外資の就活ではハイレベルな学生と競い合う必要があるため、採用のハードルも高くなりやすいです。
少しでも就活をスムーズに進めたい人は、就活サイトを利用することがおすすめです。自分にマッチした就活サイトを活用できれば、正しく選考対策をおこなって効果的に就活を進められるでしょう。
本記事では、外資に強いおすすめの就活サイトやポイント、就活のコツなどを解説します。
関連記事:外資系企業の就活に強い就活エージェント17選!選び方や外資系企業への就職を成功させるコツ
26卒向けにおすすめの就活エージェント | ||
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エージェント名 | 評価 | ポイント |
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外資への就職を目指す人におすすめの就活サイト【エージェント型】
外資への就職を目指す人におすすめの「エージェント型就活サイト」は、以下の6つです。
エージェント型の場合は、専任の担当者がサポートしてくれます。数多くの就活を成功させたプロにサポートしてもらえるため、「よい企業を見つけられるか不安」「外資に受かるポイントは?」といった不安や疑問を解消しながら就活に取り組めるでしょう。
キャリアパーク
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- 平均5回以上の面談を通じた丁寧なサポートが受けられる
- 就活に役立つ対策資料が充実している
- 最短1週間で内定獲得できる
キャリアパークは、平均5回以上という手厚い面談が受けられる就活サイトです。自己分析やES添削、面接対策といったサポートを幅広く提供しており、特別セミナーも利用できます。内定後のフォローまでおこなうため、初めての就職に不安を感じても安心です。
サイトには、自己PR方法や業界ごとの就職情報をまとめた「就活コラム」やES作成で役立つ「ガクチカ作成ツール」「志望動機作成ツール」などの対策資料が充実しています。WEBテスト問題集もあるため、万全の状態で外資就活対策に取り組めるでしょう。
他にも、面接後にフィードバックを受けられたり特別選考フローを紹介してもらったりなど、サポートが充実しています。キャリアパークのサービスを最大限活用することで、最短1週間での内定獲得も可能です。
キャリアパークの評判や利用が向いている人などは、以下の記事で解説しています。
関連記事:キャリアパークの評判は?しつこい?うざい?口コミから利用がおすすめな人を解説
キャリアチケット就職エージェント
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- 独自の選考対策を受けて内定確率を上げられる
- 量より質の就活を実現できる
- スカウトサービスと併用できる
キャリアチケット就職エージェントは、独自の選考対策が受けられる就活サイトです。志望企業ごとのES添削や面接対策を通じ、外資の採用担当者はの視点を踏まえたアドバイスをしてくれます。
担当者にヒアリングをおこない「社内で活躍している人物像」を明確化したうえで紹介するため、就活生が掲げる仕事の軸とマッチする企業を見つけやすいでしょう。何十社もエントリーせずともマッチする企業を見つけられるため、就活の負担を軽減できます。
また、プロフィールの閲覧企業からスカウトが届く「キャリアチケットスカウト」とも併用可能です。自分で企業を探しつつスカウトを待つことで、外資系企業はもちろん、今まで知らなかった優良企業と出会える確率を高められます。
キャリアチケットの評判や利用のメリットなどは、以下の記事で解説しています。
関連記事:キャリアチケットの評判はひどい?しつこい?就活生の口コミからおすすめの利用方法を解説
シュトキャリ
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- 首都圏企業に特化し紹介してもらえる
- 志望企業に合わせた個別の選考対策が受けられる
- オンライン対応しているため地方の就活生も利用しやすい
シュトキャリは、首都圏の企業に特化して紹介する就活サイトです。企業と直接交渉したうえで求人を掲載しているため、筆記試験や書類選考などを省いた特別選考フローも利用できます。
選考対策については、志望企業に合わせキャリアアドバイザーが内容をカスタマイズしながら実施してくれます。企業ごとに「合否を分けるポイント」「合否理由のフィードバック」などを細かく共有してくれるため、改善点を正しく克服し次の選考にチャレンジできるでしょう。
