
- 挑戦の結果と学んだこと
パナソニック(Panasonic)のインターン選考:WEBテスト対策
WEBテストの形式はSPIで、内容は言語、非言語、所要時間は1時間程度です。
SPIは対策がされていれば問題ありません。事前に問題集を使って十分に対策をしておくことで、安心してテストに望むことができるでしょう。
パナソニック(Panasonic)のインターン選考:面接対策
ESに通過したら、次は30分程度の面接です。面接の中では、インターンのESで記載したことについて深掘りされます。
基本的に面接官はフランクで穏やかですが、学生の発言に対し、納得できなければ踏み込んだ質問がなされます。ロジックが通っているか、確認しながら回答をするように心がけましょう。
インターン選考:面接で聞かれる質問
- 学生時代頑張ったこと・ガクチカ
- パナソニックのインターンで学びたいこと
- なぜパナソニックのインターンなのか?
- (インターンの日程が複数あるため)参加希望の日程
- 逆質問
※基本的に学生の回答に対して「なぜ?なぜ?」を3回ほど聞かれます
パナソニック(Panasonic)のインターン当日の内容とアピールすべきポイント
度々ですが、パナソニック(Panasonic)のインターンに参加した人の中で優秀と判断された方は、本選考で優遇され早期選考となると言われています。
インターン当日は40-50名程度が参加し、チームごとに分かれ、1名社員さんがついてくれます。基本的に社員さんから見られていると思い、集中してインターンのワークに取り組みましょう。
パナソニック(Panasonic)のインターンは例年2~5日間にわたって開催されます。インターンの内容は主に次の4点です。
- 自己紹介ゲーム
- パナソニックの事業内容の説明
- ワークで使えるビジネスフレームワークの説明
- インターン参加者と社員さんとの懇親会
パナソニック(Panasonic)のインターンでは特に、求める人物像である「リーダーシップ」を自己PRしていくと良いと思います。意見の衝突があっても相手を尊重しつつ、こまめに本来の目的に立ち返りながら、目的にそった結論を出していけるように調整をしていきましょう。
パナソニック(Panasonic)の本選考 対策
パナソニックのインターン参加者や、OB訪問を積極的に行ったパナソニックの志望度が高い方は、早期選考となり優遇されます。
早期選考の場合、ワークショップ→面接(面談)→内定という選考フローとなります。
ただ、インターンに参加していなくても、内定を獲得することはできます。ここで諦めずにES・面接の対策を行い、各選考を突破していきましょう。
本選考では特に「説得力のある志望動機」「リーダーシップがあること」「チャレンジ精神があること」を示していきましょう。
パナソニック(Panasonic)の本選考:エントリーシート(ES)対策
インターンのエントリーシート(ES)と同様に、本選考でも志望動機とガクチカ・学生時代頑張ったことが聞かれます。再掲ですが、以下の2点に注意して記載をすると◎です。
エントリーシート(ES)|志望動機の書き方
志望動機のポイントは、「パナソニックの経営理念」および「志望事業の文化や社員さんが大切にしていること」に対する共感を伝えられるようにしましょう。
あなたの過去の経験を書き出して、志望事業の理念が一致するポイントを見つけ「なぜその理念に惹かれたのか」を考えて志望動機を作りましょう。
エントリーシート(ES)|「学生時代頑張ったこと」の書き方
自身のガクチカから、パナソニック(Panasonic)の求める人材像「リーダーシップ」「チャレンジ精神」を発揮した経験をアピールしましょう。
例えば、サークルや部活、アルバイトで「新しい取り組みに挑戦し、目標に向かって複数人を調整しながら、成果につなげた経験」を説明しましょう。
パナソニック(Panasonic)|本選考ES設問(2024-2025年)
- 現在取り組まれている研究・専攻内容について簡潔にご記入ください。(研究テーマが未定の方は、今後取り組みたい研究内容)(100文字)
- 上記の研究・専攻の中で、ご自身が工夫した点について、具体的な取り組み内容をご記入ください。(研究テーマが未定の方は、これまで力を入れて取り組んできた技術・学問等について)(300文字)
- 組織やチーム(複数人での活動)などにおいて、あなたが新たに提案し実行した取り組み等についてご記入ください。(200文字)
- パナソニックグループのインターンシップで挑戦したいことを教えてください。(200文字)
- 学生時代に、周囲を巻き込み協力しながら挑戦をした経験、そこで成長した点について記載ください。※500
