- グループディスカッションであまり自分の意見を言うのが得意じゃない……
- これ以上グループディスカッションで落ちないためには何をすればいい?
- 役割を設定して取り組めば落ちないって聞くけど、本当なの?
このようにグループディスカッションについて、不安に思っている人もいるのではないでしょうか?
実はグループディスカッションには通過する人、落ちる人の特徴があり、事前に確認しておくことで通過する確率を上げることが可能です。
この記事では、グループディスカッションを受かる人と落ちる人の特徴、通過するための対策について説明します。
本記事を読めば、グループディスカッションへの不安や苦手意識を軽減し、自信を持って臨めるようになりますよ!
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グループディスカッションが苦手で落ちる人は多い
- グループディスカッションで話すタイミングがわからない
- 人見知りで大勢の人と話すのが苦手
このように、グループディスカッションが苦手でなかなか通らないと悩む人は多くいます。
また、グループディスカッションは企業がたくさんの学生をふるいにかけ、落ちる人が多い選考でもあるのです。
グループディスカッションで受かるようになるためには、評価ポイントや、落ちる人の特徴と受かる人の違いを理解することが大切です。
そして、落ちる人から受かる人になる努力と工夫をしていきましょう。
グループディスカッションに落ちる割合
グループディスカッションに落ちる割合を、知りたいという人もいるでしょう。
しかし、落ちる割合は明確にはわかりません。グループディスカッションの通過率は、企業によって異なり、明確な基準がないからです。
また、企業の思惑として、グループディスカッションで多くの学生をふるいに掛けようとする傾向にあり、落ちる割合は高い傾向にあるのです。
通過率を高めるには、経験と慣れが重要。
何回も経験して慣れることで、進め方や自分に合った立ち回りがわかってくるので、グループディスカッションを経験できるインターンシップやセミナーに参加して慣れましょう。
グループディスカッションの評価ポイント5つ
グループディスカッションで通過率を高めるためには、企業が何を評価しようとしているのかを知ることが有効です。
そこで、グループディスカッションの評価ポイントを5つ紹介します。
- 個人の人柄
- 企業との相性
- グループに積極的に貢献しているか
- 積極的に発言しようとしているか
- 論理的に考え、発言できているか
見られているポイントがわかれば対策が打てるようになるので、しっかり理解しましょう。
1.個人の人柄
グループディスカッションでは、ESや面接ではわからない学生の人柄を見ようとしている企業が多くあります。
人柄で大切なのは、「一緒に働きたい」「うちで活躍してくれそう」と思ってもらえることです。
どんなに優秀な人だったとしても相手を言い負かせようとしたり、意見を否定ばかりしたりする人は、一緒に働きたいと思われないでしょう。
逆に、他の人のアイデアを肯定したうえで自分のアイデアを述べ議論を前に進めたり、アイデアを出しやすい雰囲気を作ったりできる人は、評価されますよ。
2.企業との相性
前の章で、グループディスカッションでは人柄が見られることを話しましたが、その人柄と企業との相性が合っているかも、同時に評価ポイントになります。
採用したいと考える人物像は企業によってさまざまで、たとえば以下のようなものがあります。
- 問題解決能力がある人
- メンバーを巻き込んで積極的に課題を解決しようとする人
- 柔軟な思考力、論理的思考力を持つ人
長期的に働いてもらうためにも、企業との相性を重視しているのです。
そのため、志望企業がどんな人材を求めているかを事前に調べ、把握しておくことも大切ですよ。
3.グループに積極的に貢献しているか
グループディスカッション中には、グループに積極的に貢献しようとしているかも見られています。
例として、論点がズレてしまったことに気づいて元の議題に戻したり、的確な時間配分で結論までまとめたりできているかなどです。
このような行動ができていると、グループに積極的に貢献していると評価され、高評価につながるでしょう。
4.積極的に発言しようとしているか
グループディスカッションでは、議論に主体的に参加し、積極的に発言できているかも評価している企業は多いです。
実際に仕事をする中でつまずいたとしても、物事を前に進められる人を企業は求めているからです。
しかし、自分ばかり発言し過ぎたり、他の人の話を遮ったりする人は、かえって評価が低くなる可能性があるので、避けましょう。
あくまでも自分の持ち時間内で、積極的に自分の意見を述べることが大切です。
5.論理的に考え、発言できているか
目的から筋道を立てて考え、発言できる人は、グループディスカッションで評価されやすいです。
