インターンシップにおすすめの企業6選！選び方やインターンに合格するためのコツを解説

「インターンシップにおすすめの企業はある？」
「インターンシップに合格するための方法が知りたい」

インターンシップは、実際に企業で働く経験ができるため、就活を有利に進めたいと考えている人や自身に適した職場を探したい人に向いています。

しかし、インターンシップを開催している企業は非常に多く、何がおすすめなのか気になる人は多いでしょう。

インターンシップに参加して後悔しないためには、適切な選び方について確認しておくと安心です。

本記事では、インターンシップにおすすめの企業や適切な選び方、インターンシップに合格するためのコツについて詳しく解説します。

後悔しないインターンシップの適切な選び方

インターンシップに参加して後悔しないためには、次の適切な選び方について確認しておくようにしましょう。

それぞれ詳しく解説します。

希望の職種で選ぶ

インターンシップに参加する際は、希望の職種から選ぶのがおすすめです。

ITエンジニアや営業などさまざまな職種がありますが、目指す職種から選ぶとインターン先の企業をある程度絞ることが可能です。

希望職種のインターンシップに参加すると、働き方や業務内容を確認できるため、どのような仕事や環境が向いているのかが見えてくるようになるでしょう。

また、インターンシップの経験を採用試験の際にアピールすると説得力が増すため、内定獲得にもつながります。

身につけたいスキルから探す

身につけたいスキルが決まっている場合は、インターンシップの内容から企業を選ぶようにしましょう。

各企業によってインターンシップの内容は異なるため、身につけたいスキルを学べる環境に身を置くと、効率が良くなります。

インターンシップのサイトによっては、スキルで検索できるものもあるため、効率よく企業を探したい人におすすめです。

給与や勤務時間などの待遇面を確認する

インターンシップで後悔しないためには、給与や勤務時間などの募集要項についてよく確認するようにしましょう。

通学しながら通える勤務時間であるか、生活費や学費を稼ぐために十分な給料をもらえるかなどを考慮したうえで参加しましょう。

学校やアルバイトも考慮し、給与や勤務時間が問題ないかをよく確認し、参加後に困惑しないように注意してください。

興味のある業界や事業から選ぶ

インターンシップは、興味のある業界や事業から選ぶのもおすすめです。

職種まで詳細に決まっていなくても、興味のある業界や事業内容がある人は、プログラム内容や期間を絞ると効率よくインターンシップ先を選べます。

業界内にはさまざまな企業がありますが、仕事内容などは大枠では大差なく、参加することでより業界や事業についての理解を深めることが可能です。

どのような職種か悩んでいる場合は、興味のある業界や事業のインターンシップ先で見つけられる可能性もあります。

インターンシップにおすすめの大手企業

大手企業のインターンシップに参加したい人は、次の企業がおすすめです。

それぞれの企業のインターンシップ情報について詳しく解説します。

株式会社リクルート

株式会社リクルートは「まだ、ここにない、出会い」の企業理念をもとに、企業と個人をつなぐことを基盤としたさまざまなビジネスを展開する企業です。

新卒や中途の人材採用や住まい・ファミリー、飲食、旅行など多くのサービスを展開し、社会貢献に携わっています。

現在は、2024年11月14日（木）締め切りでデータスペシャリスト職の就業型インターンシップを開催しています。

さまざまな事業を手がけるリクルートのデータスペシャリスト職として実際のプロジェクトに参加し、社員と同じ目線で業務に携わることが可能です。

時給も高く、リモートワークも可能であるため、気になる人はぜひ参加してみてください。

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントは、メディア事業やインターネット広告事業、ゲーム事業など多くの事業に携わる大手企業です。

