- 就活でメンタルが崩壊しそうでつらい
- 就活でボロボロのメンタルの保ち方を知りたい
- 就活でメンタルが崩壊したあと、どうすればいいか知りたい
就活生の中には、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?しっかりと準備と対策をして臨んだ就活でも、うまくいかないことも。慣れない就活に不安や悩みはつきものです。
本記事では、メンタルが崩壊する理由やなりやすい人の特徴について解説します。さらに、メンタルが崩壊したときの対処法やメンタルの保ち方についても幅広く紹介。
この記事を読めば、就活でメンタルが崩壊しそうでつらい状況でも、メンタルを保ちながらモチベーションを維持し、就活に臨むことができますよ!
就活でメンタルが崩壊する人はあなただけではない
就活中にメンタルが崩壊する人は、あなただけではありません。さまざまな理由から、就活中にメンタルがボロボロになっている人はいます。
企業からの不採用通知が届くと、自分自身や今までの行動や経験が否定された気持ちになり、落ち込む就活生は多いものです。
自分だけがつらいと思わず、なぜ不採用だったのか分析し、今取るべき行動を冷静に見直しましょう。
就活中にメンタルが崩壊する理由
就活中にメンタルが崩壊する理由を5つ紹介します。
メンタルが崩壊する理由を知り、冷静に自分を見つめ直しましょう。
就活がうまくいかないから
就活がうまくいかなければ、誰でも落ち込みます。時間をかけて対策しても選考で落ち続けると、就活に対するモチベーションが下がってしまいます。
不採用通知は、「自分が否定された」気持ちになり、結果としてメンタル崩壊につながるでしょう。
特に選考準備に力を入れた志望度の高い企業や、連続して何社も落ちるとショックが大きく、なかなか立ち直ることができません。
不採用には対策不足や準備不足、その他さまざまな理由がありますが、企業と合わなかっただけという理由もあります。
メンタルが崩壊してしまうと、冷静に不採用の理由も分析できず、次回への対策もできないまま落ち込むことになります。
第一志望の企業や最終面接で落ちたから
第一志望の企業や最終面接で落ちれば、ダメージが大きくメンタルがボロボロになるのも無理はありません。
第一志望の企業には思い入れが強く、入念に対策を行っているものです。その分、不採用になったときのショックは大きく、立ち直るのに時間がかかります。
また、一次面接や二次面接と違い、最終面接で落ちると精神的ダメージは大きいでしょう。
就活生の中には、最終面接は入社の意思確認だけと考えている人も多いですが、最終面接の通過率が半数以下の企業もあります。面談のような気持ちで臨むと受からないこともあるので、注意しましょう。
最終面接でもしっかりとした対策が必要で、もしできていなければ見直しが必要です。
周りが内定をもらって結果を出しているから
周りが内定をもらっていて自分だけ内定をもらっていないと、比較して落ち込んでしまいます。就活はほぼ同じタイミングで始まるため、どうしても周りの状況が気になるものです。
特に最近ではSNSで周りの人の就活状況を知ることができ、比べる機会が多くなっています。周りと比べて生じる焦りや不安は、メンタル崩壊につながるでしょう。
業界によって選考のスピードやタイミングも違いますし、早く内定をもらえればいいわけではありません。
就活は自分との闘いです。内定をもらった就活生と比べるのではなく、良いところを吸収し、マイペースに行うことが大切です。
自己分析の結果で落ち込んでしまったから
自己分析をして、その結果に精神崩壊してしまう人もいるでしょう。就活において自己分析は必要不可欠です。
自己分析の結果、以下のような理由でメンタルが崩壊してしまうことも。
- 短所ばかりが目につく
- アピールできる部分がない
- 話せる経験がない
自己分析で落ち込んだ場合、周りの人に自分の性格や良いところを聞いてみるといいでしょう。自分では気付かなかった性格や長所が見つかり、新たな発見があるかもしれません。
5.面接で厳しいことを言われたから
面接官に面接で厳しいことを言われると、心が傷つきメンタルが崩壊しそうになります。
たとえば、以下のように否定的なことを言われると精神的ダメージは大きいです。
- この会社に向いていない
- 質問の答えになっていない
また威圧的な態度で面接をされると、圧迫面接と感じることもあるでしょう。面接官が厳しいことを言う場合、就活生を試している可能性もあります。どのように対応するのかや本音を知りたいことも。
厳しい言葉を言われるとメンタルがボロボロになりがちですが、冷静に対応しましょう。
就活でメンタルがボロボロになりやすい人の特徴
就活でメンタルがボロボロになりやすい人の特徴を3つ紹介します。
自分に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
大手や有名企業にこだわっている人
大手や有名企業にこだわっている人は、落ちてしまったことに対するショックが大きく、ストレスがたまりやすいです。
知らない間に自分にプレッシャーをかけていることも。そのため、他の人よりもメンタルが崩壊しやすくなるでしょう。
