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自己PRで資格を効果的にアピールするコツは?最適なフレームワークと例文も紹介

このコンテンツには、一部プロモーション(PR)が含まれています
自己PR 資格
  • 自己PRに資格のエピソードを入れてもいいのかな
  • 頑張ったことが資格取得だから自己PRで話したい

自己PRに努力して取得した資格の話を入れてもいいのか、悩む就活生もいるでしょう。

結論をお伝えすると、自己PRで資格のエピソードを話しても問題ありません。資格を勉強する過程で身につけた強みはあなたの立派な長所であるため、自信を持って自己PRで話すといいでしょう。

しかし、自己PRで資格をアピールするときのポイントを押さえておかないと、マイナス評価につながりかねません。そこでこの記事では、自己PRに資格を盛り込む際のフレームワークや注意点を解説します。

最後まで読めば自己PRで資格をアピールするコツがわかり、周りの就活生と差をつけられるようになるので参考にしてみてくださいね!

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目次

自己PRで資格取得だけアピールしても弱い!コツを押さえよう

「自己PRに資格のエピソードっていいの?」と疑問に感じる学生もいますが、資格をアピールすること自体は問題ないです。

ここで大切なのは、資格のエピソードを話すなら資格取得の目的や工夫したことを伝えて、自分の性格や熱意を理解してもらうことです。

くれぐれも自己PRで資格を取得したことだけをアピールしないようにしましょう。

企業は「あなたが何の資格を取得したのか」ということはあまり重視していないからです。実際に、資格そのものよりもあなたの人柄や熱意を採用時には見られているというデータもあります。(※)

自己PRで考えるべきこと

  • 資格の勉強で何が大変で、それをどう乗り越えたのか
  • 資格を取得したことでどのような強みが身についたのか
  • その強みを入社後にどのように活かしたいのか

上記を言語化すれば、あなたの人柄や熱意が伝わり高評価にもつながりやすくなるでしょう。

※参考:「就職白書2023」データ集|就職みらい研究所

自己PRで資格をアピールするときのフレームワーク

自己PRで資格をアピールするときのフレームワーク

ここでは、自己PRで素直を語るときに有効なフレームワークを7つ紹介します。

このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。

自己PRはあなたの能力を面接官に伝えるものです。限られた時間の中で、あなたが他の候補者よりも企業の役に立つということを伝えなければなりません。

そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。

  • 能力・長所
  • 背景・きっかけ
  • 問題意識・課題点
  • アクション
  • 結果・変化
  • 能力の再確認
  • 仕事への活かし方

上の7つの要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせることができます。

自己PRの詳しい作り方は、こちらの記事で紹介しているので参考にしてくださいね。

自己PRで資格取得をアピールする方法とポイント

「自己PRで資格を取得したエピソードの書き方がわからない……」

ここからは、資格を取得した経験をもとに自己PRする効果的な方法とポイントを解説します。

  • 先に結論から伝える
  • 資格取得の目的を伝える
  • どんな過程で資格を取ったか伝える
  • 勉強中の資格があればその旨を記載する
  • 応募先企業で活かせる資格をアピールする

5つに厳選したので、一つずつチェックしていきましょう。

1.先に結論から伝える

自己PRで資格取得をアピールする際は、文章が間延びしないように先に結論から伝えてみてください。

結論ファースト(例)

  • 私の強みは継続力です
  • 私は目標達成力に自信があります

上記のように、結論を最初に伝えると採用担当者や面接官に話を理解してもらいやすくなります。

結論ファーストじゃなくなると、「この学生は結局何が言いたいのかな?」と思われてしまいますよ。

自己PRで資格を書くときも話すときも、冒頭で結論を伝えるよう意識してみましょう。結論ファーストは就活時だけでなく入社後でも話す際の基本となるため、今のうちに習慣化しておくのをおすすめします!