現在では、広告メインの事業からAIを活用したテクノロジーや3DCGのような最先端技術も取り入れています。

インターンシップでは、エンジニア向けのサーバーサイド開発や内定直結型のゲームUIインターンシップなどが開催されています。

最新技術に触れられるインターンシップが豊富なので、興味のある人はぜひ参加してみてください。

Ｓｋｙ株式会社

Ｓｋｙ株式会社は、1985年に設立されたICTソリューション事業やクライアント・システム開発事業を手がける大手企業です。

ICTソリューション事業では、自社パッケージ商品の企画・販売をおこない、学習活動ソフトウェアや医療機関向けの管理システムを展開しています。

クライアント・システム開発事業では、各メーカーからの依頼を受けてシステムやソフトウェアを開発・検証する事業です。

主にIT系の事業を展開していることから、ITエンジニアを目指している人におすすめできます。

インターンシップでは、Ｓｋｙ株式会社での活動を体感できる内容が多く、どのような働き方なのか興味がある人はぜひ参加してみると良いでしょう。

株式会社博報堂

株式会社博報堂は、1895年に設立された国内トップクラスの広告代理店です。

クライアントの相談や発注に対して、課題策定や戦略立案などをおこなっています。

ビジネスデザイン篇のインターンシップを開催しており、5日に分けて株式会社博報堂がつくるビジネスを体験できます。

広告事業や株式会社博報堂の働き方に興味がある人は、ぜひ参加してみてください。

株式会社オリエンタルランド

株式会社オリエンタルランドは、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーの運営をおこなう企業です。

また、東京ディズニーランド付近のホテルやレストラン等も運営しています。

インターンシップは総合職向けと専門職向けで分けられており、総合職の場合はテーマパークビジネスの課題解決に取り組む1day短期インターンとなります。

一方専門職は、アトラクションやショー設備機器メンテナンスなど、5日間の就業体験が可能です。

テーマパークビジネスに興味のある人や、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーで働きたい人は、ぜひ参加してみてください。

富士通株式会社

富士通株式会社は、ソフトウェア開発やハードウェア開発をおこなうITの大手企業です。

ITサービス事業は国際的にも高いシェアを誇り、欧米・アジア・オセアニアなど幅広い地域でのサービス展開に成功しています。

今年の募集が終了していますが、2025年3月3日から2週間以上富士通の仕事を実務に近い形で体験できるインターンシップを開催しています。

IT分野の大手企業に興味がある人や、富士通株式会社の働き方を体験してみたいと考えている人は、ぜひ参加してみてください。

インターンシップにおすすめのベンチャー企業

インターンシップにおすすめのベンチャー企業は、次のとおりです。

それぞれの特徴やインターンシップ情報を詳しく解説します。

ベンチャー企業に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。

株式会社PR TIMES

株式会社PR TIMESは、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を主軸事業としてさまざまなサービス展開をおこなう企業です。

PR TIMESは10万社以上の企業が利用しており、東証プライム市場上場も狙えるにもかかわらず、成長を続けるおすすめのベンチャー企業といえます。

株式会社PR TIMESでは、早期選考直結や営業・イベントサポート担当など、さまざまなインターン生を募集しています。

インターンシップを通じて、多くの産業の最新情報や株式会社PR TIMESでの働き方など体験可能です。

年齢や年次関係なく挑戦する人がチャンスを得られる環境のため、努力を続けられる人や常にキャリアアップを求めているような人におすすめです。

株式会社アップグレード

株式会社アップグレードは、女性向けに副業やフリーランス特化型オンラインキャリアスクール「WEBCOACH」を運営する企業です。

代表の市村健太氏は、東京大学卒業で外資系コンサルティングファーム出身であるほか、インターン生は外資系投資銀行や外資系戦略コンサルなどの難関企業へ入社した実績があります。