- 周囲の方から言われる、あるいはご自身で感じている、ご自身の強み・特徴について記載ください。300
- パナソニックグループ9社のうち、現在一番興味を持っている一社について理由含めて記載ください。300
- 学生時代に、どのような挑戦をしてきましたか?※複数可 400
- ナソニックグループのインターンシップに期待することを教えてください。200
パナソニック(Panasonic)の本選考:WEBテスト対策
エントリーシート(ES)に通過したら、次はWEBテストです。時間は1時間、内容はSPIで性格・言語・非言語の3項目です。SPIは対策次第で通過できます。
パナソニック(Panasonic)の本選考:面接対策
面接選考では、エントリーシート(ES)で記載した内容をベースに質問がなされます。また、回答した内容に対して「なぜ?なぜ?」と深堀りをなされます。
そのためESで回答した「ガクチカ・学生時代頑張ったこと」「パナソニック(Panasonic)の志望動機」について深堀りされても答えられるように準備をしてきましょう。
パナソニック 1次面接:聞かれる質問と対策
- 自己紹介(1分程度)
- 学生時代に頑張ったことを教えてください
- パナソニックの志望動機を教えてください
- 逆質問
30分間、面接官1名に対して、学生3名の面接です。雰囲気は穏やかであり、学生一人あたりの時間も少ないためこの時点では深堀りはなされません。
時間が短い分、「結論から話をすること」「エントリーシートで書いた内容と相違がないこと」を意識をしましょう。
パナソニック 2次面接:聞かれる質問と対策
- 自己紹介(1分程度)
- 学生時代に頑張ったこと(1次と比較して深掘りが長い)
- 就活の軸について教えてください
- パナソニックの志望動機を教えてください
- 他社の選考状況を教えてください
- 逆質問
2次面接から、学生1名に対して面接官1名の個人面接となります。基本的に1次面接と聞かれることは変わりません。ただ、2次面接からは「なぜ?なぜ?」と面接の回答に対して理由を聞かれます。
そのため2次面接前に自分で、ESの回答における「なぜ」を深堀りしておきましょう。
パナソニック 最終面接:聞かれる質問と対策
最終面接では、PSCT、人事面接と、職能面接と呼ばれる3つに分かれます。PSCTでは、「パナソニックでやりたいこと」などを10個ほど答えるシンプルな内容です。
人事面接
- 就活の軸を教えてください
- 大切にしている価値観を教えてください
- パナソニックの志望理由を教えてください
- 内定を出したら入社しますか?
人事との面接に於いては、特に「パナソニックの志望動機」を深堀りして聞かれます。
職能面接
- 学生時代に頑張ったことを教えてください
- その中でどのような役割でしたか
- 困難はどのように乗り越えましたか
- パナソニックの志望理由を教てください
- どのカンパニーを志望するか
- パナソニックに入社してからやりたいことを教えてください
- 10年後までのキャリアパスについて教えてください
職能面接では「パナソニックの志望事業(カンパニー)に入ってやりたいこと」聞かれます。
「それは他の企業でもできるのではないか」「他の部署でもできる可能性がないか」と深堀りされるので、答えられるように前もって準備をしておきましょう。
パナソニック(Panasonic)のインターン・本選考対策まとめ
このページでは、パナソニック(Panasonic)について気になる方向けに、企業概要、年収などの待遇情報についてご紹介しました。パナソニック(Panasonic)はメーカーの中でも、年収など待遇も良いことが分かります。
さらに、パナソニック(Panasonic)を志望される方向けに、選考の対策情報を掲載しました。パナソニック(Panasonic)のインターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート(ES)/面接突破に向けたコツを案内しました。
インターンシップ探しにおすすめの就活サイト | ||
---|---|---|
エージェント名 | 評価 | ポイント |
>> OfferBox公式へ | ★5.0 | 【あなたに向き合った本気のオファーが届く】 企業からのオファーから採用直結インターンにも参加できる |
>> キャリアチケットスカウト公式へ | ★4.8 | 【インターンに初めて参加する方へ】 企業からのスカウトで直接インターンに参加できる |
>> Lognavi公式へ | ★4.5 | 【15万人以上の学生が利用中】 企業が集まる説明会からインターン選びができる |