2.資格取得の目的を伝える

その資格をどうして取得しようと思ったのか、理由を伝えることで志望動機へと繋げましょう。

資格を取ることで将来に役立ったり、会社に貢献できると思った理由を話すことで、志望動機を話します。

このように自己PRは自分の単純に良いところを話すのではなく、自己PRを通じて志望動機を伝えることに重心を置きましょう。

3.どんな過程で資格を取ったか伝える

資格を取得する際に生じた問題や、困難に対してあなたがどう対応し、工夫し、努力を重ねることで取得に成功したのか、その過程をメインに伝えましょう。

面接官は入社したあなたが、問題に直面した際にどのように行動するかを一番知りたいのです。

あなたがいかに忍耐強く、諦めずに努力を重ねることが出来る人物かを教えてあげましょう。

4.勉強中の資格があればその旨を記載する

現在、取得に向けて勉強中の資格があれば、履歴書やESに記載するという選択肢もあります。

「合格した資格しか書いてはいけない」と思い込んでいる就活生もいますが、そんなことはありません。たとえ一度試験に落ちた資格であっても、現在合格に向けて勉強していることは継続力のアピールにもつながります。

また、難易度の高い資格やすでに取得している資格の上級資格に向けて勉強中の場合も、その旨を書くのもおすすめですよ!

ハイレベルな資格に挑戦していることは、向上心のアピールにもつながります。

合格に向けて勉強中の資格がある人は、ESにその旨を記載してみましょう。

5.応募先企業で活かせる資格をアピールする

あなたの資格や強みを活かして、応募先企業にどう貢献できるのかをアピールしてみましょう。

採用担当者が知りたいのは、あなたが入社後に活躍できるかどうかです。自己PRの中でどう活躍できるのかを具体的に説明すれば、採用担当者もあなたの入社後の活躍イメージが明確になるでしょう。

具体的なアピール方法

  • 簿記3級取得から身につけた向上心を活かして新規事業に挑戦したい
  • TOEICで培った英語力を活かして海外に駐在し、商品を広げたい

上記のように、資格や強みを活かしてどのように活躍したいのかを詳細に話せば、採用担当者に熱意が伝わりますよ!

自己PRで資格取得をアピールするときの注意点

自己PRで資格をアピールする際に注意したいのは、あなたがアピールしたい「資格」は企業にとって何のアピールポイントにもならない、という点です。

不動産業界に就職を希望する学生が、宅建を取得しているのは常識です。

全く珍しくないので宅建取得を声高に叫んでも、不動産業界への就職が適うことはないのです。

それではあなたは資格取得を通じて、一体何をアピールしたらいいのでしょうか?

  • 企業は「資格」自体にはあまり興味がない
  • 取得難易度が一般的に低いものをアピールしない
  • 資格を多く持っている場合は「一貫性」を伝える

1.企業は「資格」自体にはあまり興味がない

企業は、「あなたが何の資格を取ったのか」ということにはあまり興味がありません。企業が知りたいのは、「あなたの取得した資格」よりも「あなたの人となり」です。

あなたが取得した資格は、他の一部の就活生も取っている可能性が高いですよ。

自己PRで資格をアピールするなら資格を取るまでのプロセスに着目して、目的やエピソード、結果などを具体的に伝えてみてください。

そうすることで、あなたの人となりや価値観が採用担当者に伝わり、内定への一歩をスタートできるでしょう。

2.取得難易度が一般的に低いものをアピールしない

自己PRで資格をアピールする場合、取得難易度が一般的に低いものをアピールしないようにしましょう。

少しだけ勉強すれば取得できる資格をアピールしてしまうと、かえって逆効果です。

取得難易度が一般的に低いもの

  • 自動車運転免許
  • TOEIC500点
  • 英検準2級

取得難易度が低いものをアピールするなら、他の資格を勉強中というエピソードか資格以外の話に変えてみるのがおすすめですよ!

3.資格を多く持っている場合は「一貫性」を伝える

多くの資格を持っていても、評価されるわけではありません。

企業からはただの資格コレクターのように見え、目的もなく資格取得をしている印象を与えてしまいます。

大切なのは多くの資格を保有することよりも、なぜそれらの資格にチャレンジしようと思ったかです。

共通した資格取得の目的を話せば一貫性が伝わり、「目的に沿って行動できている」という高評価につながるでしょう。

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資格の自己PRの例文5選

資格に関する自己PR例文

ここまで自己PRに必要な7つの要素を紹介しました。

では、実際に資格取得をアピールする自己PRをどのように書けばいいか、具体例を見てみましょう。

今回は、5つの例文を紹介します。

  • 例文1:「忍耐力・継続力」を自己PR
  • 例文2:「目標達成能力」を自己PR
  • 例文3:「向上心」を自己PR
  • 例文4:「好奇心旺盛」を自己PR
  • 例文5:「資格取得前(勉強中)」の内容を自己PR

