実際に三井不動産の内定者、インターン参加者の声から、三井不動産のインターン選考や、本選考のフロー、求める人材像や年収、エントリーシート(ES) / 面接で聞かれる質問、WEBテストの形式とその対策法をまとめました。
インターンの応募、OB訪問やES提出前に、選考突破に向けた対策法を確認するためにご覧いただければと思います。
特に、三井不動産のインターンに参加した人の中で優秀だと判断された方は、本選考でも優遇されると言われています。志望度が高い方は、三井不動産のインターンに応募すると良いでしょう。
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愛社精神が強い社風で、バランスの取れた事業を展開する「三井不動産」
三井不動産は、日本の主要都市を網羅したオフィス事業、大型商業施設「ららぽーと」や、高級住宅ブランド「PARK」をはじめ、投資、物流や海外も含めて様々な不動産事業を、バランスよく展開をしていることが強みです。
それだけでなく、不動産にとらわれず「くらし」を基点とした新規事業も展開しています。経営方針「VISION 2030」によると「リアルエステートテック活⽤によるビジネスモデルの⾰新」を進めていて、カーシェアリングサービス「careco」は急成長を遂げて事業化にも成功しています。
幅広く挑戦しようとする企業文化があって、様々経験できる。本当に飽きないし、やりがいをもって仕事を続けられる。
このように、「街づくりに興味がある」という就活生だけでなく、「新しいことにもチャレンジしたい」という方にもオススメの企業であるという事ができるでしょう。
また、基盤が整いながらも新しいチャレンジを試みる三井不動産に対し、社員さんの愛社精神も強いものがあります。
入社の倍率が高かったこともあり、みんな会社のことが好き。また、社員間のコミュニケーションの割合は多く和気あいあいとした社風です。部門内だけでなく、部門外や他社さんとの飲み会も多いですよ。人が好きな人が多い傾向にあります!
三井不動産の年収|インターン応募 / ES提出前に知りたい、待遇情報
三井不動産の平均年収は1,200-1,300万円を推移していて、総合商社やGAFAや金融系の外資系企業と並べられるほど高い水準です。また、不動産業界で同じ水準の企業は三菱地所くらいでしょう。
三井不動産(総合職)の年収目安
- 役職なし(1~8年目):500-1,000万円
- 主任(9~15年目):1,000-1,200万円
- 統括(15年目~):1,200-1,500万円
- グループ長以上:1,500万円~
特に平均年収は業務職も含めた水準であり、総合職に絞ると日本企業の中でもトップクラスとなります。
「三井不動産が求める人材像4点」を知ってからインターン応募/本選考ES提出をしよう
ここでは、インターンや本選考を応募する前に知っておきたい「三井不動産が求める人材像」について、内定者に聞いた限りの声を元に紹介します。
新しいチャレンジを自ら行う姿勢
三井不動産は、上述の通り不動産会社の中でもトップクラスに新規事業を展開しています。
しかもその事業領域は不動産にとどまりません。最近では「DX推進」としてエンジニアを募集し、社内のインフラの改善や、お客様オフィスのITインフラの整備なども三井不動産が主体的に行っています。
新卒採用においても、こういった「不動産」の枠にとらわれない新規事業へのチャレンジを自ら推進できる人材が求められるでしょう。
ガクチカや自己PRのエピソードにおいて、「自ら新しいチャレンジを行い、リーダーシップを発揮して結果に繋げられた経験」は選考のプラスに働くと考えられます。
多くの人をまとめながら成果に繋げられるリーダーシップ
デベロッパー・三井不動産の仕事の進め方としてリーダーシップが求められます。
理由として、デベロッパーに共通して、大勢の主体と仕事を進めていく点があります。
例えば都市開発を進める場合、都市計画の制度設計を行う行政、都市計画上で企画を担うデベロッパー(ジョイントベンチャー形式で複数のデベロッパーが関与することがあります)、建設を担うゼネコン、施設の内装を担うサブコン、地域住民など、本当に多くの方々を巻き込みしながら企画を実行に移します。
