- 「自分の大学は学歴フィルターをかけられる?」
- 「学歴フィルターがあっても選考を突破したいときはどうすればいいの?」
- 「学歴フィルターといっても文系と理系で基準が異なるの?」
このように悩んでいる就活生もいるのではないでしょうか。
学歴フィルターに関する情報は大変少なく、学歴フィルターについての知識を備えていなければ、ESや面接で落とされてしまいます。それだけでなく、知らない間に悪い影響が及んでいる可能性もあります。
多くの就活生が考えている以上に、企業にとっては学歴は重要な選考のポイントです。
しかし、実は学歴フィルターはあなたの行動次第で影響を受けなくすることも可能です。
この記事では、学歴フィルターの概要や学歴フィルターをかけられるライン、学歴フィルターを突破して内定を勝ち取る方法を紹介します。
本記事を読めば、もう学歴フィルターに悩まずに、内定獲得に向けた戦略的な就活ができるようになりますよ。
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学歴フィルターとは
学歴フィルターとは、大学名を基準に選考を行い、一定の基準に満たない大学生に対して足きりを行なうことです。
各企業によって大学の偏差値ラインを設定することで、その偏差値に満たない大学生を選考から落とし、その後の選考を効率的に行なう狙いがあります。
一般的に学歴フィルターがあることを明言すると、消費者や就活生からの印象が悪くなるため、学歴フィルターを明かしている企業は少なめ。
しかし、2016年度にHRプロが250社の企業に対して「採用戦略においてターゲット大学を設定し、特別の施策を講じているか」を調査したところ、39%の企業がターゲットが設定していると回答しました。
また、同年の就活生に対して学歴フィルターを感じたことがあるかを調査したところ、文系では57%、理系では51%が感じたことがあると回答しました。
このように学歴フィルターは確かに存在し、一定レベルの大学生が就活で不利益を被っている現状があります。
学歴フィルターはどこから?
学歴フィルターをかけられるラインは企業の採用方針などによって変わるため、一概にこの大学がラインとは断言できません。しかし、一般的に言われている学歴フィルターの基準は存在します。
また、理系の学生や特定の大学については、学歴フィルターを受けづらいことがあるためあわせて解説します。
学歴フィルターをかけられるライン
この章では、学歴がどのように分類されているかについて解説を行ないます。
学歴フィルターの基準は企業の採用方針によって大きく異なりますが、一般的に以下の基準で学生を振り分けています。
- 東京一工:東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学
- 旧帝大・早慶上智:東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学・早稲田大学・慶応大学・上智大学など
- 上位国公立:筑波大学・神戸大学・横浜国立大学・大阪市立大学など
- MARCH・関関同立:明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学・関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学
- 地方国公立・日東駒専・産近甲龍:秋田大学・岐阜大学・日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学・京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学など
- その他
一般的に、大企業では「MARCH」や「関関同立」以下の学生に基準を設定し、選考での足きりを行なっています。
さらに採用の幅を広げたい企業は、日東駒専以下を基準にすることもあります。大企業を志望する場合は、MARCH・関関同立が基準になることを意識しておいた方がいいでしょう。
逆に、最も学歴フィルターの影響を受けないのは「東京一工」で、次いで旧帝大や早慶上智と言った有名私大になります。
このような大学では、就活において学歴のみで判断され選考を落とされることはほとんどありません。
しかし、近年の就活では売り手市場が続いていることや、高学歴の学生がベンチャー企業を志望する事が多くなっている傾向から、学歴フィルターを緩める動きも増えています。
以前は、MARCH・関関同立の学生がESの段階で落とされてしまうような企業でも、面接までたどり着くことができるようになるなど、入社のチャンスが広がっています。
理系の場合はあまり影響を受けない
理系の学生の場合は、研究室に入っていることが多く直接声をかけられるため、あまり学歴フィルターの影響を受けません。