オンライン面談に対応しているため、地方の学生も気軽に利用できます。「外資に興味はあるが首都圏の企業ばかりで受けにくい」と心配を感じる必要もありません。
シュトキャリの評判や利用がおすすめな人などは、以下の記事で解説しています。
関連記事:【徹底調査】シュトキャリの評判と口コミは?実際のアンケートをもとに詳しく解説
ジール就職サポート
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- 大手に掲載されていない独自の優良求人と出会える
- カウンセリング結果をもとに最適な企業を絞り込んで紹介してくれる
- 最短当日に面談を受けられる
ジール就職サポートは、約3,000社(※)の求人から企業を探せる就活サイトです。メーカーや商社、広告、IT、人材など幅広い業界・職種の求人を保有しています。大手サイトに掲載されていない独自の優良求人がメインのため、他では出会えない好条件の外資系企業と出会えるかもしれません。
カウンセリングでは、担当のキャリアアドバイザーが「やりたい仕事」「希望条件」などをヒアリングしたうえで、約3,000社の中から5社ほどピックアップして紹介してくれます。最初から自分自身に合った企業を厳選してくれるため、企業研究の手間を省ける点が魅力です。
面談はオンライン・オフラインの両方に対応しています。最短で即日面談を受けられるため、「外資希望だが就活の流れに少し乗り遅れてしまった」場合も巻き返せるでしょう。
(※)2025年2月時点
ジール就職サポートの評判やメリットなどは、以下の記事で解説しています。
関連記事:【2025年最新】ジール就職エージェントの評判は?メリット・デメリットを徹底解説
キャリアスタート
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- 手厚い面接トレーニングが受けられる
- ミスマッチを防ぐために求人企業のインタビューや調査を徹底している
- 入社後の定着率は92%を誇る
キャリアスタートは、手厚い面接トレーニングが受けられる就活サイトです。志望企業の傾向や学生の特徴などを踏まえたトレーニングをおこなうことで、効率的な選考対策を受けられます。
求人企業については、インタビューや調査を通じ「実際の職場環境」「業務内容」などを正確に把握したうえで就活生に紹介してくれます。そのため、入社後に起こりやすい「思っていた社風と違った」「希望の仕事をやらせてもらえない」などのミスマッチを防止できるでしょう。
また、学生の希望だけでなく、性格や特性なども踏まえ総合的な観点でマッチしそうな企業を紹介することでも、ミスマッチを防止しています。上記の取り組みによって、入社後の定着率は92%を誇っています。
キャリアスタートの評判や活用のコツなどは、以下の記事で解説しています。
関連記事:キャリアスタートの評判はやばい?評判をもとに使うべき人の特徴を解説
LHH就活エージェント
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- グローバル求人を幅広く紹介できる
- 入社後のキャリアも見据えてサポートしてくれる
- 就活ノウハウ系のコンテンツが充実している
LHH就活エージェントは、グローバル求人を含め幅広い企業をチェックできる就活サイトです。運営元のアデコグループのコネクションを活かした企業が豊富なため、「外資でグローバルに活躍したい」人におすすめです。
転職エージェントの運営経験を活かし、新卒入社だけでなく、その後のキャリアを見据えたアドバイスも受けられます。「外資で力を付けて別の業界に挑戦したい」「同じ外資でどんどんキャリアアップしたい」など、長期的な目標を持つ学生にとって役立つアドバイスがもらえるでしょう。
サイト内には、マナーや自己分析方法、自己紹介の注意点をはじめとする基本の知識だけでなく、ChatGPTを活用したガクチカの作成方法など、トレンドを踏まえた就活ノウハウも豊富に掲載されています。
外資就職に強い就活サイト2選
外資への就職を目指す人におすすめの「特化型就活サイト」は、以下の2つです。
外資就活ドットコム
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- 充実した会員限定サービスを利用できる
- スカウト機能を活用できる
- 幅広いイベントを定期的に開催している
外資就活ドットコムは、充実した会員限定サービスを利用できる就活サイトです。以下のような独自コンテンツが豊富なため、情報収集したり悩みを相談したりしながら、効率的に就活を進められます。