ガクチカの説明や自己PRを行う際は、次の点を意識しながら、説明をできるとプラスでしょう。ポイントは論理性です。
- チームでなり遂げた成果(結論ファースト)
- どのようにチームで目標認識を共有したか
- どのようにチームをまとめ上げ、施策を進めていったか
- 困難や壁はあったか、それは何で、何が原因だったか
- 原因に対する施策はなにか
- 施策の結果、どうなったか、学びは何か(結論で締める)
+αで、学びから、次ならどうするかなど、改善の思考があると良いでしょう。
デベロッパー&三井不動産への納得感のある志望動機
デベロッパーを志望する学生は、外資系企業や総合商社など、他の人気業界を併願しているケースが多いです。また、デベロッパー内でも、丸の内の開発を強みとする三菱地所に流れる可能性あるため、デベロッパーの志望動機、三井不動産の志望動機両方を聞かれます。
デベロッパーの志望動機の例としては、「用地取得、都市開発、リーシング(オフィスの販売)、住宅開発、販売と幅広い職種でどのような役割であっても、自ら企画を行い、人々が利用しているところまで”くらし”をサポートできる点」などが挙げられるでしょう。
通常、デベロッパーを志望する多くの学生が、志望理由として「街づくりを行いたい」と説明しますが、全員が都市開発事業に配属されるわけではありません。「住宅販売やリーシングはダメなのか」という点において、自分なりの解をもっておきましょう。
三井不動産の志望動機としては、「人の三井」らしくインターンやOB訪問でお会いした社員さんが「仕事で大切にしていること」に対する共感などが考えられるでしょう。あなたの価値観やエピソードを元に「なぜ三井不動産に共感したか」を説明できると良いでしょう。
グローバルで活躍する素養
三井不動産の経営方針「VISION2025」では「グローバルカンパニーへの進化」を主戦略としています。従業員1,000名程度と少数精鋭の三井不動産であれば、新卒からもグローバルに対応できる人材を求めていくことになるでしょう。
語学力はもちろんのこと、海外の文化や慣習、不動産関連の法律に対応できる人材が求められます。ガクチカや自己PRを行う際、「海外も含んでリーダーシップを発揮した経験」などは好意的に受け止られると思います。
三井不動産のインターン・本選考フロー
三井不動産|インターン選考フロー
エントリーシート(ES) → エントリー動画 → WEBテスト → 面接 → 面接→ インターン参加
三井不動産|本選考フロー
エントリーシート(ES) → WEBテスト → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接 → 内定
志望度が高い方はぜひ、三井不動産のインターンに応募しましょう。三井不動産のインターンに参加した人の中で優秀だと判断された方は、本選考でも優遇されると言われています。
デベロッパー業界それ自体も人気ですが、リーディングカンパニーである三井不動産の倍率は非常に高いです。上記「三井不動産の求める人材像5点」を念頭に、一つ一つの選考を準備をしていきましょう。
次に、三井不動産インターンの各選考における対策法を紹介します。
三井不動産のインターン選考|エントリーシート(ES)の設問・通過する書き方
三井不動産 インターン選考|エントリーシート(ES)設問|25卒
- 今のあなたを形成するうえでの重要な経験(競ったこと、失敗したこと、成功したこと等)についてお伺いします。 以下期間における経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。(350字以内)
- 今までの経験から、あなた自身が社会に出て仕事をするうえで大切にしたい価値観について、ご自由にお書きください。(300文字以内)
- 「あったら良いな」と考える街もしくは施設について、その理由とあわせて具体的にお書きください。(300文字以内)
- 自分の個性が滲み出ている写真を1枚ご提出ください。 また自分の個性をPRするキャッチフレーズと、その補足をお書きください。
- 希望コースとその志望理由(100文字以内)
- 学生時代頑張ったこととその活動について(50文字以内)
三井不動産 インターン選考|エントリーシート(ES)設問|24卒
