- 「面接の自己紹介の仕方が分からない…」
- 「正しい自己紹介の例文を理解しておきたい」
- 「就活の自己紹介では注意点やマナーがあるの?」
など就活で面接を受ける際に不安になっている人が多いのではないでしょうか?
就活の面接で必須項目である自己紹介ですが、ポイントさえ掴めば自己紹介で失敗することはありません!
この記事では、自己紹介をする際に取り入れるべき項目や良い例文と悪い例文の比較まで詳しく説明しています。
この記事を読めば、きっとあなたは自己紹介に自信を持って面接に挑めるようになりますよ!
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面接で聞かれる自己紹介とは
面接では自己紹介は必須項目となっています。
自己紹介は、あなたがどんな人物であるかを面接官に分かってもらえるチャンスなのです。
もし、あなたが面接官の立場なら自己紹介でその人の第一印象が決まると思いませんか?
第一印象や人間性が伝わる自己紹介だからこそ、完璧に準備しておきたいですよね。
そこで自己紹介をする目的から考えて、どのような項目を取り入れるべきか、どのようにして自己紹介を作成すべきかを説明します。
自己紹介をする目的
自己紹介とは、自分はどんな人物であるのか知ってもらうツールであり、さらに挨拶でもあり、面接時のコミュニケーションのきっかけ作りの役割でもあるのです。
面接は自己紹介から入る場合がほとんどなので、この自己紹介がうまくいけばその後の面接も良い雰囲気で進めることができます。
自己紹介で面接官とうまくコミュニケーションを取れれば、その後の面接官とのやりとりにも上手く対応できるでしょう。
しかし自己紹介で失敗してしまうと、後の面接もグダグダになってしまいがちです…。
面接の出だしとなる自己紹介ですから失敗しないよう完璧に備えておきましょう。
伝えるべき5項目
絶対に外せない自己紹介の5項目を説明します。
自己紹介は自分がどのような人物か知ってもらう大切な場ではありますが、あまり話しすぎたり自己紹介の意図から脱線してしまうとマイナスなイメージに繋がってしまいます。
面接官は自己紹介を聞いているのにも関わらず、長々と話が逸れてしまうと面接官に「コミュニケーション能力が低いな」と判断されてしまう可能性だってあるのです。
また自己紹介の時間を制限されている場合もあります。
その制限された時間の中で本当に必要な項目を話さなければなりません。
自己紹介は自分の人柄を理解してもらう大事な場ではありますが、必要な項目を簡潔に話すことがポイントなのです。
自己紹介で伝えるべき5項目は以下の通りです。
- 氏名
- 所属
- 学生時代に力を入れたこと
- アピールポイント
- 今後の抱負
順に説明します。
氏名
まず挨拶と一緒に自分の氏名を紹介します。
ハキハキとしっかり伝わるよう話しましょう。
所属
氏名を紹介する時に一緒に伝えたいのが所属です。
所属とは、学校名・学科名、及び会社名などです。
「〇〇大学〇〇学部〇〇学科の△△△と申します。」というように基本的な情報として最初に伝えます。
学生時代に力を入れたこと
学生時代に頑張ったことや努力したことも自己紹介に取り入れましょう。
ここで間違ってはいけないのが、努力したことをたくさん話せばいいわけではないということです。
面接官が知りたいのは、どう頑張ってきてその結果どんな成長をしたのかということです。
例を挙げると「大学ではラグビー部で練習を頑張ったので、数々の賞を受賞してきました。」ではなく、「大学ではラグビー部に所属しチームメイトと日々練習を重ねることによって、協調性や諦めない力を身につけることができました。」というような紹介がポイントになります。
努力してきた事柄の数ではなく、内容を重視しましょう。
以下の記事では学生時代に頑張ってきたことを効果的にアピールする方法を紹介しています。
アピールポイント
自分の強みとなる部分や自信があることをアピールしましょう。
しかし自己紹介でのアピールポイントは簡潔にまとめておく事が重要です。
あくまで自己紹介であり自己PRではないのでここに時間をかけすぎてはいけません。
アピールポイントに力を入れすぎてしまうと自己紹介の次に「自己PRをどうぞ」と言われて話すことがなくなってしまった…というケースも少なくありません。
あくまでも自己紹介という項目の中でのアピールポイントなので、簡潔に説明しましょう。
以下の記事では自己PRを1分間でまとめて話す方法を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
今後の抱負
今後の抱負とは、採用された場合どのように会社に貢献できるかなどを伝えるものです。
今後の抱負を話すか話さないかで印象がかなり変わってきます。
面接官に「この仕事を任せられそうだな」「会社のことをとても考えてくれているな」と思わせることができる項目なのです。
今後の抱負をうまく伝えることでプラスな印象になるので、ぜひ取り入れてみましょう。
自分の能力を把握する
自己紹介で伝えるべき5項目を理解しても、まずは自分のことを把握していなければ上手く説明できません。
どのように5項目を伝えるか考えるためにも、自分自身について振り返ってみましょう。
まずは自己分析しよう
まずは自分の自己紹介を作成するために自己分析が必要になってきます。