大手や有名企業は目指す人も多いため、倍率も高くなり落ちる確率も高いものです。もし大手企業や有名企業ばかり受けていて、良い結果が出ない場合は、中小企業やベンチャー企業に目を向けるのもおすすめです。
大手企業にこだわっている人は、大手病に陥っている可能性も。大手企業の内定が取れず悩んでいる人は、以下の記事も参考にしてみてください。
目標が高過ぎる人
自分では気付いていないが、実は目標が高すぎる場合もあります。
目標が高すぎると、内定が取りづらくなることも。自分では気付いていない分、なぜという気持ちが焦りや不安となり、精神崩壊につながります。
高い目標が悪いわけではありませんが、まずは達成できそうな目標を設定し、一歩ずつ進みましょう。
人に相談せず自分だけで就活を進める人
人に相談せず、自分一人で進める人も、就活でメンタルがボロボロになりやすいので注意が必要です。
特に以下のように考えている人は気を付けましょう。
- 自分一人で就活をしなければいけない
- 周りに頼るのはダメ
- 自分一人で頑張りたい
就活は自分との闘いではありますが、周りに頼ってもいいものです。メンタルが崩壊しそうになっている人にとって、一人で考え対策を行い、メンタルを保ったまま就活を乗り切るのは難しいです。
就活がうまくいかなければ一人で無理はせず、就活を経験してきた先輩や、信頼できる友人、家族に相談してみてください。
就活でつらいときのメンタルの保ち方や考え方
就活でつらいときは、メンタルの保ち方や考え方が重要になってきます。
就活がうまくいかなくても否定されたわけではない
不採用が続いたからといって、その企業と相性が悪かっただけであり、あなた自身に魅力や実力がないわけではありません。自分を否定せず、たまたま合わなかっただけと考え、前向きに捉えることが大切です。
ただし、不採用になったときには自分なりにうまくいかなかった原因を振り返りましょう。
- 質問の意図と違う回答をしてしまった
- 結論を端的に伝えられなかった
- 自己アピールがうまくいかなかった
上記のように、改善できる点はないか分析してみてください。振り返りをしないと、次の面接でも同じ過ちをしてしまう可能性があります。
落ち込んでいるときは、失敗点や反省点を冷静に見つめ直すのがつらいですが、「不採用の企業は縁がなかっただけ」と気持ちを切り替えましょう。
内定獲得が就活のゴールではない
内定獲得が就活のゴールではないことを理解しておきましょう。大切なのは、入社後にやりがいを持って働ける企業に内定することです。
内定獲得がゴールだと思い込むと、早さや内定数にとらわれ、本来の就活の目的を見失ってしまいます。内定のタイミングや獲得数は、社会に出れば関係ありません。
自分の理想を叶えられる企業から内定を獲得することが、何よりも重要なのです。たとえ内定獲得までに時間がかかったとしても、問題はありません。
本来の就活の目的を理解し、メンタル崩壊を防ぎましょう。
周りと比較せず自分は自分と割り切る
周りが先に内定をもらっていても、自分は自分と割り切ることが大切です。
しかし、自分より結果が出ている人を見ると羨ましく思ってしまいますよね。
最近では、InstagramやX(旧Twitter)で周りの情報を得やすくなっています。中には意図しない形で、周りの就活の近況を知ることも。
たとえば、早期に内定をとった友人が旅行の様子をSNSにアップしていれば、羨ましい気持ちが芽生え、ついつい自分と比較してしまうものです。
メンタルがつらいときは、SNSをチェックしすぎず、少し離れてみることをおすすめします。そして、強い気持ちで自分は自分と割り切りましょう。
メンタルが弱いと思わない
自分のメンタルが弱いと思わないようにしましょう。自分はメンタルが弱いと思ってしまうと、さらに自信がなくなり、メンタルがボロボロになるものです。
誰でもうまくいかないことがあれば弱気になることはあります。
特に慣れない就活で、不採用通知が続けばメンタルが強い人でも精神が病むことはあるでしょう。メンタルが崩壊した人が、必ずしもメンタルが弱い人とは限らないのです。
メンタルが弱っているときはネガティブに考えがちですが、一度客観的な視点から「この状況はどんな人でも心が病むものだ」と認識することが大切です。
自分主体で就活すること
就活は、自分が主体となりするものです。就活を行っていると、企業や親のため、さらには周りに早く報告したいからなど目的を見失いがちになります。
就活が自分のためではなく、違う目的に変わってしまえば、メンタルを保つのも難しくなるでしょう。
自分がやりがいを持って輝ける企業で働くために、就活をすると認識することが大切です。もし不採用通知を受け取ったら、「自分が企業を選ばなかった」と前向きに考えるといいでしょう。
就活でメンタルが崩壊してしまった人は、自分主体で就活をするよう心がけてみてください。
就活でメンタルが崩壊した人が初めに取るべき行動
就活でメンタルが崩壊した人が、初めに取るべき行動を紹介します。
メンタルが崩壊してしまった場合、そのまま何もせず就活を続けることは難しいです。
就活から一旦離れて休む
就活でメンタルが崩壊してしまいどうしてもつらいなら、一度就活から離れて休むといいでしょう。メンタルが崩壊している中、就活を続けると悪循環になる可能性が高いです。