この応募の形式を推薦応募といい、大学名より教授の推薦状と研究内容が重視されます。
また、自由応募の形式と比較して、学校や教授から評価された優秀な学生とお墨付きがあるため、内定を得やすいメリットがあります。
しかし、誰でも推薦を受けられるのではなく、大学内で選考・選抜があったり、内定後に辞退しづらかったりすることがあります。
推薦応募では、具体的な就活スケジュールや採用数が決まっていなかったり、大学側が公表していなかったりするため、担当教授に早めに聞くようにしましょう。
学歴フィルターにかからない42校
学歴フィルターにかからないといわれている42校は、以下の大学です。
旧帝大(7校) | 北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、大阪大学、京都大学、九州大学 |
首都圏の高偏差値国立大(13校) | 一橋大学、東京工業大学、お茶の水女子大学、筑波大学、東京外国語大学、東京医科歯科大学、東京農工大学、電気通信大学、首都大学東京、横浜国立大学、横浜市立大学、千葉大学、埼玉大学 |
首都圏の高偏差値私立大(12校) | 早稲田大学、慶応義塾大学、国際基督教大学(ICU)、上智大学、東京理科大学、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、芝浦工業大学 |
関西の高偏差値国立大(5校) | 神戸大学、大阪府立大学、大阪市立大学、大阪外国語大学、奈良女子大学 |
関西の高偏差値私立大(4校) | 関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学 |
名古屋の国立大(1校) | 名古屋市立大学 |
学歴フィルターにかからないとだけあり、高偏差値の国立大学や私立大学が並んでいます。しかし、ここに名前があったとしても、特定の企業では学歴フィルターが設けられていることがあります。
そのため、ここで紹介された42校の中に自分の大学があっても、安心しすぎないよう注意しましょう。
企業が学歴フィルターを設定する理由
企業が学歴フィルターを用いる理由は、人材採用も一つのビジネスであり効率が重要視されるからです。
企業が採用を行なう際には多くの費用がかかり、例えば上場企業では1人採用するのに数百万円のコストがかかります。
また、仮に1社員が一生をその企業で終えるとすれば、会社が社員に支払う生涯給与は数億円になるため、企業にとって採用活動はとても重要な業務の一つ。
このような大規模な業務を、限られた予算・人でできる限り自社とマッチした優秀な人材を採用をするためには、効率を重視する必要があります。そのための方法が、学歴フィルターです。
一般に高学歴であるほど、物事を深く考えることや難しいことにもチャレンジでき、また従順である傾向があるため、企業は高学歴の人材を求めます。
企業の採用方式が変化することはあっても、学歴が学生を図る判断軸となることは当分の間変化しません。
学歴のアピールができない学生は、高学歴の学生にも負けないほど上記の条件をそろえていることや、企業への入社熱意があることを示す必要があります。
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学歴フィルターで起こる悪い影響
この章では学歴フィルターがあることによって就活生に及ぶ悪い影響について解説をします。
学歴によって、就活がどのように違うかを理解すれば対策することも可能になり、より学歴も差を受けずに就活を進められます。
一般的に学歴フィルターがあることで、学生が被る悪い影響は以下のようになります。
- 得られる情報が少ない
- 説明会に参加できない
- 選考が受からない
- リクルーターがつかない
順に紹介します。
1.得られる情報が少ない
学歴フィルターによって高学歴の学生に比べて、得られる情報が少なくなることが挙げられます。
一般的に高学歴の学生は、限定のイベントや学内説明会があるため事前に持ち合わせている情報が多く、就活において差がつくこともあります。
こうした情報の差は、知ることが難しく多くの学生が不利益を被ってしまっている現状があります。
#1:対策
上記のように、得られる情報で差がついてしまう場合は、できるだけ高学歴の学生とつながりを持っておくといいです。
就活中にはさまざまな学生と会うことができるため、高学歴の学生と接する機会も多いはず。
そのような場面で積極的に高学歴の学生と仲良くなり、情報共有することで、学歴の差を縮められますよ。
2.説明会に参加できない
2つ目は、企業説明会に参加ができなくなってしまうことです。
企業説明会はあらかじめ参加できる人数が決まっているため、説明会でさえも企業が学歴フィルターを設定している場合が多いです。
例えば、同志社大学の学生と東京大学の学生が同時に説明会に応募したところ、同志社大学の学生のみ説明会が満席で応募できなくなるなど。