- 外資のインターンや本選考情報が定期的に届く
- 業界や職種別に細かくESや体験談をチェックできる
- 外資内定者やOB・OGに直接コミュニティで質問できる
スカウト機能も搭載されているため、待っているだけで優良企業からオファーが届く点も魅力です。とくに外資は採用のハードルが高いため、スカウトも活用し少しでも採用の可能性を上げるとよいでしょう。
外資就活ドットコムはさまざまな就活イベントを開催している点も特徴です。就活に関する座談会はもちろん、「トップIT企業のエンジニアや人事と直接話せる」「学生エンジニアが実践の場でスキルを競う」など、独自性が高いイベントも開催しているため、ぜひ活用しましょう。
公式サイト:https://gaishishukatsu.com/
FactLogic
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- 企業別の対策コンテンツが充実している
- 外資ならではの選考対策向けコンテンツが掲載されている
- インタビュー記事をチェックして働く人のリアルな声を見れる
FactLogicは、選考対策向けのコンテンツが充実している就活サイトです。主要な外資系企業別にESや面接、インターンなどの選考対策情報がまとめられているため、行きたい企業に照準を絞り効率的に選考対策ができます。
ケース問題やフェルミ推定など、外資系企業ならではの選考に向けた対策コンテンツも充実しています。豊富な演習問題が掲載されており、具体的な解説までチェックできるため、解答だけでなく考え方のトレーニングを積んで演習を繰り返せるでしょう。
FactLogicのインタビュー記事では、実際に外資で働く人のリアルな声が掲載されています。経験談をもとに「外資の社風」「求められる人材要件」などを正しくチェックできる点が魅力です。
公式サイト:https://factlogic.jp/
外資への就活を目指す人におすすめの就活サイト【逆求人型】
外資への就活を目指す人におすすめの「逆求人型就活サイト」は、以下の2つです。
逆求人型では、自分のプロフィールやスキル、経験などを見た企業からスカウトが届きます。今まで知らなかった優良企業と出会えたり特別選考フローを利用できたりするため、ぜひ活用しましょう。
OfferBox
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- 19,607社(※)もの企業が登録している
- 東証プライム上場企業が多数登録している
- 統計データに基づいた診断で強みや向いている職種などを可視化できる
OfferBoxは、19,607社もの企業が登録している就活サイトです。外資や情報通信、商社、コンサルなど、幅広い業界・職種の企業が登録しています。外資を含め、自分が選択肢に入れていなかった優良企業からアプローチされることもあるでしょう。また、登録企業のうち「68%」が東証プライム上場企業であるため、安定した大手を目指す学生にもおすすめです。
OfferBox独自の適性診断「AnalyzeU+」では、豊富な統計データをもとに、自分の強み(社会⼈基礎力や次世代リーダー力など)や向いている職種などを可視化できます。「本当に外資が向いているか?」「自己分析のやり方がわからない」人は、ぜひ活用しましょう。
(※)2024年12月時点
OfferBoxの評判や活用のコツなどは、以下の記事で解説しています。
関連記事:OfferBox(オファーボックス)はなぜ人気?気になる評判と選ばれる理由
キミスカ
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- スカウトの種類によって企業の本気度をチェックできる
- オフラインイベントでスカウトされるチャンスがある
- 自分の選考状況をアピール材料に使える
キミスカは、ゴールド→シルバー→ノーマルの順番でスカウトの種類がランク付けされている就活サイトです。スカウトの種類を見れば企業の本気度をチェックできるため、「ゴールドスカウトなので時間を取って対策しよう」など、相手企業の熱量に合わせ効率的に対策できます。
キミスカ主催のオフラインのマッチングイベントにも参加できます。実際に企業担当者と話をしてその場でスカウトを受けられる可能性もあるため、よりマッチ度の高い企業と出会えるでしょう。
