就活スケジュール
- 24卒の就活っていつから始めれば良いのかわからない…..
- どんなスケジュールで何から始めるべき?
- 内定までにどんな準備をしなくてはならないのだろう?
このように24卒の就活について、わからないことや不安を抱えている人もいるのではないでしょうか?
結論として、早めに行動しておくことでスムーズに就活を進めることができます。
この記事では、24卒の就活スケジュールや最近の企業の傾向、就活が始まる前の事前準備まで詳しく解説します。
本記事を読めば、内定までの就活の流れや就活をスムーズに進められる事前準備がわかり、今からやるべきことが明確になりますよ。
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24卒の就活開始時期は今まで通り
24卒の就職開始時期は、今のところ例年通りで大きな変更点はありません。
共同通信によると、「政府は29日、就職活動日程に関する関係省庁連絡会議を開き、2024年に卒業する学生の就活ルールについて、広報活動を3月以降、採用選考活動を6月以降、内定を10月以降とする現行日程を維持することを決めた」と説明しています。
しかし、外資系企業やIT系企業などでは早めに採用活動を行っているところもあるため、日頃から情報収集は怠らないようにしましょう。
24卒はさらに就活が早期化することが予想される
年々就活は早期化してきており、24卒はさらに就活が早期化することが予想されます。
前述した政府が発表している就職活動スケジュールは、あくまで目安であり、実際にはこれよりも早い就活スケジュールで進んでいる企業も存在します。
そのため、自分の志望している企業の就活スケジュールの動向を追っていくことが大切です。また、ぎりぎりになってから就活の準備を始めるのではなく、3年生のうちからできることをしていきましょう。
24卒の大まかな就活スケジュール
24卒の就活の大まかなスケジュールは、以下の表を参考にしてください。
2022年4〜6月 | 就活の情報収集を開始 |
2022年7月〜9月 | サマーインターンに参加、業界・企業研究の開始 |
2022年10〜2023年2月 | 秋・冬インターンに参加、本番準備を開始 |
2023年3月〜 | 採用情報解禁 |
2022年6月〜 | 本採用スタート |
ここでは24卒の大まかな就活スケジュールを解説します。企業によって就活スケジュールに若干の違いがあるため、しっかり自分の志望する企業の就活スケジュールを確認し、乗り遅れないようにしましょう。
2022年4〜6月:就活の情報収集を開始
4〜6月は就活の情報収集を始めましょう。
4〜6月はサマーインターンシップの情報が公開されます。24卒向けの就活サイトや、インターンシップサイトで一部情報解禁が始まり、並行して就活イベントやセミナーも開催されるようになります。
大手就活サイトであるリクナビ2024やマイナビ2024は、例年6月1日から本格的にインターンシップの情報を公開開始します。気になる企業のサマーインターンシップは、できるだけ応募しましょう。
2022年7〜9月:サマーインターンシップに参加、業界・企業研究の開始
7〜9月はサマーインターンシップに参加しつつ、業界・企業研究を進めましょう。
年間を通して、夏が一番多くインターンが実施され、期間は1日だけの1dayから1カ月に及ぶものまでさまざまです。中には採用直結型インターンも存在し、参加することで内定のチャンスを増やせますよ。
また、インターンシップと並行して自分が気になっている業界・企業研究を行いましょう。業界・企業についての知識をつけたうえで、インターンシップ先の社員さんと意見交流をするとより知識を深められます。
サマーインターンの概要や参加メリットについては、以下の記事もあわせて参考にしてみてくださいね。
2022年10〜2023年2月:秋・冬インターンシップに参加、本番準備を開始
10〜2月では秋・冬インターンシップが実施されるため、夏に参加できなかった企業がある場合はこちらで参加し、同時に本番準備も進めていきましょう。
外資系やマスコミ系、ベンチャー企業などの一部企業では、24卒の早期選考が始まります。志望する企業の採用活動スケジュールは、しっかりHPや大手就活サイトで確認しましょう。
秋・冬インターンシップに参加することで、働くという漠然としていたイメージが少しずつイメージできるようになってきます。
また、3月の採用情報解禁までの最後の本番準備期間といえるため、ES対策や面接対策も完璧にしておきましょう。
秋インターンのスケジュールや参加メリットについては、以下の記事を参考にしてみてください。
2023年3月〜:採用情報解禁
2023年3月から就活ルールに則った、企業の採用情報が解禁されます。
合同説明会や企業説明会、ESの受付も開始され、一部の企業では内々定が出ることもあるでしょう。内々定とは内定が内々に決まっているという意味であり、「10月に内定を出す」ということになります。
2023年2月頃から秋・冬インターンの参加企業からイベントや、面談などの案内が来るため非常に忙しくなります。
そのため、3月時点で準備不足という事態にならないように2023年1月までに自己分析や業界・企業研究を終わらせておくことが理想です。
2023年6月〜:本採用スタート
就活ルールに則った企業では、6月から面接や筆記試験など本選考が始まり、徐々に内々定が出始めます。
一年を通じて採用を行っている通年採用企業、夏休み以降に採用を開始する秋採用企業もあるため、採用スケジュールはあくまでも目安です。
就活の目的はただ内定をもらうことではなく、自分に合った企業と出会うこと。人によっては何十年もその企業で働くことになるかもしれません。
目前の内定にばかり意識を取られないで、長い目でその企業が本当に自分に合っているのかを考え、納得のいく就活にしましょう。
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最近の就活の傾向を知っておこう!
