- 「友達からボスキャリの存在を教えてもらったけど、一体どんなイベントなんだろう?」
- 「ボスキャリに参加するためにはどうすればいいのかな?」
ボスキャリに興味を持つあなたは、このような疑問を抱えていませんか?
そこでこの記事では、ボスキャリの特徴や参加方法、選考フローなどについて解説します。
ボスキャリはボストンで開催されますが、東京・京都でも開催されるので、参加要件に当てはまれば日本国内で参加が可能です。
記事の後半では、ボスキャリで内定を獲得するためのポイントも解説しているので、この記事を参考に就活を有利に進めていきましょう!
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そもそもボスキャリとは?日英バイリンガル向けの就活イベント
ボスキャリ(Boston Career Forum)とは、株式会社ディスコが主催している世界最大規模の日英バイリンガル向け就活イベントです。
毎年1回、10~11月にかけて行われるこのイベントは、毎年8,000名近くもの学生を集めており、海外の大手企業からも強い関心が寄せられています。
また、本来ならアメリカのボストンで行われるのですが、2020年度以降はコロナ禍の影響でオンラインイベントとなりました。
2022年はオフラインで、東京や京都でも実施が決まっています。
そんなボスキャリの特徴は、以下の3つが挙げられます。
ボスキャリへの理解を深めるために、これらの特徴について確認していきましょう。
特徴1:外資系をはじめとした大手企業が200社以上参加!
ボスキャリの特徴1つ目は、外資系を始めとした大手企業が200社以上することです。
詳しくは後述しますが、ボスキャリではベインやBCGといった大手外資系企業が数多く参加します。
ボスキャリは、世界最大規模の日英バイリンガル向け就活イベントですから、大手企業が海外で通用する人材を見つける場として活用しているわけですね。
参加企業は外資系だけでなく、コンサルティング・IT関連・証券・金融・教育・製造・医薬品・化学と非常にバリエーションに富んでいます。
こちらの記事では、24卒新卒採用を行っている外資系企業の一覧を業界別に紹介しているので、あわせて見てみてくださいね。
特徴2:最短3日!?早ければ当日中に選考結果がもらえる!
ボスキャリの特徴2つ目は、早ければ面接を受けた当日中に選考結果がもらえることです。
通常、日本における就職面接は、長い時間を掛けて学生の能力や人柄を深堀りしようとしますが、ボスキャリはわずか3日という短期間しか開催されません。
そのため、1つ1つの面接時間が短く、企業が優秀な人材を見つければ即採用というのも有り得ます。
実際に、ボスキャリでは「イベント中に内定の返事を貰えた!」という学生も珍しくありませんでした。
また、日本では面接が開始される時期が経団連によって定められていますが、ボスキャリに参加する企業には適用されないため、自由な選考スケジュールを組めるます。
特徴3:インターンシップの参加権が得られることも
ボスキャリの特徴3つ目は、インターンシップの参加権が得られる可能性があることです。
ボスキャリに参加する企業の中には、独自にインターンシップを行っているところもあります。
こういった企業では、インターンシップの参加権に「ボスキャリに参加していること」を挙げているため、内定獲得のチャンスがより広がっていますよ。
インターンシップを募集する企業の割合は全体の2~3割程度で、公式サイトの企業概要に募集情報が記載されています。
誰でも参加可能?ボスキャリの参加対象者について
ボスキャリの公式サイトによると、参加対象者は以下のように設定されています。
日英バイリンガルで、なおかつ以下のいずれかの条件を満たす方
引用:careerforum.net
- 日本国外の大学の学士又はそれ以上(修士、MBA、博士等)の学位をお持ちの方、または取得予定の方
- 交換留学経験をお持ちの方で、日本の大学の学士以上の学位をお持ち(取得予定)の方
- 留学経験をお持ちの職務経験者や海外での職務経験をお持ちの方
- 海外での生活や経験の長い方
肝心なのは、「日英バイリンガルと言ってもどれほどの語学力ならばOKなのか」ですが、残念ながら「TOEICの点数が〇点以上」といった明確な基準はありません。
しかし、ボスキャリでは全ての選考を日本語で行う企業も多いため、ビジネス英語さえ話せれば問題にならない場合がほとんどです。
2022年度は東京・京都でもオフラインで実施!ボスキャリの参加方法
ボスキャリに参加するためには、公式サイトであるキャリアフォーラムに登録する必要があります。
会員登録はもちろん無料なうえ、登録者には最新情報が送られてくるので、なるべく早めに登録を済ませておきましょう。
2020年度のボスキャリは、コロナ禍の影響でオンラインイベントとなっていましたが、2022年はオフラインでの実施を予定しています。
企業にエントリーする方法は2パターン!ボスキャリの選考フロー
ボスキャリへの参加方法は前述の通りですが、これとは別に参加企業へのエントリーも必要となります。
エントリーの方法は事前応募とウォークインの2パターンで、それぞれの選考フローは以下の通りです。
事前応募の選考フロー
- 公式サイトから応募
- エントリーシート提出
- Webテスト
- 事前面接・電話面接
- 当日面接
- ディナー
- 最終面接
- 内定
ウォークインの選考フロー
- エントリーシート提出
- 当日面接
- ディナー
- 最終面接
- 内定