仕事においても、目的から筋道を立てて行動することが求められるからです。
また、議論を前に進めるためにも根拠を示しながら意見を主張することが大切。
根拠がない意見は、メンバー全員が納得しながら議論を前に進めるのを妨げてしまいます。
そのため、根拠と意見を紐づけて誰もが納得できる議論を展開できれば、より評価されるでしょう。
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グループディスカッションに落ちる人の特徴5つ
まずは、グループディスカッションに落ちる人の特徴を見ていきます。
グループディスカッションに落ちる人には、次のような特徴が見られます。
- ディスカッション中に発言をしない
- 論点がずれている
- 発言内容がネガティブである
- 人の話を聞いていない
- 設定した役割に固執しすぎている
落ちる人の特徴を認識し事前に対策を取ることで、グループディスカッションを通過する確率を上げていきましょう。
1.ディスカッション中に発言をしない
グループディスカッションで発言をしない人は、面接官の印象に残らず通過することができません。
発言をまったくしないということは、その場にいてもいなくてもディスカッションの進捗にまったく影響を与えないということです。
たとえば、仕事中の打ち合わせに出席した際に「今回の議題に関してどう思いますか?」と問われたとき、何も発言しなければ議論に参加をしていないのと同じです。
発言をし続ける必要はありませんが、自分の意見を持ち発言をすることでディスカッションに参加する必要があります。
2.論点がずれている
積極的に発言をしたとしても、論点がずれていると面接官からの評価は上がりません。
論点がずれた発言はディスカッションを前に進めないだけでなく、発言している時間を無駄にしてしまう可能性もあります。
たとえば、Aに関する議論をしている際に、関連するBに関する発言をすると、Aに関する議論は深まらずその時間は他の参加者の時間を奪ってしまいます。
議論に参加している場合には論点を明確にし、そこからずれないように発言をしましょう。
3.発言内容がネガティブである
議論をしている際に他の人の発言に対して否定ばかりする人は、良い印象を受けません。
発言したとしても否定されると思うと、積極的な発言が阻害されてしまいます。
他の人がした発言を否定する場合には、代替案を掲示したり相手が否定されることを納得できるような理由を添えたりすることで、発言しにくい雰囲気を作る必要があります。
発言するときは、なるべくポジティブな発言を心がけることが重要です。
4.人の話を聞いていない
ディスカッション中に他の人がした発言を聞いていないような態度は、面接官だけでなく議論しているメンバーにも悪い印象を与えます。
話を聞いていないことは、その態度だけでなく自身の発言に対しても大きな影響を与えます。
たとえば、すでに終わった議論に関する発言や重複した意見を出してしまう可能性がありますし、論点がずれてしまう可能性もあります。
きちんと話を聞くことで議論の流れを把握し、周囲に悪印象を与えないことが重要です。
5.設定した役割に固執しすぎている
グループディスカッションでは最初に役割を決める場合がありますが、その役割に固執しすぎると自分の意見を発信できない可能性があります。
司会や書記などで積極的に意見を発信しないと考えられる役割でも、発言をしてはいけないわけではありません。
議論が意図しない方向に進んでいくのに気づいていても、「私は書記だから発言はせずに淡々と記録を残していこう」と考えて流してしまった場合、グループ全体の評価が低くなります。
役割に捉われずに、臨機応変に対応しましょう。
グループディスカッションを通過する人の特徴2つ
グループディスカッションを通過する基準は会社によって違いますが、通過する人には次のような共通点があります。
- 会社の求める人材像に合致している
- ディスカッションを前に進めていける
これらの特徴を理解すれば、グループディスカッションの準備をするときに会社に合わせた対策が取れるので、自信を持ってグループディスカッションに臨めますよ。
それぞれ解説します。
1.会社の求める人材像に合致している
一つ目は、会社の求める人物像に合致していることが大切です。
会社はグループディスカッションを通して、自社が求める人材像に合致する人を見極めようとしますが、その基準は会社によって異なります。
周囲を巻き込んで仕事を進めていける人材が欲しい会社もあれば、困難な課題でも関係者の協力を得ながら結論を出してくれる人材が欲しい会社もあります。
その会社が求めている人材像に合致している人であることを、グループディスカッションで面接官に上手に伝えられれば、選考を通過しやすくなります。
2.ディスカッションを前に進めていける
会社にとって重要な人材は、どのような貢献の仕方であっても仕事を前に進めてくれる人材です。