一度就活から離れることによって、心身ともにリフレッシュができ、新たな気持ちで就活に臨むことができます。
しかし就活がうまくいかない中、休む選択は勇気がいります。たとえば、数日間だけ就活について何も考えない、とするだけで随分と気持ちが楽になるものです。
長すぎると就活に支障をきたす恐れもあるので、スケジュールを考えながら期間を設け、その間は趣味や好きなことをして過ごし、SNSからも離れて過ごすといいでしょう。
余裕を持ったスケジュールを立てる
就活が忙しくてうまくいかなかった場合、これからは余裕の持ったスケジュールを立てることが重要です。
せっかく就活から離れてメンタルが落ちついてきても、毎日何かに追われると、また同じ状況になるかもしれません。
スケジュール帳が就活の予定で埋まっていることに、安心感を覚える人もいますが、余裕のないスケジュールは自分を追い込むだけです。時間の余裕は心の余裕にもつながります。
メンタルを保つためにも、スケジュールは詰め込みすぎないことを意識しましょう。振り返りの時間もできるよう、1週間に1日は休息日を作ることをおすすめします。
信頼できる周りの人に相談する
一人で悩まず、友人や先輩、キャリアセンターのアドバイザーなどの信頼できる人に相談するのも一つの手です。
就活でメンタルが崩壊してしまった人にとって、対策を一人で行うことが難しいからです。人に頼ることは悪いことではありません。
メンタルが落ち込んでいる人は、面接ノウハウやESの書き方など実践的なものだけでなく、悩みやつらい感情も聞いてもらうといいでしょう。自分の気持ちを話すことによって、気分が楽になるものです。
もし、OB訪問をしたことがなければOB訪問に行くのもおすすめです。
就活でメンタルが落ち着いたら取り組むべきこと
メンタルが落ち着けば、次のステップとして以下の4つに取り組みましょう。
自己分析を再度やる
基本的なことですが、自己分析を再度行いましょう。自己分析は就活の基礎となります。
自己分析をすると以下のような特徴を認識できます。
- 自分はどういう人か
- どのようなことに喜びを感じるのか
- どのような環境で力を発揮できるのか
自分の強みややりたいことが分かり、業界選びやES作成、面接対策など、さまざまな場面で役に立つでしょう。
メンタルが崩壊し、自分には良いところがないと感じているならば、再度自己分析を行い、自分の強みを見つけ、自信を取り戻すことが大切です。
自己分析をするときは、自分一人でするのではなく、友人や家族など親しい人に聞いてみるのもおすすめです。
志望業界や企業を見直す
就活がつらく、うまく進んでいない人や内定が獲得できないと悩んでいる人は、志望業界や企業を見直したほうがいい可能性があります。
内定が取れない人は、会社が求めていた人物にマッチしていないことも。自己分析をした自分の強みや性格が、志望業界や企業にどう活かせるかが大切になってきます。
業界で働いている先輩社員に話を聞いたり、ネット調べたりし、志望業界や企業がどのような人物像を求めているか、確認してみましょう。
もし、明らかに求められている人物像と違えば、志望業界や企業を見直す必要があります。
1社内定を目標に動く
少しずつメンタルが安定してくれば、まずは1社内定を目標に動きましょう。志望度が低い企業でも、問題ありません。
まずは、1社内定を獲得することがメンタルを安定させるうえで大切です。1社内定が出ることによって、さまざまな効果が期待できます。
- メンタルが安定する
- 自分に自信がつく
- 就活のコツがつかめる
- 精神的余裕が生まれる
心の余裕ができれば、その後の面接にも自信を持って臨めるようになるものです。自信を取り戻せば、魅力的な学生に見えて、本命企業から内定を獲得できる効果も期待できます。
まずは1社の内定を取るために、選り好みせずに業界や職種など幅を広げてさまざまな企業を受けてみましょう。
就活でメンタルがボロボロなら就活キャリアに相談を
就活でメンタルがボロボロなら就職エージェントに相談しましょう。メンタルが崩壊した人にとって、一人だけで就活の対策を行うことは難しいです。
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自分のペースで就活を進めることが大切
就活は、周りと比べずに自分のペースで進めることが最も大切です。
しかし、就活がうまくいかないと悩む人は多いです。時間と労力を費やし、念入りに対策をしても不採用通知が届くと、メンタルは削られていきます。
就活の本来の目的は、自分が輝ける企業に内定をもらうことですが、周りと比べたり、早く内定を獲得することや、内定数にこだわりメンタルが崩壊することも。就活でメンタルが崩壊したら、一度就活から離れたり、周りの人に相談するといいでしょう。
就活は自分との闘いではありますが、一人だけでやり切る必要はありません。友人や先輩など、周りの人に頼ることも大切です。
もし、周りに相談する人がいなかったり、プロに相談したい場合は「就活キャリア」を利用してみましょう。プロのアドバイザーが、しっかりとあなたの就活をサポートしてくれますよ。