一見すると、後者のウォークインのほうが手軽そうに見えますが、実際の内定率は事前応募のほうが圧倒的に高いです。
それでは、これらの違いについて具体的に確認していきましょう。
1.事前応募
事前応募とはその名の通り、ボスキャリ本選が始まる前に公式サイトからエントリーすることを指します。
こちらは、一般的な就活イベントでも採用されている方式ですね。
ES提出やWebテストを事前に行うため、当日は余裕をもってイベント会場を回ることができます。
また、こういった就活イベントではエントリーが早かった学生から内定を出す傾向があるため、興味がある企業には必ず事前応募しておきましょう。
2.ウォークイン
ウォークインとは、別名「当日受付」や「当日選考」とも呼ばれており、事前に予約することなく飛び込みでエントリーすることを指します。
こちらは、前述の事前応募で弾かれてしまった企業にも履歴書を渡せるため、学生側に与えられたセカンドチャンスだと言えるでしょう。
ただし、ウォークインを受け付けていない企業も少なくないうえ、 履歴書の提出に条件を設けているところもあります。
また、ウォークインで内定をもらうのは極めて稀なので、こちらはスケジュールの穴を埋めるためのものとして活用する学生が多いです。
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【24卒向け】ボスキャリ2022の開催日程
ボスキャリ2022の開催日程は、以下のようになっています。
ボストン | 2022年11月4日(金)~ 2022年11月6日(日) |
東京 | 2022年6月25日(土)~ 2022年6月26日(日) |
京都 | 2022年7月2日(土) |
LA | 2022年4月16日(土)~ 2022年4月17日(日) |
東京 | 2022年12月17日(土) |
ベインやBCGも!ボスキャリ2022の参加企業
ボスキャリ2020に参加する企業は、以下のものが代表的です。
ボスキャリ2022の参加企業
- SMBC日興証券
- LINE
- 大塚商会
- ソニー
- ニトリ
- 日本郵便
- 野村證券
- 博報堂
- ファイザー
- ベイン・アンド・カンパニー
- ボストン コンサルティング グループ
- 三井住友銀行
- 三菱電機
- 三菱商事
- マッキンゼー
- モルガン・スタンレー
- World Bank Group
さらに詳しい内容は、ボスキャリ公式サイトに記載されていますが、やはり注目株は大手外資系コンサルのマッキンゼー、ベイン・アンド・カンパニーやボストン コンサルティンググループですね。
これらの企業については以下の記事で解説しているので、そちらをチェックしてみてください。
ボスキャリを成功に導く2つのポイント
ボスキャリは、過去の内定獲得実績から見ても非常におすすめな就活イベントですが、残念ながら、ただ漫然と参加するだけでは内定には結びつきません。
そこで、ボスキャリを成功に導くポイントを2つ紹介します。
内定を獲得した学生の多くが無意識的に実践していることばかりなので、ライバルに遅れを取らないように気を付けてくださいね。
1.スケジュール管理が最重要!企業の優先順位を決めてチャンスを増やそう
ボスキャリを成功に導くポイント1つ目は、徹底したスケジュール管理を行うことです。
ボスキャリなど就活イベントは、スケジュールがタイトです。
各企業のプレゼンなどの時間も決まっているので、あらかじめどこのブースに行くか決めておかないと回り切れません。
ボスキャリスケジュール
2022年11月4日(金)・5日(土)
9:00AM
受付開始、フォーラム開場
5:00PM
受付終了
6:00PM
ブース終了
7:00PM
インタビュールーム終了
2022年11月6日(日)
9:00AM
受付開始、フォーラム開場
12:00PM
受付終了
3:00PM
フォーラム閉場
無暗に予定を詰め込みすぎると、面接がバッティングしたり、面接する企業の取捨選択をしなくてはならなくなるので、あらかじめ企業の優先順位を決めておくのがおすすめです。
2.ウォークインの内定率は低い!内定の鍵となるのは事前応募
ボスキャリを成功に導くポイント2つ目は、事前応募に重点を置くことです。
2019年に開催されたボスキャリでは、参加者の49.8%が内定を獲得できましたが、このほとんどが事前応募によるものだったとされています。
というのも、ボスキャリ当日の面接枠は、事前応募でほとんど埋まっているのが実情だからです。
また、事前応募がESや面接に関する準備をしっかり進められるのに対し、ウォークインは即興で企業にアプローチする必要があります。
そのため、ウォークインを主軸に当日のスケジュールを組むのはやめましょう。
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まとめ
この記事では、以下の内容について解説しました。
- ボスキャリの特徴
- ボスキャリの参加方法
- ボスキャリの参加対象者
- 企業へのエントリー方法と選考フロー
- ボスキャリ2022の開催日程
- ボスキャリ2022の参加企業
- ボスキャリを成功に導く2つのポイント
ボスキャリは世界最大規模の日英バイリンガル向け就活イベントで、毎年8,000名以上もの学生が集います。
参加条件も決して厳しくありませんが、その一方で企業の本気度は極めて高いので、気を抜くことなく準備を進めましょう。
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