また、企業側が低学歴の学生には説明会参加のためのメールを遅れて送信することで、説明会に参加しづらくさせることもあります。
#1:対策
企業説明会に参加ができない場合でも、「前日に電話やメールで再び参加の可否を訪ねる」「説明会に実際に赴き現地で参加可能か訪ねる」ことで、参加できる場合もあります。
先述したように、企業説明会には参加人数が決められているため、企業は参加人数の中でできるだけ多くの学生を参加させたいと考えています。
そのため、キャンセルなどで空きがが出た枠は当日応募をしてみると、学歴が関係なく参加できる場合があります。
企業によって参加できるか否かは異なりますが、ぜひ積極的に行動してみましょう。
3.選考が受からない
3つ目は、ES・面接などの選考に受からないことです。就活において、最も学歴フィルターが影響するのがこの瞬間。
主に、ESを提出しても学歴が低ければ見てもらえないことや、集団面接の際に企業側から質問を振られないことも。
また、筆記試験でも学歴の低い学生ほど足切りラインを高くすることで、受かりづらくすることも考えられます。
#1:対策
対策としては、面接・ESの準備をしっかりと行ない、高学歴の学生よりも目に止まるようにすることです。
以下の記事では、ES・面接を行なう際のポイントについて解説をしているので、参考にしてみてください。
4.リクルーターがつかない
4つ目は、リクルーターがつかないことです。
リクルーター制を用いている企業では、面接が始める前に若手社員のリクルーターが付き、より専門的な話を聞ける場合があります。
リクルーターは大学OB/OGがつくことが一般的なので、学歴の低い学生では企業からリクルーターが付かない可能性もあります。
#1:対策
自分の志望する企業に、OBがいなかったりリクルーターがつかない際は、企業の就活イベントで社員とコネクションを作るようにしましょう。
社員の方とコネクションを作ることで、後日改めて話を伺えたり、他の社員さんを紹介してもらえたりすることもあります。
SNSなどでもコネクションを作ることは可能なので、活用してみましょう。
学歴フィルターがある企業の特徴
これまでは、学歴フィルターの概要や学歴フィルターによって学生間でどのような差が生まれてしまうかを紹介しました。
この章では、どのような企業・業界が学歴フィルターを用いているを見極めるポイントを紹介します。
ポイントを理解すれば、そもそも学歴フィルターを用いている企業にエントリーすることを辞めて、別の企業に時間を割くことも可能になります。
先述したように、学歴フィルターを用いていることを明言する企業はないので、あくまでも推測になりますが順に紹介を行います。
- 知的な作業が求められる職業
- 就職人気が高い企業
順に紹介します。
1.知的な作業が求められる業界
知的な作業が求められる業界は、学歴フィルターがあると考えられます。
仕事上で頭を使う難しい作業が求められる場合、最低限の勉強ができないと仕事にならないため学歴フィルターが強くなってしまいます。
例えば、以下のような業界で知的な作業が求められます。
- コンサルティング業界
- 投資銀行(証券会社)
上記の企業・業界では、顧客に対して論理的な説明や数字をもとに複雑な判断を行うため、最低限の地頭の良さが必要。
このような能力は直接的に学力と関わりがあるとは言い切れません。しかし、高学歴の学生の方がその能力を持っている可能性が高いため、学歴フィルターが用意されています。
また、その他にも外資系企業であれば最低限の語学力が必要となるため、より高学歴の学生を効率良く厳選するためにも学歴フィルターがあります。
ただ、外資系は実力主義の思考も強いので、たとえ学歴でアピールできなくとも、Webテスト・語学の成績で十分に能力を認められる場合もあります。
さらに、ITエンジニアなども最低限の学力が求められますが、現状人手不足の傾向があるため、学歴によって明確に差をつけられることはありません。
情報収集力や論理的な思考力などの一定水準の地頭の良さが求められる企業・業界には、一定の学歴フィルターがある点に注意しましょう。
学歴フィルターがかかりにくい業界について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
2.就職人気が高い企業
2つ目の特徴は、就活人気が高い企業です。
企業は数十人規模で数千人の採用を行なっているため、あまりにも倍率が高い場合は学歴をもとに選考を行い、作業を効率化する必要があります。
倍率が高く、学歴フィルターがあると予想される企業は以下になります。
- 食品:明治(約2800倍)、森永乳牛(約500倍)
- 商社:蝶理(約500倍)、丸紅エネルギー(約200倍)