インターンシップでは、最先端の生成AIの研究・開発やSEO・SNS広告などのWebマーケティング体験など、さまざまな経験を得られます。

募集職種が複数あるため、自身が志望する職種に適したインターンシップに参加してみると良いでしょう。

NAXA株式会社

NAXA株式会社は「未来のエンタメ体験を創る」をテーマに、放送局や動画配信サービス開発、新規事業の支援をおこなう企業です。

2023年11月に株式会社雛菊と経営統合しました。

少人数ですが、放送技術のプロフェッショナルや画像処理のエキスパートが在籍しており、インターンシップではさまざまな知識・スキルを学べます。

エンジニア職を主にインターンシップで募集しており、映像技術とITを融合させた最新技術に触れられます。

また、20代の若手社員が多いため、大学の研究室のような雰囲気で自身のアイディアを積極的に提案できる環境です。

最新技術に触れてみたい人や、働きやすい環境でインターンシップに参加したい人は、NAXA株式会社がおすすめです。

株式会社Wizleap

株式会社Wizleapは、ライフプランや資産形成についての相談を受けるマネーキャリアや金融機関向けのソフトウェア開発をおこなう企業です。

主なサービスには、資産形成や保険相談をおこなう「マネーキャリア」や、ペット保険の比較・相談ができる「MOFFME」などがあります。

インターンシップでは、1人で起業するスキルが身につけられるほか、保険業界について深く理解できます。

インターン生を主体としてプログラム内容であるため、さまざまな裁量を任せてもらえる点が大きな特徴です。

保険業界に興味のある人や、主体的にインターンシップに取り組みたい人は、株式会社Wizleapがおすすめです。

インターンシップの種類

インターンシップには、次のような種類があります。

それぞれの特徴を確認し、自身に適したインターンシップに参加しましょう。

1dayインターン

1dayインターンは、1日で企業の業務を体験できる短期のインターンシップです。

実際の業務体験やスキル習得ではなく、企業の雰囲気や仕事内容を理解することを目的としています。

1dayインターンでは、会社の業務を実際に体験できるプログラムが用意されていることが多く、グループワークや座談会などを通じて社員と交流する機会も得られます。

短期間で効率的に企業の理解を深められるため、就活の企業研究の際に役立つでしょう。

短期インターン

短期インターンは、数日から数週間の期間で企業の業務を体験できるインターンシップです。

特定のプロジェクトに参加したり、実際の業務をサポートすることで企業の働き方や業界・職種の情報収集が可能です。

短期インターンは、企業の実務を短期間で集中的に経験できるため、自分の適性や興味のある業界を確認するのに役立ちます。

また、職場環境や社員とのコミュニケーションを体感できるため、就職活動を進めるうえでの重要な判断材料にもなります。

長期インターン

長期インターンは、数ヶ月から半年、場合によってはそれ以上の期間にわたって企業で業務を体験するインターンシップです。

短期インターンに比べて責任のある仕事を任されることが多く、プロジェクトの一部を担当する場合もあります。

実務経験を積みながら、職場のルールやコミュニケーションの方法を学び、社会人としてのスキルを身につけられる点が大きなメリットです。

また、長期インターンの経験は就活の際のアピールポイントにもなるほか、企業によっては内定に直結するプログラムもあります。

文系におすすめのインターンシップ

文系におすすめのインターンシップは、次の企業です。

伊藤忠商事株式会社では、インターンシップを通じて商社ビジネスの理解を深められるほか、今後のキャリア形成にも役立ちます。

株式会社ニトリでは、商品開発や事業立案に携わったり、4つの部署から興味のあるコンテンツを選び、自己分析や業界研究をしたりできます。

いずれもビジネス理解を深められるほか、業界・職種の研究にも役立つため、文系の人におすすめです。

理系におすすめのインターンシップ

理系におすすめのインターンシップは、次の企業です。

LINEヤフー株式会社では、実際の現場にアサインされる就業型のプログラムを採用しており、メンターの現役エンジニアからサポートを受けながら業務に携われます。

実践的な取り組みを通じて現役エンジニアから直接レビューやフィードバックがもらえるため、自身の成長やスキルアップにつなげられるでしょう。

株式会社ニトリでは、5つのコースを用意しており、情報システムコースではEC・アプリサービスの新規企画提案やデータと現場知識を組み合わせた経営戦略立案が学べます。

株式会社ニトリで採用されているITについてさまざまな視点から学べるため、大手企業のITに興味のある理系の人におすすめです。

インターンシップに合格するためのコツ

インターンシップに参加するためには、企業の選考に通過する必要があります。

興味のあるインターンシップに参加するためにも、次の合格のコツについて確認しておきましょう。

それぞれ詳しく解説します。

適性検査の対策をしておく

企業のインターンシップに合格するためには、SPIや玉手箱といった適性検査の対策をしておくことが重要です。

多くの企業では、応募者のスキルや適性を評価するために適性検査を実施します。

インターン先の企業がどのような適性検査を実施しているのかを事前に確認しておき、参考書やWebなどを活用して対策を講じておきましょう。

グループ・ディスカッションの練習をしておく

多くの企業は、チームへの貢献度や他人への配慮、主体性などを確認するためにグループワークやディスカッションを取り入れています。