また、「株式会社◯◯の最終面接まで進んだ」と、自分の選考状況をアピールするとあなたの価値を評価してもらえる可能性があります。採用担当者からすると「この企業で最終まで進んでいる優秀な人材なら会ってみたい」と客観的に判断できるため、よりスピーディーなマッチングを実現できるでしょう。
外資に強い就活サイトを選ぶ際のポイント
外資に強い就活サイトを選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。
それぞれ詳しく解説します。
求人掲載企業の数をチェックする
求人掲載企業数が多い就活サイトなら、幅広い選択肢から希望条件にマッチした外資系企業を見つけやすくなります。
とくに、外資系企業は成果主義の企業が多いことから、就活でも高いスキルを求められやすいです。そのため、優秀な学生と競い合うことになり、思うように採用されないことが続くかもしれません。
求人掲載企業数が多ければ、不採用だとしても切り替えて別の企業をチェックし応募できるため、就活をスピーディーに進められます。
外資への就職実績をチェックする
就活サイトによっては、外資への就職実績を記載していることもあるためチェックしましょう。
就職実績が豊富な就活サイトであれば、「外資を希望する学生の条件にマッチする企業が多い」「手厚いサポートが受けられる」といった点が期待できます。
サイト内のコンテンツが充実しているかチェックする
就活サイトの中には、就活で活かせるさまざまなコンテンツが充実しているサービスもあります。
たとえば「外資就活ドットコム」なら、内定者コミュニティをチェックできます。内定者や社会人OB・OGに就活の悩みや選考のコツなどを質問できるため、合格者の視点でリアルな情報を教えてもらえるでしょう。
「FactLogic」なら、フェルミ推定やケース面接など外資独自の選考に関する記事がまとまっているため、知識のインプットに適しています。
上記のようなコンテンツを活用することで、業界や選考への理解を深め、就活を有利に進められるでしょう。他にも、内定者の体験談や社員インタビューなどを掲載しているため、ぜひチェックしてください。
説明会や就活講座などイベントの幅広さをチェックする
求人企業の説明会や就活講座などのイベントを開催している就活サイトもあります。
たとえば「キャリアチケット」なら、グループディスカッションや業界研究など、本格的に就活をはじめる際に知っておきたい知識を学べるセミナーが充実しています。
「キャリアパーク」であれば、社長や採用責任者クラスと直接つながれるマッチングイベントを開催しているため、よりスピーディーに選考を進められるでしょう。
こうしたイベントを活用すれば、選考を有利に進めたり、外資就活で必要なスキル・知識を効率的に身に付けたりできます。難易度が高い外資就活を勝ち抜くために、積極的に活用しましょう。
内定獲得に向けたサポートの手厚さをチェックする
就活サイトでは、求人企業への応募や選考対策などは自力でおこなうことが一般的です。しかし、中には担当者のサポートが受けられる就活サイトもあります。
たとえば、シュトキャリやジール就職エージェントなどエージェント型の就活サイトであれば、専任の担当者から以下のようなサポートが受けられます。
- 希望条件のヒアリング
- 履歴書の添削
- 模擬面接の実施
多くの就活を成功させてきたプロのサポートを受けられれば、希望の企業へ就職できる可能性も高まります。
「自力で進められるか不安」「自分にマッチする企業がわからない」人は、サポートが手厚い就活サイトの利用がおすすめです。
26卒向けにおすすめの就活エージェント | ||
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エージェント名 | 評価 | ポイント |
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外資へ就職するメリット
外資へ就職する主なメリットは、以下のとおりです。
成果を出せれば昇給・昇格しやすい
外資系企業は、成果主義を掲げることが一般的です。年次ではなく個人の成績がメインの評価項目となるため、若くても成果を出せれば昇給・昇格が望めます。
年功序列では、ある程度の年数が経過しないと昇給・昇格が見込めないため、「若い間にどんどん出世して力を付けたい」「早くからお金を稼ぎたい」人は魅力がおおきいでしょう。
海外で働ける可能性もある
外資は海外にも法人を構えているため、実力を示せれば海外支社などで働ける可能性があります。異国の言語や文化、商習慣などに触れながら新鮮な環境で働けるため、「価値観の幅を広げたい」「留学経験を活かして活躍したい」人におすすめです。
