- 冬インターンに行くメリットってあるの?
- 夏に参加できなかったから冬のインターンは行きたい
- 冬インターンに参加するときの髪型や服装、持ち物が知りたい
上記のように、冬のインターンに参加するべきかどうかの判断や、参加するときの持ち物、服装についてよくわかっていない方もいるでしょう。
冬インターンに参加することで、内定獲得や本選考で優遇されるなどの今後の就活を有利に進められるメリットが多くあります。
そこでこの記事では、以下の内容を解説します。
記事内容
- 冬インターンとはそもそも何か
- 参加のメリットや流れ
- 参加する際の注意点
この記事を読めば、冬インターンに行くべきかどうかがわかり、参加する際に必要な準備やマナーを事前に把握することができますよ。
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冬インターンとは?
冬インターンとは、大学3年生の冬に行われる短期インターンのことです。
ここからは、冬インターンの目的や開催時期、夏インターンとの違いなどより詳しい内容について見ていきましょう。
1.冬インターンを行う目的
企業は冬インターンを行うことで、優秀な人材や自社にマッチする人材と接触し、就活本格化前に自社を志望してもらうことを一番の目的としています。
つまり、就活が本格的に始まる3月より前に優秀な学生を囲い込み、積極的に採用したいと考えているのです。
自社にマッチする人材を探すために、自社の業務に近い内容のプログラムや選考を意識したプログラムを実施しています。
その中で、学生の能力の高さや意欲を見極めようとしています。
あなたが志望度の高い企業から早期に内定を勝ち取りたいなら、冬インターンに参加すべきです。
2.冬インターンの開催時期
冬インターンは、大学3年生の12月から2月の間に行われ、募集・選考開始は9〜10月となります。
また、大学の授業と被らないよう土日や春休み期間中に行われることが多いです。
就活は年々早期化しており、企業は3月から始まる本格的な選考の前に、自社とマッチする就活生と会いたいと考えています。
そのため、冬インターンを開催する企業は今後も増えていくと予想されるでしょう。
3.夏インターンとの違い
夏インターンと冬インターンでは、開催期間に大きな違いがあります。
夏インターンは数日から数カ月の中長期間に渡って実施されますが、冬インターンは1〜3dayなど、比較的短期であることが多いです。
この開催期間の違いは、企業がインターンを行う目的の違いからきています。
夏インターンは、幅広い業界・企業を視野に入れる学生が多いため、自社を知ってもらうことを一番の目的にしている企業がほとんど。
そのため、グループワークや実際の仕事を疑似体験できるようなプログラムであることが多いです。
一方冬インターンは、就活本格化前に自社を志望してもらうことが目的のため、実践的かつ選考要素も加わった内容のプログラムが組まれています。
夏インターンの概要や参加の注意点について知りたい人は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
【冬インターンには行くべき?】参加するメリット3つ
冬インターンに行くべきか迷っている人も多いでしょう。そこで、冬インターンに行くべきメリットを3つ紹介します。
冬インターンに参加するメリット
- 採用に直結、優遇される企業もある
- その業界・企業の向き、不向きがわかる
- 就活に意欲的な学生とも出会える
中には冬インターンで、優秀な学生を採用しようと考えている企業や選考の優遇措置を設けている企業もあります。
メリットを踏まえて参加すべきかどうか考えてみましょう!
1.採用に直結、優遇される企業もある
インターンを開催する企業の中には、採用に直結したり、本選考で優遇されたりする企業もあります。
引用:インターンシップに関する調査|株式会社ディスコ
株式会社ディスコが2019年に行った「インターンシップに関する調査」によると、インターン参加後に8割以上の学生が企業から何らかのアプローチを受けていることがわかっています。
アプローチの中身としては、早期選考の案内や筆記試験、一次面接の免除など何らかの優遇措置が多く含まれ、中には採用直結につながった学生もいます。
冬インターンに参加することで、採用直結や選考の優遇が受けられ、早期内定につながりやすくなるといえるでしょう。
就活を有利に進め、早期内定を獲得したいなら、冬インターンへ行くことをおすすめします。
特に今は、冬インターンへの参加が内定直結や、選考優遇につながる企業が増えているので、24卒以降は冬インターンに参加すべきです。
2.その業界・企業の向き、不向きがわかる
インターンに参加することで、その業界・企業の情報収集ができるだけでなく、実際の業務の向き、不向きなどもわかるようになります。
実務形式でワークが進行していくため、実際の業務が把握でき、本やインターネットでは得られないリアルな情報を得ることもできます。
また、社内の雰囲気や人柄もわかるため、自分がその社風に馴染めそうかどうかもわかりますよ!