新型コロナウイルスの影響で最近の就活の傾向が変化しており、ここでは以下の4つの傾向を紹介します。
就活の4つの傾向
- 企業の採用早期化が目立っている
- 長期インターンシップに参加する学生が増えている
- コロナ禍により就活がオンライン化している
- 早めに就活を始める人が増えてきている
特に就活のオンライン化と早期化が目立っており、それに合わせた準備をしておく必要があります。それぞれ解説していきます。
企業の採用早期化が目立っている
政府が発表している就活活動スケジュールは目安にすぎず、ここ最近では就活解禁を待たずして早いうちから採用を始める企業が増えてきています。
元々IT系や外資系などの早くから内定を出す企業は存在してますが、他の企業でも全体的に早期化が進んでいます。
夏から始まるサマーインターンシップから就職活動はスタートしています。参加した学生を早期選考会や、社員との座談会への案内を行い、優秀な学生に早めに内定を出す動きが増えています。
インターンシップや通年採用などを通じて、優秀な学生を囲い込む企業も存在しており、中には3年生のうちから内定を出す企業もあります。
自分の志望する企業の就活スケジュールをしっかり確認しておき、乗り遅れないようにしましょう。
長期インターンシップに参加する学生が増えている
アルバイトの代わりに長期インターンシップに参加する学生が増えています。新型コロナウイルスの影響で、学生生活に大きな影響を受けた大学生は多いでしょう。
それにより、授業がオンラインになったり、サークルやクラブ活動が休止になったり、アルバイトのシフトに全然入れないといった学生が増えました。
このような状況から空いた時間で、長期インターンシップに参加する学生が増えています。
長期インターンシップでは実際に他の社会人と同じように働き、その対価として給料を得ます。
実践的な業務が経験できるほかに、就職で長期インターンシップの経験が有利に働いて、他の学生との差別化につながりますよ。
長期インターンシップに参加している学生は徐々に増加してきており、気になった方はぜひ一度参加してみるのもおすすめです!
長期インターンの探し方については、以下の記事を参考にしてみてください。
コロナ禍により就活がオンライン化している
新型コロナウイルスの影響で人が大勢集まるイベントや説明会の開催が困難になり、Web説明会やWeb面接といった就活のオンライン化が進みました。
オンライン化のメリットとして、以下のような内容があげられます。
就職のオンライン化メリット
- 交通費がかからず、全国の企業を気軽に受けられる
- 家のため緊張感を持たずに参加できる
- 面接の直前まで準備ができる
企業側としても、会場の制限がないため多くの学生に参加してもらえるといったメリットがあります。
21卒からオンライン化が進みましたが、以上のメリットから22卒、23卒でも同様に行われているため、24卒でもオンライン化が想定されます。
そのため、オンラインを想定した面接練習などの準備を進めておくといいでしょう。
早めに就活を始める人が増えてきている
年々早めに就活を始める人が増えており、24卒はさらに早めに就活が始まるでしょう。早まった原因として、新型コロナウイルスの影響があります。
21卒や22卒の人たちは新型コロナウイルスの影響により、就活で大きな影響を受けました。
採用をストップした企業や採用スケジュールの変更などで、政府の発表している就活ルールにそぐわない就活の形になった企業が多数ありました。
これにより、自分が志望していた企業の採用情報や応募状況が、変更になることもあるでしょう。
この変更を鑑みて、事前準備を早めにしようと考える学生が増え、それに伴いインターンシップに多数参加する、業界・企業研究を早めに行う学生が増えています。
24卒の就活が始まるまでにやっておくといいこと
24卒の就活が始まるまでに、やっておくといい事前準備が7つあります。
自分の志望する企業の就活スケジュールから、やるべきことを逆算してすべての準備を終わらせられるように計画を立てていくといいでしょう。
就活は事前にどれだけ準備をしたかによって、その後の就活がスムーズに進むかが決まります。本番直前に「間に合わなかった」とならないように注意しましょう。
学業に力を入れる
学業に力を入れることは、就活にも有利に働きます。
企業の中には成績証明書の提出を求めることもあるため、単位の取得状況が良くないと、企業側も内定に踏み切れないといった事態になりかねません。
また、成績が良くないと就職後に「自社でも真面目に取り組んでくれるのだろうか」と判断されてしまうこともあるでしょう。
成績が原因で内定を逃すということにならないよう、日頃から授業をしっかり受け、単位を取得しましょう。
部活動やアルバイトなどに力を入れる
学業だけでなく部活動やアルバイトにも力を入れておくと、勉強だけでは得られない経験ができ、就活の自己PRになります。
部活動やアルバイトの経験の有無が、選考に影響することは基本的にありません。しかし、それらの経験があるとコミュニケーション力や価値観を伝えやすく、企業側もイメージがしやすいでしょう。
ただ「部活動やアルバイトをしていた」ではなく、「どのような目標を立て、どう達成したのか」など自分が成長したエピソードがあると良いでしょう。
インターンシップに参加する