また、海外の駐在として働き高い成果を残せれば、帰国後に出世できる可能性もあります。そのため「自分のスキルを高めてキャリアの幅を広げたい」人にとっても、海外で働けるのは魅力的でしょう。
メリハリをつけて働きやすい
外資では、仕事の過程より「効率的に高い成果を残せたか?」を重視している傾向にあります。そのため、業務自体はハードかもしれませんが、成果さえ出せれば休日にはしっかり休めます。
もちろん、繁忙期に突入したり激務なプロジェクトに参画したりすれば、残業することもあるでしょう。
とはいえ効率よく業務を遂行したことが評価のベースにあるため、業務で明確な成果を出せれば、プライベートも大切にできるでしょう。
裁量権が大きく自由に働きやすい
日系企業では、上司の指示を受けチームで意思決定しながら仕事を進めることが一般的です。とくに、新卒でいきなり大きなプロジェクトの責任者を任されることはあまりないでしょう。上司の下で指示を受けながら、少しずつ仕事を覚えていくことがほとんどです。
一方の外資では、個人に与えられる仕事の裁量権が大きい傾向にあります。そのため、仕事の進め方や業務の優先順位、予算、業務内での判断などを自由に決められる点が特徴です。
成果さえ残せれば周囲のペースに合わせて仕事をする必要がないため、「自分の判断で仕事を回したい」と積極性の高い人には魅力的でしょう。
幅広い業務をこなして成長できる
業界にもよりますが、外資系企業ではプロジェクトを通じて、以下のように幅広い業務に取り組みます。
- 営業戦略を設計する
- クライアントと交渉する
- 海外の商習慣を理解する
- 海外のメンバーをマネジメントする
- 社内の同僚と英語でコミュニケーションを取る
- 事務処理をおこなう
幅広い業務への対応が求められるため、必然的に交渉能力やロジカルシンキング、英語力、事務処理能力など、さまざまなスキルを身に付けられます。
外資のハードな業務を乗り越え高いスキルを身に付けられれば、より好条件な企業へ転職し大幅なキャリアアップを実現できるでしょう。
外資へ就職するデメリット
外資へ就職するデメリットとしては、主に以下が挙げられます。
成果を残せなければリストラされるケースがある
日系企業では、新卒をじっくり育成する前提でポテンシャルを見極めて採用することが一般的です。また、企業が従業員を解雇する際も「一般的に見て妥当な理由がなければいけない」「30日前に解雇予告をしなければいけない」といったルールがあるため、よほどのケースでなければリストラの心配はないでしょう。
一方で外資系企業はは実力主義の企業が多く、真面目に目立ったトラブルを起こさず勤務していても、成果を残せなければリストラされることも珍しくありません。社会情勢の変化によって、本社からいきなりリストラを通達されることもあります。
もちろん、国内の外資には日本の法律が適用されるため、必ずしもすぐリストラされるわけではありません。とはいえ純粋な日系企業よりは、成果を出せない人はリストラ対象となりやすいため、人によっては過剰なプレッシャーを感じるかもしれません。
【参照】労働契約の終了に関するルール|厚生労働省
英語力が求められる
外資の仕事では、海外の支社に駐在したり現地のクライアントと英語でやり取りしたりするケースもあります。
現地の習慣や法律を理解し、ビジネス用語も交えながら意見を明確に提示したりディスカッションしたりするため、高い英語力が求められるでしょう。多国籍な従業員が在籍する場合は、社内の上司や同僚とも英語でやり取りする必要もあります。
「海外での生活経験がある」「ビジネス英語をすでに勉強している」人でない限り、入社後に業務に慣れながらビジネス英語も勉強しなければならないため、ハードワークになるでしょう。
日本から事業撤退することがある
外資系企業において、日本国内の企業はあくまでも「支社のひとつ」というケースが一般的です。そのため日本法人の業績が悪ければ、事業規模を縮小したり撤退したりすることもあります。
日系企業であれば、別のグループ会社へ転籍するなどの救済措置が取られますが、外資系企業の場合はそのまま解雇されることもあるため要注意です。
外資系の雰囲気に馴染めない可能性もある
企業の文化や本社がある国などによっても異なりますが、一般的に外資系では以下のような人が働く傾向にあります。
- ハードワークに耐えられる体力がある人
- 立場に関係なく自分の意見をはっきり伝えられる人
- 自分の成果をアピールできる人
- わからない部分や疑問点を自分で解決できる人