自己分析をすることで、自分の主張に根拠が生まれて説得力が上がるからです。
ここで間違ってはいけないのは自分1人で自己分析をしてしまうことです。
自分1人で自己分析をしてしまうと自分の想像の範囲内でしか会話をすることができません。
誰かに面接官の役をしてもらい練習することによって、面接官の質問に対し試行錯誤して答えをだす訓練をすることができるようになります。
この受け答えが重要になるので自己分析は1人で行わずに、誰かと一緒に練習することが大切です。
以下の記事では自己分析の方法を紹介しているので、分析を始める前に読んでおけば安心できますよ。
PREP法で論理構成しよう
PREP法とはPoint(質問の答え)Reason(答えの理由)Example(例)Point(答えの繰り返し)であり、この文脈で話すことによって聞き手はとても理解しやすくなります。
質問の答えを最初に述べ、そう答えた理由を説明してから例を挙げることでより理解しやすくなり、さらに最後に答えを繰り返すことによって、回答が強調されて印象深いものになります。
自己紹介でもこのPREP法で紹介できると面接官はあなたのことをよりイメージしやすくなります。
以下で簡単にPREPの一例を紹介します。
- Point「私は決断力が高いと自負しています。」
- Reason「実際に周りからリーダーを任され、最後に決定する立場に就くことが多かったからです。」
- Example「高校時代は剣道部の部長をしており、新歓からインターハイ出場まで、ほぼすべて私が指揮してベスト8まで残ることができました。」
- Point「私の決断力を御社の新規事業で活かしたいと思い、応募いたしました。」
普段の会話からPREP法を取り入れることでマスターしやすくなるので、日常の会話でも意識してみましょう。
企業のニーズを理解する
企業側のニーズを把握しておくことはとても重要です。
企業側のニーズからズレてしまってはマイナスな印象を与えてしまうからです。
企業が欲しい人材と一致するような自己紹介ができれば、面接官も「この人をぜひうちで採用したい」と思ってくれるでしょう。
そのためにも企業側はどんなことを必要としているのか、どんな人材を探しているのかということを調べて把握しておくことが重要です。
以下の記事では企業のweb説明会について説明しているので、気になる企業のニーズを調べる前に読んでみてくださいね。
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自己紹介の例文6選
実際に自己紹介の例文を紹介します。
良い例文3つと悪い例文3つを紹介しますので、それぞれの良いところ・悪いところをしっかりと見比べてみましょう。
良い例文
まず良い例文から紹介します。
良い例文を参考にしながら自分のことに当てはめてみましょう。
良い例文1
〇〇大学〇〇学部4年の△△△です。
在学中はアルバイトに励んでおり、アルバイトの経験から接客の楽しさやお客様に納得してもらう難しさを学びました。
また、コミュニケーションの取り方や接客の仕方は誰にも負けない自信になりました。
この能力を御社の販売業務でも活用したいと考えております。
良い例文2
〇〇大学〇〇学部4年の△△△です。
在学中はテニスサークルに所属しておりキャプテンを務めていました。
キャプテンとして大人数をまとめる難しさと部員全員でチームのレベルを上げる向上心を学びました。
テニスサークルで得たリーダーシップ能力と向上心を御社でも活かせるよう頑張りたいです。
良い例文3
〇〇大学〇〇学部4年の△△△です。
在学中はアメリカに留学し語学の勉強に励みました。
最初は外国人とコミュニケーションをとることも難しく語学の勉強も大変ではありましたが、今ではスムーズな英語で外国人と会話ができコミュニケーションをとれるようになりました。
この能力を生かして御社では外国人観光客への対応などに貢献したいと考えております。
NGな例文
続いて悪い例も3つ紹介します。
どこがダメなのか考えながら確認してみましょう。
悪い例文1
〇〇大学〇〇学部4年の△△△です。
在学時には陸上部に所属しており、100m走の全国大会で優勝した経験が3回もあります。
また、たくさんの後輩にも慕われていました。
誰にも負けないという向上心と、多くの人から慕われているという点に自信をもっています。
御社でも自分の強みを生かせるよう努力したいです。
- 頑張った点やアピールポイントを説明しているが、頑張ったことでどんな成長をすることができたかを説明できていません。
- また自信過剰なイメージを持ってしまいます。
悪い例文2
〇〇大学〇〇学部4年の△△△です。
在学時はテニスサークルに所属し、あまり試合に出れませんでしたが選手の応援を頑張っていました。
自信を持てることはあまりありませんが、真面目に仕事に取り組みたいと考えております。
- ネガティブなイメージが強く、あまり良い印象を持てません。
- ネガティブな点はあまりアピールしすぎない方がいいでしょう。
悪い例文3
〇〇大学〇〇学部4年の△△△です。
在学時はラグビー部に所属しており、日々のトレーニングで地道な努力とチームの協調性を学びました。
明るい性格とコミュニケーション能力の高さは誰にも負けないと思います。
御社でもコミュニケーション能力を生かした活躍ができると思います。