インターンシップに参加すると、業界・企業・職種の理解を深められ、就活をする際に大いに役立つでしょう。
インターンシップに参加するメリットとして、以下の3つがあります。
インターンシップの参加メリット
- 業界研究や企業研究についての理解を深められる
- 就職活動を有利に進められる
- 実際に社会人として働くイメージをつかめる
インターンシップを開催する企業は年々増えてきており、1日だけ参加する1dayプログラムから3カ月を超える長期プログラムまでさまざま。
中には本選考に直結するインターンシップも存在しており、参加すると就職活動に有利に進められます。
また、実際に社会人として働くことで、就職した際の理想と現実の乖離を避けられるでしょう。
インターンシップの参加メリットについては、以下の記事を参考にしてくださいね。
SPIなどの試験対策をする
内定を得るためにSPIなどの試験対策も早いうちからしておきましょう。
SPIとはリクルートが提供してる適性検査の名称であり、受験者の「性格」や「能力」を測り、自社が求める人材にマッチする人かどうかを判断します。
大手の企業ほどSPIや、企業独自の試験結果によって足切りを行う可能性があります。足切りされなかったとしても、多くの企業で何かしらの試験を実施する可能性が高いため、特徴や傾向は把握しておくようにしましょう。
SPI対策は就活を有利に進めていくには必須のことであり、対策のレベルで就活の成功率も変わってきます。
本選考でSPIを受ける時期は、就活解禁である3月後半から5月前半であることが多いでしょう。
念入りに対策をするなら、遅くとも3年の12月後半頃から対策を始めた方が良いですが、学習には時間がかかります。
特に文系で数学が苦手な人は、少しでも早く対策するのがおすすめです。
SPIの具体的な対策や突破のコツについては、以下の記事も読んで臨みましょう!
自己分析をする
自分の今までの人生を振り返り、強みや弱み、能力、将来求める姿を理解するために自己分析をしましょう。
自分を客観的に見つめ、強みや弱み、好きなことなどを把握しておくことで、就活の軸や企業選びの軸を定められるようになります。これにより、自分に合った企業を見つけやすくなるでしょう。
また、自己分析をしっかり行えば面接での回答にブレがなくなり、説得力のある話ができます。
入社後に「思っていた会社と違った」と入社前とのギャップを感じてしまう人も多いです。
企業とミスマッチがないように、3年生のうちからガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や学生時代を振り返り、自己分析をしておきましょう!
自己分析の詳しいやり方は、以下の記事を参考にしてみてください。
業界・企業研究をする
自己分析や企業選びの軸を考えたら、興味のある業界・企業研究をしましょう。
業界・企業研究とは、さまざまな業界・企業についての情報を集め、それぞれの特徴を明らかにすることです。
業界研究ではビジネスモデルや仕事内容について、企業研究ではその企業での職種や、求められる人材について調べておくといいでしょう。
業界・企業研究をする理由として、現実と理想の違いを把握するためと、説得力のある自己PRや志望動機を作成するためです。
ある業界・企業について知っているつもりでも、業界・企業研究をしてみると知らない新しい一面があったり、想像と全く違ったりということもあるでしょう。
業界・企業研究をしておくと、このような現実と理想の差を埋められます。
企業研究の具体的なやり方とコツについては、以下の記事を参考にしてみてください!
志望業界や企業のOB/OG訪問をして話を聞く
志望業界や企業のOB/OG訪問をすることも有効です。
OB/OG訪問では、実際に働いている社員から話を聞くことができ、志望する業界・企業についてより理解を深められます。
インターネットから得られる情報には限界があり、信憑性にも欠ける部分が存在するでしょう。実際に自分の志望する企業のOB/OG訪問を行えば、企業の雰囲気や事業内容などを具体的に知ることができます。
説明会やHPを参考に作成した志望動機よりも、実際に社員の方に話してもらった経験談や実感を踏まえた志望動機の方が、説得力と熱意がこもったものになるでしょう。
また、OB/OG訪問を行うと他の大学生との大きな差別化を図れるため、Matcherやビズリーチキャンパスなどのサービスを使って聞くといいですよ。
OB/OG訪問するメリットや質問内容に関しては、以下の記事も参考にしてみてください!
早めにスタートを切って24卒の就活に備えよう!
就活では早めに準備をすることが何よりも重要で、今からできることを少しずつからでも始めて、周りの学生と差別化を図っていきましょう。
特に自己分析と業界・企業研究はすぐに始められるので、時間がある3年生のうちに進めるのがいいですよ。
また、年々就活は早期化しているため、乗り遅れないよう自分の志望する企業の就活スケジュールを確認して、計画を立てていきましょう!
就職活動は内定をもらうのがゴールではありません。新卒で入社した企業と長い人生を共にすることもあるでしょう。
目先の内定ばかりに気を取られず、最終的に「この企業で働きたい」と心から思える企業に入社することが大切です。
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