- 身の回りの些細なサービスで「これがなくなっても不自由ないが、環境へのインパクトが大きい」と思われるものを1つ挙げたうえで、そう考える理由をお書きください。
- 将来取り組みたいSDGsの項目
- 三井不動産の事業を一つ選び、当該事業が更なる価値を発揮する『当該事業×●●』を具体的に考えてください。●●を使って、どのように当該事業が良くなるかを理由も合わせてお書きください。※●●はヒト・モノ・コトなんでも構いませんが、「更なる価値」はあなたがワクワクするものをお書きください。(400文字以内)
- 17の目標の中で、ご自身が問題視しているもしくは将来取り組みたいと考えている項目を1項目挙げるとすればどれでしょうか。 また、そのように考える理由をお書きください。(200文字以内)
三井不動産インターン選考のエントリーシートの書き方として、「ガクチカ」「三井不動産の志望動機」といった一般的な設問では、「三井不動産が求める人材像4点(詳しくは上述)」を意識して記載をするとよいでしょう。
- 新しいチャレンジを自ら行う姿勢
- 多くの人をまとめながら成果に繋げられるリーダーシップ
- デベロッパー&三井不動産への納得感のある志望動機がある
- グローバルで活躍する素養がある
「三井不動産の事業をさらに良くするためには」という設問では、「三井不動産に対する企業研究」を行った上で記載をしましょう。
ここで大切なのは「分かりやすさ」です。事業経験の少ない学生にとって、十分な提案を行うことは難しい事は企業も把握しているので、事業に対する関心の強さを分かりやすく伝えることがポイントです。
(難しい設問もあり、学生間の差別化が難しい)ESでは、簡潔に書くこと、分かりやすさが非常に重要だと思いました。
三井不動産のインターン選考|WEBテストの対策法
エントリーシート(ES)提出と同じタイミング(ないしES提出後)に、WEBテスト選考があります。形式はSPIであり、内容は一般的な言語・非言語・英語で、時間は一時間程度です。
SPIのボーダーは(周りの友人に聞いた限り)そこまで高くないという印象でした。
三井不動産のインターン選考|「動画ES・面接」で聞かれる質問と答え方
動画ES提出→面接という順に続きます。動画ESでは、「自己PR」の内容を30秒で説明します。動画ESは事前に下書きを行い、その上で明るい環境で撮影を行うと良いでしょう。通過する「自己PR」の書き方や話し方はこちらにまとめています。
動画ES通過後、面接の案内がきます。
三井不動産 インターン選考|面接の質問|24卒、25卒
- 1分以内で自由に自己PRをしてください
- あなたの個性が伝わる自己紹介を60秒でしてください。
※面接官や、ESに記載した内容によって質問は異なります
インターンの面接の質問はESに沿った内容で進むため、事前にESに書いた内容を見直してから面接に臨みましょう。
インターンの面接での答え方のポイントとして、「三井不動産が求める人材像4点(詳しくは上述)」を意識して記載をするとよいでしょう。
- 新しいチャレンジを自ら行う姿勢
- 多くの人をまとめながら成果に繋げられるリーダーシップ
- デベロッパー&三井不動産への納得感のある志望動機がある
- グローバルで活躍する素養がある
三井不動産のインターンの内容まとめ
三井不動産のインターンは3日間にわたって開催され、30-40名程度が参加します。インターンの内容は主に現地見学およびグループワークであり、社員さんとの交流もあります。
三井不動産のインターンに参加することで企業研究に差がつき、また、インターン参加者で優秀だと判断されると本選考が早期選考で優遇されると言われています。
グループディスカッションの過去のお題としては、「日本橋エリアをより良くするためにはどうすればよいか」「柏の葉エリアをさらに暮らしやすくするにはどのような施設があれば良いか」などでした。
次に、三井不動産の本選考フローに沿って、エントリーシート(ES)や面接など各選考の攻略法を紹介します。
三井不動産の本選考|エントリーシート(ES)で聞かれることと、書き方
三井不動産 インターン選考|面接の質問|24卒、25卒
- あなたが三井不動産を志望する理由と業務職掌を志望する理由をそれぞれお書きください。