順に解説します。

例文1:「忍耐力・継続力」を自己PR

1つ目は、どんなに困難な状況であっても忍耐力・継続力を発揮して努力を重ね、資格取得に成功したことをアピールする例文です。

資格の自己PR例文1

①能力・長所
私には、困難な状況にあっても我慢強く努力する忍耐力・継続力があります。

②背景・きっかけ
この能力は、TOEIC公開テストでスコア820点を取得した過程で身につきました。

③問題意識・課題点
私は高校1年生のときに本で外交官の杉原千畝さんを知り、感銘を受けて将来は海外で活躍する人間になりたいと思い、TOEICで高得点を取ることを決心しました。

しかし、公式問題集を購入してテストを解いたところ結果は238点で、平均点にすら遠く及びませんでした。 また、部活動とアルバイトを掛け持ちしていたため学習環境が良いとは言えませんでした。

④アクション
しかし私は、部活動やアルバイトを辞めずにTOEICで良い点数を取りたいと考え、2つの行動を起こしました。 1つ目に、基礎的な英単語を覚えるために、英単語帳を購入して通学途中やアルバイト先への移動中という短い時間を惜しまず暗記をしました。 2つ目に、早く次に進みたい気持ちを抑えて我慢強く質問をして理解を深めることで結果的に高得点取得の近道になると考えたため、疑問点を英語の教科担当の恩師に何度も質問しに行きました。

Point:易きに流れなかった精神力、心持ちをアピール

⑤結果・変化

これらを5年間続けたことで、結果として大学2年生でTOEIC820点を取得することができました。

Point:長い期間取り組んだことを強調し忍耐強さをアピール

⑥能力への再確認
このように、私には素質や環境が良くない状況あっても諦めず、コツコツと努力を重ねて目標を達成する忍耐力・継続力があります。

⑦仕事への活かし方
働く際にも、持ち前の忍耐力・継続力で目標を達成できる存在になり、御社の海外戦略の一助を担える人材へと成長したいです。

(600文字)

なお、自己PRで継続力を効果的にアピールしたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください。

例文2:「目標達成能力」を自己PR

2つ目は、目標を達成できる能力をアピールする例文です。

資格の自己PR例文2

①能力・長所
私は、計画を立て、工夫して実行することで目標を達成する能力があります。

②背景・きっかけ
この能力は、宅建を取得した経験から身につきました。

③問題意識・課題点
私は幼少期より街をデザインできる不動産業に強い憧れがあり、将来は不動産業界に就職したいと考えておりました。

そして、宅建の取得が不動産業界への就職に有利に働くと聞き、すぐに宅建の取得を決意しましたが、当時は学業に加えアルバイトを2つ掛け持ちしており、学習時間が確保しづらいことが課題でした。

Point:資格取得を決意した動機を志望動機に絡めて説明

④アクション

そこで私は、限られた時間で資格を取得するために、細かい計画を立てるとともに今の生活を工夫することにしました。 具体的には、アルバイト先の上司や先輩の協力を得て、勤務先を変更して近所でアルバイトが出来るようにすることで勉強時間を確保しました。 また、計画無しに目標達成はできないと考え、学習期間と目標得点から1日あたりにやるべき学習を逆算し、日々計画表に基づいた行動を取るよう自分に課しました。 Point:目標達成のために緻密な計画を立てたり工夫ができることをアピール

⑤結果・変化
その結果、アルバイトを続けながら収入面で両親に負担をかけることなく、無事に宅建資格を取得することができました。

⑥能力への再確認
この経験から、目標を達成するために計画的かつ工夫して行動する力が身につきました。

⑦仕事への活かし方
御社に入社しても変わらず、計画を立て、工夫して日々弛まず努力することで目標を達成し続けられる人間でありたいです。

(549文字)

例文3:「向上心」を自己PR

3つ目は、向上心をアピールする例文です。

資格の自己PR例文3

①能力・長所
私は、向上心では誰にも負けません。

②背景・きっかけ
大学2回生のときに卒業後にビジネスで必要不可欠な知識を身につけておきたいと考え、簿記2級の取得にチャレンジしました。

③問題意識・課題点
ところが、今まで会計を勉強したことがない私からしたら簿記2級の勉強は想像以上に難しく、一つひとつの単語の意味を理解するだけでも時間がかかりました。自分に会計の勉強は向いていないかもしれないと諦めそうになりました。