- 自己紹介で「〜と思います。」というような曖昧な表現は面接官に不安を与えてしまいます。
- 「〜です。」「〜ます。」と断定して言い切るようにしましょう。
良い例文と悪い例文の違い
必要なものを簡潔かつ的確に自己紹介できている良い例文に対して、悪い例文では自分のアピールポイントばかりであったり、ネガティブすぎたり曖昧な表現なところが問題です。
先ほど紹介した例文以外にも、悪い自己紹介としては長々とダラダラ必要ないことも取り入れている傾向にあります。
自分のアピールポイントをいかに会社にも活かせるかということを簡潔に説明し、ポイントを押さえた自己紹介を行うようにしましょう。
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マスターすれば無敵!瞬間論理構成テクニック5
瞬間論理構成法をマスターしてより完璧な自己紹介を目指してみましょう。
瞬間論理構成法をマスターするために5つのテクニックを紹介しますので、普段の会話から取り入れて練習することをおすすめします。
- PREP法
- 論理のタイアップ
- クッション解釈法
- フックトークテクニック
- 瞬間パズル回答法
順に解説します。
PREP法
1つ目のテクニックは、PREP法です。
PREP法とは先ほど説明したPoint・Reason・Example・Pointの順番で話を組み立てることです。
この順序で話をすることによって面接官はとても聞きやすくなります。
日頃からPREP法を用いて話す練習をしておけば、面接で多少緊張しても分かりやすく話せるでしょう。
論理のタイアップ
2つ目のテクニックとは、論理のタイアップです。
論理のタイアップとは、聞き手が話を理解しやすいよう話をまとめて順番に説明するものです。
論理のタイアップを使うことによって面接官に話が伝わりやすく、また洗練された話し方の印象を与えることができるのです。
「私が学生時代に努力して取り組んだことは3つあります。1つ目は〇〇で、2つ目は△△で…」というように順番に説明されるととても聞きやすく同時に理解もしやすいですよね。
自分自身も整理して話を進めることができますし、面接官にとっても理解しやすい話し方でとても好印象につながりやすいです。
クッション解釈法
3つ目のテクニックは、クッション解釈法です。
クッション解釈法とは、話し手の質問に曖昧な表現があって分かりづらい場合に、質問の意図を確認することです。
面接官の質問の意図が分からない場合は、クッション解釈法でちゃんと聞き返すことによって面接官とのズレをなくすことができるのです。
面接官に質問された時に質問の意図を理解できずに自分の思い込みで答えてしまう人も少なくありませんが、これはマイナスなイメージに繋がるため良くありません。
「すみません、先ほどの質問は〇〇についてでしょうか?それとも△△についてですか?」と聞き返すことによって、質問に対して正しい回答をすることができるのです。
意味が分からないまま適当に答えるのでなく、理解できなかった場合は確認することによって面接官とズレなく対応することができます。
フックトークテクニック
4つ目のテクニックは、フックトークテクニックです。
フックトークテクニックとは面接官の次の質問を誘導するような回答をすることです。
やや難しいテクニックではありますが、このフックトークテクニックが使えると面接を自分の有利な方向に持っていくことができます。
面接官に質問されたことに対してまずはその答えや根拠を先に述べ、その後は次に面接官に聞かれたい内容のリード文を取り入れるのです。
そうすることによって自然と自分が持っていきたい話の流れに誘導することができます。
瞬間パズル回答法
5つ目のテクニックは、瞬間パズル回答法です。
瞬間パズル回答法とは質問に対して2秒で答えられるようにする方法です。
どんな質問でも瞬時に答えられるようにしておくことで、突拍子もない想定外の質問が来た時にも対応できるようになります。
そうは言ってもいくら瞬時に返事をしたとしても適当な答えをしてしまうと、その答えについて深く聞かれると答えられなくなります。
ここで重要なのは自分の自己PRに交えた回答をすることです。
自己PRに交えた回答をすることによって、答えを深く追求されても自分に関する話題に繋げることができます。
例えば政治に関する話題を振られても、自分に関する話題に繋げることができれば知らない政治知識を掘り下げられて困ることは減りますよね。
難易度が高い回答法ですが、練習を繰り返すことで身につけることができるのでおすすめです。
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まとめ
就活を控えている人にとって自己紹介とはどんな風にすればいいのか不安になるものです。
しかし、あらかじめどんなことをどのように伝えておくのか準備してイメージをつけておくと、それほど難しいものではありません。
簡潔に、かつ重要なポイントは押さえてあなたの良さを面接官にしっかり伝えましょう。
会話の練習もしておくと洗練された話し方をマスターすることができ、あなたの印象をグッと上げることにも繋がります。
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