グループディスカッションの中では、司会として周囲の意見を促したり、問題提起をしメンバーの議論を引き出すことで前に進めていける人材が評価されます。
時間をかけて打ち合わせをしても、その中で議論が進まず結論に近づかなければ、その打ち合わせを実施した意味がないため、ディスカッションを進めてくれる人材が求められます。
司会として進めるだけでなく議論を活性化させる発言をしたり、書記として的確に整理した内容を議論が停滞した場合に振り返ったりすることも議論を前に進めることにつながります。
普段の性格やキャラクターによって立ち位置は異なりますが、ディスカッションを前に進めることを意識して取り組みましょう。
以下の記事では、グループディスカッションの進め方や流れについて解説しているので、あわせて見てみてください。
グループディスカッションを通過するための対策3つ
グループディスカッションを通過するためには、重要なポイントが3つあります。
- 自分に合った役割を担う
- 議論を進めることを意識する
- 練習を積んで場数を踏む
通過する確率を上げるためにポイントを把握し、準備をしておきましょう。
1.自分に合った役割を担う
グループディスカッションでは司会や書記などの役割が必要になりますが、普段の自分に合った役割を担いましょう。
普段の自分とは違う役割には慣れていませんし、失敗してしまう可能性が高くなります。
普段は積極的に自分の意見を発言するタイプではない場合に無理して発言し続けると、慣れていないため的確な意見が出せずに逆効果になってしまいます。
無理に自分を作らず、普段の自分に合った役割を担うことが重要です。
2.議論を進めることを意識する
議論を結論に近づけるために貢献することが参加者にとって重要なため、常に議論を前に進めることを意識しましょう。
いくら議論の中で積極的に発言をしたとしてもそれが結論に近づくものや、議論を活性化させるものでなければ評価はされにくいです。
たとえば、打ち合わせで議題に直接関係のない発言を、積極的にする人が参加しているとします。
そうなると、本来結論を出したい議題に関する議論は深められず、他の参加者にとって時間の無駄になってしまいますよね。
グループディスカッションに参加する際には、必ず議題を確認し議論を進めることを意識して行動することが必要ですよ。
3.練習を積んで場数を踏む
グループディスカッションでは場数を踏んで経験値を貯めておくと、上手く立ち振る舞える確率が高くなります。
誰でも最初から場の流れを読み適切な発言ができるわけではなく、経験を積むことで素早く状況を認識し適切な発言ができるように成長します。
たとえば、以下のようなことができると面接官からの評価は大きく上がります。
- 議論が本来の議題から外れていきそうなのを感じ取り、軌道修正をする
- 議論がうまく進んでいないときに活性化させるような発言をする
しかし、これらは経験を積んでいるからこそできること。議論をすることに慣れていない場合には、まず議題を決めて練習を積みましょう!
自己分析をやり込み、グループディスカッションに備えよう
グループディスカッションで高評価を得るには、自己分析を通して「あなた自身」を深く理解しておくことが重要です。ただ、そんな時間がない人も多いはず。
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グループディスカッションが嫌なら就活キャリアに相談してみよう
ここまでグループディスカッションに落ちる原因と落ちる人の特徴、対策方法を紹介してきましたが、「できれば避けたい」と思っている人もいるでしょう。
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選考対策には就活エージェントがおすすめ
グループディスカッションの対策には就活エージェントの利用がおすすめです。
ここではおすすめの就活エージェント5社を紹介します。
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しっかり対策をしてグループディスカッションに臨もう
グループディスカッションを通過する人と、落ちる人にはそれぞれ共通の特徴があります。
会社が求める人材に合致していて、ディスカッションの結論を出すことに貢献している人は評価されます。
しかし、まったく目立たなかったり、目立っていたとしても論点からずれた発言が多かったりすると、面接官から良い評価を得ることはできません。
うまく通過できない場合は、役割が自分に合っているか、議論を進めることに貢献できているかを確認しながら練習を積んで、内定に近づきましょう!
グループディスカッションが苦手な人向けの対策法もこちらの記事で紹介しているので、参考にしてください。
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