④アクション
しかし、私はやると決めたことは最後までやり遂げたい性格の持ち主です。ここで諦めたら後悔することになると思い、簿記2級の取得に向けて全力を注ぎました。具体的には、試験に合格するために2つ工夫しました。

1つ目は、やみくもに勉強するのではなく、まずは勉強方法を見直しました。簿記2級を取得している先輩やネットから、効率的な勉強方法を取り入れました。
2つ目は、勉強を習慣化することです。朝6時に起きてから授業が始まるまでの3時間は、簿記2級の学習を徹底しました。

⑤結果・変化
その結果、半年後には独学で簿記2級を取得することができました。

⑥能力への再確認
このように、私は困難な状況であっても常に向上心を持ち続けられます。諦めるという言葉は私にはありません。

⑦仕事への活かし方
貴社に入社後も、向上心を忘れずにお客様に喜んでいただけるような付加価値を提供する営業マンになりたいと考えています。

(547文字)

なお、以下の記事で向上心を自己PRする際に押さえておきたいポイントを紹介しています。向上心を伝えたいのにうまくアピールできない人は、参考にしてみてください。

例文4:「好奇心旺盛」を自己PR

4つ目は、好奇心旺盛をアピールする例文です。

資格の自己PR例文4

①能力・長所
私は、好奇心旺盛な性格の持ち主です。

②背景・きっかけ
大学2回生のパソコン実習のときにExcelの関数に触れて、何でも自動化できる点に魅力を感じました。そこからExcelを勉強しながら、MOSのエキスパートを取得しようと考えました。

③問題意識・課題点
ところが、大学の授業とサッカーサークル活動と並行しながらMOSの勉強をするのはかなりハードでした。体力的にも精神的にも厳しかったため、MOSのエキスパートレベルから落としてアソシエイトレベルに変更するか悩みました。

④アクション
しかし、MOSのエキスパートを勉強するたびに私の知的好奇心は刺激され、勉強のやりがいを感じていました。これを学習のモチベーションにして資格を取得できるよう努力しました。

具体的には、大学での空き時間や通学時間の有効活用。大学で一コマ空いてるときは図書館に行き携帯の充電を切って、MOSの勉強に集中しました。通学時に電車に乗ればすぐに問題集を開き、苦手な箇所を繰り返し解きました。

⑤結果・変化
勉強を4カ月間続けた結果、ExcelのMOSエキスパートに合格することができました。
 
⑥能力への再確認
このように私は、厳しい状況であっても好奇心旺盛なところを武器に最後までやり遂げます。

⑦仕事への活かし方
貴社でも知的好奇心を持って、さまざまな業務にチャレンジして成功させていきたいと考えています。

(533文字)

以下の記事では、好奇心旺盛なところを自己PRする際のコツや注意点を解説しています。好奇心旺盛が高評価につながるアピール方法を知りたい人は確認しておきましょう。

例文5:「資格取得前(勉強中)」の内容を自己PR

5つ目は、資格取得前で勉強中であることをアピールする例文です。

資格の自己PR例文5

①能力・長所
私の強みは、計画性があるところです。

②背景・きっかけ
現在、今年の5月にFP2級に合格できるように勉強に励んでいます。

大学の専攻は経済学でしたが、具体的な金融知識には乏しく実生活でのマネー管理の重要性を感じていました。そこで、自分自身のライフプランのためだけでなく、他人の金融計画のサポートもできるようにFP2級の資格取得を決意しました。

③問題意識・課題点
FP2級の勉強は決して簡単ではなく、学習範囲が膨大で効率的に勉強することが求められます。

④アクション
私は、まずはテスト範囲を全体的に調べて頻出分野から勉強する優先順位を決めました。そこから、今年の5月に合格できるように4カ月間の学習スケジュールを作成。分野ごとにインプットするべきことをタスク化して、日々の勉強に落とし込みました。

また、2週間ごとにテストを自分に課し、常に進捗を把握するようにしています。テストの結果が少しでも悪ければ、次の2週間の勉強量を増やして計画から遅れないように努めています。

⑤結果・変化
勉強を始めてから3カ月経ちましたが、模試では合格範囲に入れています。このまま予定通り、5月のテストでは合格できると考えています。

⑥能力への再確認
このように、私は目標を達成するための計画を立てる力に自信があります。

⑦仕事への活かし方
貴社に入社後は、貴社が掲げるビジョンに向かって計画的に仕事を進めていきたいと考えています。

(547文字)

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