- 「企業理念・経営理念って志望動機に書いた方がいいのか」
- 「企業理念の正しい書き方が分からない」
このような悩みをもつ人は多いと思います。
この記事はそんな悩みを解決するための内容となっています。
そもそも「企業理念」とは、その企業が社会に対してどのような役割を担い、責任を果たしていくかを言葉にしたものです。
企業理念に共感できない人が入社してしまうと、入社した人にとっては価値観や考えのズレが苦痛になってしまうでしょうし、企業としても同じ目標をもって働くことができずに困ってしまいます。
そのため、企業理念を元に志望動機を伝えた方が採用者もよりあなたの事を想像し、認識してくれるでしょう。
しかし、書き方を間違えてしまうと逆効果になってしまう場合もあるので、この記事ではそのような書き方をしないためのポイントを紹介していきます。
以下の記事では志望動機の書き方を全般的に説明しているので、あわせて読んでおくと良いでしょう。
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企業理念・経営理念の必要性
企業理念はその企業の軸となる部分なので、企業について知るための第一歩になります。
企業理念を知ることでその会社の経営や方針、戦略、性格などが見え、相手の企業理念を知ることによって企業の良さや特質について理解することが出来ます。
他の企業との差別化を図るための材料にもなり、志望理由の明確な裏付けとなってきます。
その企業に入社したいという気持ちがより一層深まるので、企業理念をうまく志望動機に組み込むことは重要です。
志望理由の裏付けとなる企業理念の探り方
企業理念を把握する上で一番良い方法は、企業のホームページの企業理念の項目から見つけることです。
企業理念は企業としてどのような考えでビジネスを展開しているのか、地球環境を守って社会貢献しているのかなどいろいろあります。
例えば、NTTドコモの企業理念は、『私たちは「新しいコミュニケーション文化の世界の創造」に向けて、個人の能力を最大限に生かし、お客様に心から満足していただける、よりパーソナルなコミュニケーションの確立をめざします』です。
ここからこの企業は最終的な理念としてお客様を満足させたいということが分かります。
さらにホームページには、3人くらいの社員さんが企業に対してコメントしている項目があると思います。
社員さんがコメントしていることに共通している部分、つまり強調している部分があるのでそれを見つけ出す事で、企業がどのようなことを目指しているのか、社内の雰囲気などが分かります。
これら2点からどういう会社にしていきたいのか、何を目指しているのかということを把握していきましょう。
企業理念を書き込む6つのポイント
志望動機に企業理念を書く際どのようなところに注意して、何を書けば良いか分からない人はたくさんいます。
ここでは、企業理念を元に志望動機を書く際に注意しておきたい以下の6つのポイントを紹介します。
- 具体的に分かりやすく
- 差別化する
- ファン目線にならない
- 実体験を入れる
- 仕事への意欲
- 価値観の一致
ポイントを押さえてより良い志望動機を書いていきましょう。
具体的に分かりやすく
1つ目は具体的に分かりやすく書くことです。
企業理念への共感を志望動機に盛り込む場合は、入社後どのように活躍したいのかを伝える必要があります。
ただ「企業理念に共感したので入社したい」という内容では採用者の印象に残らない志望動機になります。
場合によっては、説得力に欠ける志望動機ということで、マイナス評価になることもあるので注意しましょう。
企業理念を志望動機に入れる場合は、どのような部分に共感し、どのようなところに自分と共通の価値観を見出したのかまで掘り下げましょう。
例えば、『「常に向上心を持ち、日々進化を」という企業理念から日々成長を求めている私にとって、入社後も常に向上心を持って仕事をこなせて自分自身を日々進化させてくれるような環境が作られているという所に共感したので志望しました』というように書けます。
そして具体的な内容を盛り込むようにして、採用担当者に入社後のイメージを浮かびやすくさせると効果的です。
差別化する
2つ目は差別化するということです。
企業理念はホームページなどに記載されていて誰もが見ることができます。