自発的に動ける人材や意見を明確に共有する文化が多いため、「自分の気持ちを察してほしい」「意見を調整しながら慎重に仕事を進めたい」「0から仕事の進め方を教えてほしい」人には不向きかもしれません。
外資系企業の就活スケジュールの一例
外資系企業の就活スケジュールの一例は、以下のとおりです。一般的な日系企業より早く就活が進むため、乗り遅れないよう注意しましょう。
より具体的なスケジュールは、必ず志望企業ごとにチェックしてください。
大学3年の6〜7月:サマーインターンのエントリー
外資の就活は、大学3年の6〜7月の「サマーインターンのエントリー」からはじまります。サマーインターンは、実質選考の一部として実施されることが一般的です。
インターンで自分の実力を示せれば、早期選考フローに乗れたり早々に内定を出してもらえたりするケースがあります。そのため、外資への就職を狙うなら、志望企業で実施されるサマーインターンを積極的にチェックしましょう。
インターンにエントリーする際は、以下の点を意識してまとめることが大切です。
- 企業が求める人材と自身の強みが一致するところをアピール
- 学生時代頑張ったことを用意する
- インターンシップの志望動機を用意する
具体的なまとめ方や添削のポイントなどは、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【26卒】インターン選考|通過率が上がるエントリーシート(ES)の書き方
大学3年の8〜9月:サマーインターンへの参加
エントリーが完了したら、サマーインターンへ参加しましょう。外資のインターンは、約1ヵ月の長い期間にわたって実施される傾向にあります。企業の従業員と一緒に実務に取り組むことが一般的です。
実務へ取り組む姿勢やスキルなどを見て、「どのくらい活躍できそうか?」「自社とマッチしているか?」などをチェックされます。実質的に選考の一部であるため、与えられた業務や課題に真剣に取り組むことが大切です。
サマーインターンと並行し、本選考に向けて以下のような対策も進めましょう。
- フェルミ推定やケース面接など外資独自の本選考への対策
- エントリーシートのブラッシュアップ
- 業界・企業研究
- Webテストの勉強
- 時事ネタの収集
サマーインターンが終わると、早期選考やウィンターインターンなどがはじまり、なかなか情報収集の時間を取れないため早めに行動しましょう。
大学3年の10〜12月:インターン参加者への早期選考や説明会
サマーインターンが終わると、参加者向けの早期選考や説明会が本格的にはじまります。
早期選考で落ちると本選考に参加できないケースが多いため、サマーインターン期間中に事前準備を整えることが重要です。また、興味がある企業の説明会は積極的に参加し、最終的に選考を受ける企業を決めましょう。
さらに、翌年あたりから本格化する本選考に向けて、ES作成やWebテストの勉強にも注力してください。実務的な能力があっても、Webテストなどで足切りされては、今までの対策を活かせない可能性があります。
とくにWebテストは、企業によって種類が異なるため、事前に情報を集めて正しく対策することが大切です。具体的な種類や見分け方などは、以下の記事で解説しています。
あわせて読みたい:WEBテスト21種類の見分け方をURL付きで解説!導入企業も紹介
大学3年の翌1〜2月:本選考&ウィンターインターン
年が変わったあたりから、本選考やウィンターインターンが本格的にはじまります。
早期選考で内定者がいれば本選考の枠はさらに狭くなります。そのため、ケース面接やフェルミ推定など、外資系企業独自の選考について対策を立てておきましょう。
就活サイトのエージェントやOB・OG、大学のキャリアセンターの担当者などと一緒に模擬面接を繰り返し、フィードバックをもらうことがおすすめです。
ウィンターインターンも実質的な選考フローに組み込まれていることがあるため、業務を通じ高い成果を残せるよう意識しましょう。
大学3年の3月:内定
高い倍率を潜り抜け、自分の実力を示すことができれば無事に内定が出されます。複数社から内定を受けた際は、具体的な条件や希望のキャリア、職場の環境、社風などを総合的に考慮し、自分にマッチした企業を選びましょう。
内定を辞退する場合は、内定承諾前になるべく早めに企業へ伝えましょう。企業は学生の採用に多くのコストと時間をかけているため、入社しない場合も最後まで誠実に対応することが必須です。
内定を辞退する際のマナーや例文などは、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【マナー5選】上手な内定の断り方を成功&失敗談つきで徹底解説!