- マスコミ・広告:WOWOW(約200倍)、読売広告社(約200倍) ※就職四季報2016年版より
上記の業界では広告が多いことから、認知度が高かったり、給料・福利厚生面が充実していることなどから就活生人気が高く、学歴フィルターがある業界になっています。
しかし、就活の人気度を倍率のみで測るのは安直な考えと言えます。
通信・電気メーカー業界では人気は高いですが、入社の難しさを見越して志望を行わない学生が多いため、極端に倍率が高くなることはありません。
しかし、そうした業界に志望をするのは高学歴の学生が多いため、企業によっては学歴フィルターがあることは十分に考えられます。
学歴が関係ない職業についても知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
学歴フィルターがない企業を見つける方法
学歴フィルターがある業界について理解したと思いますが、企業によっては学歴フィルターを用いず一人一人をしっかりと選考しています。
この章では、そのような学歴フィルターを用いない企業の見つけ方のポイントを紹介します。
ポイントは以下の2つです。
- スカウトサイトを利用している
- 中途採用の際に学歴を入力する必要がない
順に紹介します。
1.スカウトサイトを利用している
学歴フィルターを用いていない企業の特徴に、スカウトサイトを利用していることがあげられます。
企業はスカウトサイトで、学歴をもとに学生を選抜することも可能ですが、個性やその他の経歴を重要視して採用を行なっている場合がほとんどです。
そのため、一般的な選考の際も学歴を重要視していないと考えられます。
以下の記事では、スカウト型就活のメリットやデメリット、おすすめのサイトについても紹介してるので、ぜひ読んでみてください。
2.中途採用の際に学歴を入力する必要がない
学歴フィルターを用いていない企業の特徴に、中途採用のページで学歴を入力する欄がないことがあげられます。
就活生は中途採用のページを見ることは少ないと思いますが、企業によって大学名を記入する必要があるかどうかが異なります。
中途採用のページを見ることで、新卒の就活生に対しても学歴を重視しているかどうかを判断することが可能です。
大学名の記入が直接的に学歴フィルターがあることを意味するわけではありませんが、一つの指標として確認してみるのもいいでしょう。
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学歴フィルターがあっても選考を突破する方法8選
中には学歴フィルターがあったとしても、どうしても入社したい企業がある人もいることでしょう。
この章では、そのような就活生のために、学歴フィルターがあっても入社に近づくためのポイントを紹介します。
当然求められる条件は厳しくなりますが、以下のポイントを抑えれば十分にあなたの存在をアピールできるといえます。
- 学歴以外のスキル・経歴でアピールする
- インターンに参加する
- 学歴以外の経歴・スキルを身に着ける
- 企業の採用担当者に直談判する
- 就活エージェントを利用する
なお、筆記試験対策・ES対策などは今回紹介しませんが、これらはトップ企業に入社するために必須の内容です。
特に筆記試験では、学歴が低い学生ほど成績を注視されているので、しっかりと対策を行ないましょう。
以下の記事では、SPIテストの対策について解説を行なっているので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、学歴フィルターがあっても選考を突破する方法を紹介します。
1.学歴以外のスキルや経歴でアピールする
1つ目は、学歴以外のスキルや経歴でアピールすることです。
トップ企業の就活の際に、ESでアピールできるスキルや経歴は以下の通りです。
- 海外留学
- 長期インターン
- TOEIC730点以上
- 日商簿記2級以上
- MOS
上記のような経験をしたりスキルを取得したりすることで、大学在学中は高学歴の学生と同等、またはそれ以上に努力をしたとアピールできますよ。
就活の際に重要なことは、特別な経歴やスキルではなくそれを行なうにあたって、「何を学び、どのように努力したのか」。
しかし、学歴についてアピールできない学生は、特別なスキルや経験を有することで少しでも採用担当者の目に留まるように工夫が必要です。
志望する企業によって注目されるスキルや経験は異なるので、仕事内容についてもしっかりと分析を行なったうえでアピールしましょう。
2.選考対策を入念に行う
SPIをはじめとした筆記試験対策や書類対策、面接対策などの準備を入念に行うことが大切です。
書類対策で大切なのは、第三者に読んでもらうことです。自分が読んでみて違和感がなかったとしても、第三者からは文章がつながっていないように感じられたり、内容が薄かったりすることもあるでしょう。