つまり、単純に企業理念に共感したからと書いてしまうと周りのライバルたちと内容が被ってしまったり、あなたの志望動機が薄れてしまったりして採用者に良い印象を持たれません。
そのためにインターンやOB訪問に参加してライバルたちに勝るエピソードを記載して企業理念に結びつけましょう。
そうすることで、あなたの志望動機はより良いものになり、採用者の目を引くことができるでしょう。
ファン目線にならない
3つ目はファン目線にならないということです。
企業理念に共感した文章を作るときにその企業の商品について書く場合に、消費者目線ではなく提供者側の目線で意見を伝えないといけないということです。
採用者に商品の良いところを説明しても企業側は分かりきったことなので、ファン目線にならずにあなた自身が働きその商品にどう関わっていくのかということを伝えましょう。
これからその企業で働いていく立場になるので、それらを踏まえて文章を考えないといけません。
このように企業理念と商品についてしっかりと把握してから文章を考えましょう。
実体験を入れる
4つ目は実体験を入れるということです。
実体験を共感への根拠にすることで、オリジナルの志望動機が書けます。
就職活動では他の就活生と比べた時いかに自分が違っているかを示すことも大切なので、実体験は面接でのアピールにも良いです。
企業が掲げる理念と実体験を照らし合わせ、企業の理念達成のためには自分も貢献できるという回答の構成を行いましょう。
仕事への意欲を忘れずに
5つ目は仕事への意欲を入れるということです。
企業理念は、企業が社会に対して果たしたいと考えていることを文言として残しているものです。
そのため、その企業に所属している社員は企業理念を基にして日々働いていくことになりますので企業理念に共感し、それが仕事への意欲へと繋がる根拠を志望動機に入れることで、志望動機として納得感を持たせることが出来るようになります。
企業が持つ理念と日々の仕事を関連して考えることが出来る就活生は将来的にも長く働いてくれる期待感を持たれやすいので、企業理念に共感する中で仕事への意欲を根拠とすることは志望動機として評価されやすいです。
価値観の一致
6つ目は価値観の一致を入れることです。
企業側にも採用する上で、一緒に働く際に同じような価値観を持っている人の方がいいです。
例えば、価値観が違えば統率がとれない上に一緒に働いていて楽しくないですよね。
企業で働いている人たちが大切にしている価値観や姿勢を具体的に書きましょう。
そして、企業理念と自分の考えがどれだけ一致しているのか書くことで、採用者に好感を持ってもらうことができるでしょう。
自分の価値観を知る上では自己分析が必要です。
以下の記事を参考にして、自分を客観的に分析しておくと安心でしょう。
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企業理念を用いた志望動機の例文3つ
企業理念を用いた志望動機の例文を3つ見ていきましょう。
- 実体験と企業理念を結びつけた志望理由の例
- 仕事への意欲と企業理念を結びつけた志望理由の例
- 価値観の一致と企業理念を結びつけた志望理由の例
先ほど紹介した書き方の6つのポイントに注意しつつ、これから紹介する具体的な例文を元に企業理念を志望動機にうまく盛り込んでいきましょう。
実体験と企業理念を結びつけた志望理由の例文
私は、「日本食の素晴らしさを世界中に届ける」という企業理念に共感したため、御社を志望しました。
日本の食生活は、世界でも屈指の素晴らしさを持っていると私は考えています。 実際に、留学で様々なアジアの国で生活している時にこのことを実感として経験しました。 日本では、いつでも安心で安全な食品を食べることが出来ます。 しかし、それが当たり前ではない国もあると考えています。 就職活動を始める際に、この実体験を基にして、仕事をしたいと考えていました。 そして、御社の企業理念を知り、共感することが出来ました。 私も、御社の一員となり、日本の食事を世界中に届けることに貢献したいと考えています。(286文字)
このように実体験を挟み、企業理念への思いを確実に伝えていきましょう。
仕事への意欲と企業理念を結びつけた志望理由の例文
そのため、私も御社で働くことを通して、企業理念を体現できるような人間を目指したいと考えています。
企業は、消費者だけでは存在出来ません。
また、社員だけでも存在することが出来ません。
双方の存在があることで始めて、企業としての存在が生まれると私は考えています。