- 今までの経験から、あなた自身が社会に出て大切にしたい価値観について、ご自由にお書きください。
- 今のあなたを形成するうえでの重要な経験内容の詳細・経緯、またその経験が、今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのか。 ((1)大学入学前、(2)大学入学後)
- 自分の個性をPRするキャッチフレーズをつけてください。(写真添付)
- 次の中から最も力を入れて活動している/活動していたものを選択してください。(アルバイト、学業、課外活動等の中から選択)その上で、上記について、活動内容をお書きください。(100文字以内)
- 今までの経験から、あなた自身が社会に出て仕事をするうえで大切にしたい価値観について、ご自由にお書きください。(300文字以内)
三井不動産のESの設問において、主に「三井不動産の志望理由」「価値観」「ガクチカ」について聞かれます。これについては、三井不動産が求める人材像4点(詳しくは上述)を意識して記載をするとよいでしょう。
- 新しいチャレンジを自ら行う姿勢
- 多くの人をまとめながら成果に繋げられるリーダーシップ
- デベロッパー&三井不動産への納得感のある志望動機がある
- グローバルで活躍する素養がある
エントリーシート(ES)で記載をした内容は、次の面接でも聞かれます。そのため、面接で突っ込まれることを想定して「分かりやすい」ESを記載しましょう。
三井不動産の本選考|WEBテストの対策法
エントリーシート(ES)に通過すると、次はWEBテスト選考です。三井不動産の本選考のWEBテストはインターンと同様にSPIとなっていて、時間は1時間で、内容は言語・非言語・性格検査・英語です。
WEBテスト(SPI)では、目安として7割以上を確保しましょう。
三井不動産の本選考|「面接」での質問と答え方
WEBテストに通過すれば、次は面接です。三井不動産の面接で聞かれる内容はオーソドックスな質問で、主にガクチカ、自己PR、三井不動産の志望動機などが聞かれ、最後に逆質問という流れです。面接時間はそれぞれ、一次面接、二次面接は20分、最終面接は30~60分です。
二次面接もしくは最終面接前に、モチベーショングラフや他社の選考状況を記入します。
一次面接~最終面接まで、どの選考段階においても、ほぼ同じ質問で進みます。
三井不動産本選考|「面接」で聞かれること
- 自己紹介を行ってください
- (学生時代頑張ったこと)を教えてください
- (学生時代頑張ったこと)をはじめたきっかけを教えてください
- 取り組む上で、困難な状況や苦手だったことはありますか
- どうやって克服しましたか
- 取り組みを通じて、どういった点が成長できましたか
- 不動産業界、デベロッパーを志望している理由を教えてください
- 三井不動産の志望理由を教えてください
- 三井不動産の物件で好きな物件はありますか?
- 三井不動産で好きな物件について、なぜそれが好きかを教えていただけますか
- 最後に自己PRや伝え忘れたことはありますか
- 他社の選考状況を教えてください
- 逆質問
最終面接に進むにつれ、より「志望動機」を深堀りして聞かれます。商社や外資系企業など他業界と比較して「なぜデベロッパーなのか」を明確にし、「なぜデベロッパーの中でも三井不動産なのか」納得感のある回答を行いましょう。
基本的にほとんどの企業では最終面接は意思確認という位置づけですが、三井不動産では最終面接でもしっかりと選考をします。
最後まで気を抜かずに、内定を勝ち取りましょう!
三井不動産|インターン / 本選考対策まとめ
このページでは、三井不動産について気になる方向けに、三井不動産の概要や年収などの待遇情報についてご紹介しました。
また、三井不動産を志望される方向けには、インターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート(ES)/ WEBテスト / 面接突破に向けたコツをご案内しています。
このサイトでは、三井不動産の他にも、人気企業のインターン・本選考対策情報を公開しています。ぜひ、ご覧ください。
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