面接では、面接という緊張しがちな場に慣れることが重要です。多くの大学で学生向けの面接対策ガイダンスや模擬面接を行っているため、積極的に活用し場数を踏んで慣れていきましょう。
また、筆記試験対策は、思っている以上に時間がかかります。就活が本格的に始まってからだと忙しくて手をつけられない可能性があるため、早めに対策をしていきましょう。
3.難易度の高い資格を取得する
学歴が高くなくても、難易度の高い資格を取得することで学歴フィルターを突破できることがあります。
難易度の高い資格というと、例えばTOEICで900点以上、宅建、FPなどがあります。
しかし、どの資格を取るにしても、自分が行きたい業界と親和性があることが大切なため、それを踏まえたうえで資格取得に励みましょう。
例えば、不動産業界を志望するなら宅建を取得し、金融業界ならFP、IT業界ならITパスポートや基本情報技術者試験などがおすすめです。
資格を保持していることでその業界に興味があることの証拠になり、努力ができる人間と評価してもらうことができます。
どの資格を取得するか悩んでいる人は、一度自分の志望する業界で評価される資格は何か調べてみましょう。
4.専門性の高いスキルを身につける
資格とは別に、専門性の高いスキルを身につけることも学歴フィルターを突破する方法になります。
今であればプログラミングスキルや語学力、会計の知識などがあると専門性の高さをアピールできるでしょう。しかし、こちらも資格と同様に自分の志望する業界との親和性が重要になります。
そのため、むやみやたらに身につけるのではなく、本当に自分の目指す業界に必要か判断してから行動しましょう。
専門性の高いスキルを身につけることは、学歴以外の差別化のポイントを持つことになります。
企業側としても学生のうちから、特定の業界のスキルを身につけていることは意欲・関心がある、行動力があるなどと高評価につながるでしょう。
5.インターンに参加する
インターンに参加にすることも、学歴フィルターを突破するうえで有効な方法です。
インターンに参加することで、社員の方々にあなたの熱意や能力を直接伝られるので、あなた次第で高く評価されることもありますよ。
評価によっては、本選考の際に試験が一部免除になるなどの優遇措置や、場合によって内定がもらえるためインターンに参加をすることは必須。
また、たとえ高い評価をもらえなくとも社員の方にフィードバックをしてもらえるため、自分の欠点が具体的に分かり改善することも可能です。
当然インターンに参加をする際もES提出や選考がありますが、インターンではより多くの人に企業について知ってもらおうという考えの下、本選考よりも門戸が広い場合があります。
インターンは通常、夏や秋~冬にかけて開催されるので、興味のある企業があれば参加するのがおすすめ!
以下の記事では、サマーインターンについて詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。
6.OB/OG訪問をする
OB/OG訪問をすることで、学歴フィルターの壁を突破できる可能性が高まります。
OB訪問を行なった社員は、その評価を人事に伝えることがあるので、高い評価を得られ本選考で優遇される可能性もあります。
また、OB/OG訪問を行なうことで、仕事内容について深く理解できるメリットも大きいですね。
仕事内容について深く理解することで、ES・面接でより深い内容を回答できるようになり、学歴でアピールできなくともカバーできます。
OB/OG訪問は誰でもできるのに、実際に実践する就活生は全体の4分の1程度のため、行動を起こしていることに対しても評価をされますよ。
就活においてOB/OG訪問は、多くのメリットがある有効な手段なのでぜひやりましょう!
OB/OG訪問をする意義や具体的な質問に関しては、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
7.企業の採用担当者に直談判する
4つ目は、企業の採用担当者に直談判を行うことです。
大手企業に入社したくとも学歴でアピールできない学生は、行動力や熱意でアピールする必要があり、企業の採用担当者に直談判を行なうことは一つの手段。
当然、「なぜこの会社に入りたいのか」「会社に入ったら自分はどのように貢献できるか」などを、しっかりと採用担当者に対して伝える必要があります。
採用担当者に直談判をすることは最終手段と言っても過言ではありませんが、あなたの熱意を直接伝えられる良い方法です。
8.就活エージェントを利用する
5つ目の方法は、就活エージェントを利用することです。
就活エージェントとは、学生を採用したい企業と企業に入社を希望する学生(就活生)をマッチングさせるサービスのこと。
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