私は消費者に感動を届けると同時に、仲間にも感動を届けるような仕事をしたいです。
これは簡単なことでないことを分かっていますが、それでもこの経営理念に挑戦してみたいと思っています。(268文字)
このように、仕事への意欲を書くことで採用者もあなたが働いている姿を想像しやすくなります。
価値観の一致と企業理念を結びつけた志望理由の例文
私は「楽しさを追求する」という企業理念に共感したので御社を志望しました。
御社の行っている事業では、一貫して消費者に楽しさを届けることが徹底されていることが何よりも魅力的であると考えています。
特に、事業によってあまり利益が出ないような部門でも楽しさの可能性があるものは限界まで行いたいという企業の姿勢は、簡単に真似出来る考え方ではないと感じました。
企業が本当に価値のあることを消費者に提供するためには、無理をしてでも目標を達成することが必要であると考えています。
御社が行っている事業を見ていても、楽しさの追求という経営理念の基に全力を尽くしている姿勢を伺うことが出来ました。
私も企業理念の達成のために限界を超えて貢献したいです。(313文字)
このように企業の理念にどれだけあなたが共通項を持っているのか探し出し、志望動機に書いていきましょう。
企業理念と実体験を結びつける方法
実際に企業理念を元に志望理由を書こうと思っても、なかなか書きたいことが思いつかないですよね。
そんな方は以下で紹介するイベントに参加してみて書ける要素を作ってみましょう。
- インターン
- OB訪問
- 企業訪問
3つのイベントを1つずつ紹介していきます。
実際に行動して、より良い志望動機を書けるようにしましょう。
インターン
1つ目はインターンに参加することです。
インターンシップとは、実際に企業で仕事を経験することで仕事や企業の理解を深めることができる制度です。
学生時代にインターンシップをすることで、社会人になる前に実際の就業を体験でき、企業研究や業界研究を効率よくすることができます。
実際の社風や従業員の働く雰囲気を目の当たりにしながら就業経験をすることで、企業そのものに所属する体験ができます。
その視点から企業理念に共感した思いを伝えられると、採用担当者に具体的で共感されやすい志望動機となります。
以下の記事ではインターンシップの詳細を説明しているので、参加する前に確認しておきましょう。
OB訪問
2つ目はOB訪問を行うことです。
OB訪問では、就職活動中に自分が興味のある企業や業界で勤務している先輩を訪問し、実際の業界や仕事内容、社内の雰囲気などを教えてもらうことができます。
何よりも学校の先輩かつ企業の従業員である人なので、会社やプライベートのことまで深く聞ける貴重な場です。
企業理念の本質や、企業理念がどのように業務に活かされているのかまで従業員の生の声を対面して直接聞くことができるので、上辺だけで企業理念に共感するのではなく、本質から共感できます。
他にも、OB訪問は自分が社会人になるイメージを持つことができるため、働き方についても具体的な道筋が見えてきます。
こちらの記事では、OB訪問の具体的なやり方や手順、守るべきマナーについて解説しているので、OB訪問をする際の参考にしてください。
企業訪問
3つ目は企業訪問することです。
企業訪問とは、その名の通り企業が主催している説明会や見学ツアーに訪問することです。
企業側には自社の雰囲気や実際に社員が働いている姿を見せることで、より企業への理解を深めてほしいという狙いもあるので、説明会や見学ツアーでは担当者が会社のことを詳細に教えてくれます。
企業訪問時に感じた企業の雰囲気や社風をもとに、企業理念への共感を考えてみましょう。
企業についてより知ってくれている人の方が好感が持てると思います。
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まとめ
志望動機の書き方も様々ありますが、企業理念を組み込んだ志望動機は相手を納得させるためには良いものになるでしょう。
自分と相手を知ることは心を掴む上で大切なことになるので、自他分析を行って良い志望動機がかけ、この記事で紹介した企業理念の書き方やポイントに注意してライバルたちに負けない志望動機を書いていきましょう。
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