就活サイトを活用して外資へ就職するコツ
就活サイトを活用する際は、以下のコツを意識しましょう。
自己分析で強みやスキルを洗い出しておく
就活では、必ず自己分析で自分の強みやスキルを洗い出しましょう。アピールポイントを明確化しておくことで、自分自身の魅力を効果的に伝える方法を踏まえ、自己PRや志望動機を考えられます。
とくに外資系の就活では、ハイレベルな学生と競い合うことになります。そのため、「留学経験があるため実践的な英語を使える」「在学中に起業して成果も残した」など、他の学生より目立つ強みやスキルを洗い出しておくことが重要でしょう。
英語力を磨いておく
外資系企業の仕事では、社内外を問わず英語でやり取りする機会が多くあります。そのため、在学中から英語力を磨くことが大切です。
入社後にも勉強できますが、学生の間にある程度の英語力を身に付けておくことで、働き出してからスムーズに業務に取り組めます。
また、就活においても「外資へ入社するために努力している」と好印象を与えられるでしょう。
英語を磨くのであれば、留学したりTOEICで高得点を獲得したりすることがおすすめです。
業界・企業研究を入念におこなう
就活では、業界および企業研究を実施することが大切です。「外資で求められるスキル」「志望企業の採用要件」などを把握しておけば、選考において正しい方向性で自分のスキルや経験をアピールできます。
たとえば、志望企業が「英語力が高い人材」をメインの要件として掲げているのであれば、留学経験やTOEICの点数など自分の語学力を中心に据えて自己PRするとよいでしょう。
また、外資系企業の具体的な仕事内容や働く環境などを把握しておけば、入社後に「自分のイメージしていた業務と違った」などのミスマッチが起きることを防げます。
とくに、新卒は社会人経験が少ないため、なおさらイメージだけで業界や企業を決めないように注意が必要です。
面接練習を繰り返す
就活の面接では、「志望理由は?」「入社後にどんな仕事をしたいか?」「気になるニュースは?」など、よく聞かれる質問があります。
対策本も多数販売されているため、そうした情報をもとに志望先の傾向に合わせて回答を練り上げ、本番までに面接練習を繰り返しましょう。
就活サイトのエージェントやOB・OGなどと一緒に練習し、回答の内容や話し方、目線、姿勢などを細かくフィードバックしてもらい、本番で落ち着いて対応できるよう準備することが大切です。
とくに外資系の就活では、学生の論理的思考力を即興で試す「ケース面接」という独自の選考が実施されます。たとえば「店舗の売上を2倍にする方法」「ドライバー不足を解消する解決策」といった問題が出題されます。
一見すると難しく思えますが、正しいやり方で何度も実践練習しておけば、本番での対応力を身に付けることが可能です。
面接対策におすすめの本については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:【25卒必見】おすすめ面接対策本・参考書5選!面接突破のコツも解説
インターンに参加しておく
外資系企業の就活では、インターン参加が求められる企業があります。インターンへ参加し企業へ実力をアピールできれば、特別な選考フローへ参加できたり早期に内定を獲得できたりします。
実質「インターンの選考=本選考」ともいえるため、積極的に参加を検討しましょう。
志望企業の選考スケジュールを早めに確認する
外資系企業の就活スケジュールは一般的な日系企業より早いため、最初に確認しましょう。以下の流れで進むことが一般的です。
- 大学3年の6〜7月:サマーインターンのエントリー
- 大学3年の8〜9月:サマーインターンへの参加
- 大学3年の10〜12月:インターン参加者への早期選考や説明会
- 大学3年の翌1〜2月:本選考&ウィンターインターン
- 大学3年の3月:内定
周りの就活生と同じペースで進めてしまうと、早い段階で希望する外資系企業への切符を逃してしまうかもしれません。
「就活サイトでこまめに求人をチェックしておく」「同じ外資希望の学生とつながりを持っておく」などの方法で、スケジュールに乗り遅れないよう注意しましょう。
最後に|就活サイトを活用して外資への就職を成功させよう
外資系企業は成果主義であることが多く、就活でもハイレベルな学生と競い合うため、採用のハードルは高くなりやすいです。
そうした中で就活を成功させるには、就活サイトを活用するのがおすすめです。就活サイトを活用することで、外資独自の選考対策に取り組んだり求人を手軽にチェックしたりしながら、就活を効率的に進められます。
より就活サイトを有効活用する場合は、「自己分析で強みやスキルを洗い出しておく」「英語力を磨いておく」「インターンに参加しておく」などのポイントも抑えることが重要です。
今回紹介した就活サイトも参考にしながら、自分の希望や性格、理想のキャリアなどにマッチした企業を見つけましょう。
26卒向けにおすすめの就活エージェント | ||
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エージェント名 | 評価 | ポイント |
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