グループ・ディスカッションのスキルは一人で身につけるのは難しいため、同級生や教授と練習しておくのがおすすめです。

ディスカッションの動画を撮影したり、役割分担をしたりして工夫しておくと、よりグループ・ディスカッションのスキルが向上します。

エントリーシートはPREP法を用いる

エントリーシートを書く際は、PREP法を用いるのがおすすめです。

PREP法は「結論→根拠→具体例→結論」の順序で文章を組み立てる方法です。

たとえば、次のように文章を作成します。

経験の部分には、誰でも言えるような内容ではなく、自身のみの経験を盛り込むことで説得力が増します。

PERP法をうまく活用し、エントリーシートを作成するようにしてください。

インターンシップを探す際におすすめのサイト

インターンシップを探している場合は、次のサイトの利用がおすすめです。

それぞれ詳しく解説します。

サイトを有効活用し、インターンシップを効率よく探しましょう。

Offerbox

Offerboxは、プロフィールを確認した企業から選考やインターンシップのオファーが直接届く新卒オファー型就活サービスです。

全国の幅広い大学や学部に所属している学生などを含む24万人以上がサービスを利用しています。

東証プライム上場企業の半数以上も利用している点が大きな特徴であり、大手企業のインターンシップに参加できる可能性もあります。

また、学歴によるオファー受信の偏りがない点もメリットです。

学歴に自信のない人でも大手企業からオファーが届く可能性があるため、効率よくインターンシップを探したい人におすすめです。

キャリアチケットスカウト

キャリアチケットスカウトは、5つの質問に回答するだけでキャリアの考え方を明確にできる就活サービスです。

就活にあたって、何を軸に取り組めばよいのかがいまいちわからない人に向いています。

明確にした価値観を確認した企業からオファーが届く点が大きな特徴です。

同じ価値観を持つ企業からインターンや選考の情報が届くため、自身に適したインターンシップを見つけられる可能性が高いです。

また、決められた質問に回答するだけでガクチカと自己PRを簡単に作成できます。

納得のいく自己PRを作成しておくと、より多くの企業から声がかかるようになるため、ぜひ活用してみてください。

lognavi

lognaviは、就活生と企業が同じ適性テストに取り組み、累計データをもとにAIが相性の良い企業とマッチングさせる就活サービスです。

同じ価値観や考え方を持つ企業とつながることができるため、自身に最適なインターンシップ先を見つけられる可能性が高いです。

アプリではタイムライン機能が使えるのが特徴であり、共通の友達や先輩とつながれます。

同じ就活を頑張っている者同士で切磋琢磨しながら就活に取り組めるため、モチベーションも上げられるでしょう。

相性の良い企業のインターンシップに参加したい人や、同じ就活に取り組んでいる友達や先輩とつながりたい人は、lognaviがおすすめです。

インターンシップに関するよくある質問

インターンシップに関するよくある質問は、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

同様の悩みを抱えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

インターンシップに参加する目的は？

インターンシップに参加する目的は、人によって異なりますが一般的には次のような目的が多いです。

就業体験を通じて仕事や企業、社会などの理解を深められるインターンシップは、自己分析や業界・企業・職種理解を深めることを目的にしている人が多いです。

また、人脈を広げたり、就活の予行練習と考えていたりする人もいます。

インターンシップに参加すると就活が有利になりますか？

インターンシップに参加すると就活が有利になります。

職種や業界、企業理解を深められるほか、長期インターンに参加した場合は実務で使えるスキルを身につけられるでしょう。

就活の際には、インターンシップの経験をアピールできるため、ほかの就活生との差別化にもつながります。

インターンシップは何社応募するべきですか？

インターンシップは、30社程度応募するようにしましょう。

多くの人がインターンシップに参加したいと考えており、競争率が高いと参加できない可能性が高くなります。

数社に絞るのではなく、複数社応募しておくことで興味のあるインターンシップに参加できる確率を上げておきましょう。

インターンシップに落ちると本選考は受けられませんか？

インターンシップに落ちても本選考には参加できます。

多くの企業では、インターンシップと本選考を分けて考えており、落ちたとしても本選考では十分に内定を獲得できる可能性があります。

入念な就活準備をしたうえで、志望度の高い企業への就職を成功させましょう。

インターンシップに参加するメリットを教えてください。

インターンシップに参加するメリットは、次のとおりです。

企業で実際に働くインターンシップでは、参加することでキャリアの方向性を確認できるほか、実践的なスキルが身につくなどさまざまなメリットが得られます。

インターンシップでの経験は、就活の際にも非常に役立つため、ぜひ積極的に参加してみてください。

まとめ | 質の高いインターンシップに参加して就活を有利に進めよう

インターンシップに参加することで、実践的なスキルが身につけられるほか、業界や職種理解にもつながります。

しかし、適当なインターンシップに参加するのではなく、興味のある分野で就業体験の得られる企業を選ぶ必要があります。 本記事で紹介した企業を参考に、ぜひ積極的にインターンシップに参加してみてください。