3.就活に意欲的な学生とも出会える
インターンに参加することで、自分と同じ業界を志望する就活に意欲的な学生とも出会えます。
就活は情報戦ですが、自分だけで情報を集めるには限界があるもの。
インターンなどの場で意欲的な学生と出会えることで、質の高い情報交換ができるメリットがあります。
自分では気が付かなかった視点や価値観を聞けたり、有益な情報をもらえたりすることもあるはず。
また、大学の周りの友人が意欲的でなく自分だけ就活を頑張っている場合、孤独感を感じることもあるでしょう。
就活について話し合える人とつながれるだけで、就活に対するモチベーションを維持でき、頑張る原動力になりますよ。
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冬インターンに必要な事前準備3つ
続いて、冬インターンに必要な事前準備を3つ紹介します。
冬インターンに必要な事前準備3つ
- 魅力的な履歴書・ESを作っておく
- 面接対策を行う
- 会社や業界について調べておく
どれも大事なので、なるべく準備できるようにしておきましょう。
1.魅力的な履歴書・ESを作っておく
冬インターンに申し込む際に、履歴書やESを求められることもあります。
その場合は、事前に履歴書・ESを魅力的に仕上げておくことが、選考を通過するために大切です。
履歴書・ESの中には、自己PRやインターンへの志望動機を求められるケースが多いので、早めに準備しておきましょう。
志望動機を書く際は、「なぜ他の企業ではなく、うちのインターンに参加したいと考えたのか」をアピールすると効果的です。
「魅力的なESを作ろう!」と意気込んでも、初めて作る人や何を書けばいいかわからない人も多いと思います。
そこで、選考でライバルに勝てるESの書き方をこちらで紹介しているので、あわせてご覧ください。
2.面接対策を行う
インターンの選考で面接がある場合は、面接対策をしておきましょう。
面接官からどんな質問がくるかを想定し、質問に対する自分の回答をまとめておくといいでしょう。
自己PRや志望動機はよく聞かれるので、対策は必須です。魅力的な自己PRや志望動機を作るには、自己分析と企業研究を行っておくことが大切です。
また面接では、コミュニケーションが成立しているか、暗記ではなく「自分の言葉で話しているか」も意外と重要なポイントですよ。
面接に苦手意識がある人は、こちらの記事で対策法を紹介しているので、見てみてください。
3.会社や業界について調べておく
応募する会社や業界について、事前に調べておくことは大切です。
魅力的な志望動機を作るときや、質問を考えるときには業界・企業研究が欠かせません。
また、事前に調べておくことで、当日のプログラムの内容がすぐに理解できるようになります。
さらに、インターン先の社員と深い話ができるようになり、周りの就活生と一歩差を付けられますよ。
企業研究のやり方がわからない方は、こちらの記事を見てみてください。
冬インターンは何社に行くべき?
冬インターンは、2〜5社程度行けば十分です。冬インターンは1〜3dayなど期間が短く、複数の企業でインターンを受けやすいためです。
あまり多すぎても大学の講義やゼミ、アルバイトとの調整が難しくなってしまいます。
自分が志望する業界を多めに見つつ、プラスして異なる業界も少し見てみるというやり方がおすすめ!
たとえば、志望業界がはっきりしている場合は、同じ業界で2〜3社、プラス別業界で1社程度などです。
志望業界がはっきり決まっていないときは、それぞれ別業界のインターンを2〜3社程度受けてみるといいでしょう。
冬インターン参加までの流れを把握しておこう
冬インターン参加までの流れを把握しておきましょう。企業によって異なる部分もありますが、大まかな流れは以下の通りです。
冬インターン参加までの流れ
- インターン募集をしている企業を探す
- 応募する
- 書類選考・面接を受ける
- 実際に参加する
まずは、就活サイトや大学のキャリアセンター、OB・OGからの紹介などでインターンを募集している企業を探しましょう。
参加したい企業が見つかったら応募をします。
書類選考や面接などが設けられている場合もあるため、その際は自分の強みや志望動機をアピールしましょう。
選考を通過できたら、インターン開催日当日に参加するという流れです。
冬インターン参加の注意点4つ
では、冬インターンに参加する際に注意しておくべき点を4つ紹介します。
冬インターン参加の注意点
- 事前準備をきちんとする
- 仕事場にふさわしい服装を着ていく
- 自分の中で参加する目的を明確に持つ
- 自身のキャパシティーを考え、スケジュール管理する
それぞれ解説します。
1.事前準備をきちんとする
冬インターン参加の前に、事前準備をきちんと行うことが重要です。
具体的には開催時間を把握し、遅刻や無断欠勤などがないようにしましょう。
冬インターンは、選考に影響があるケースもありますので、身だしなみや言葉遣いなどにも気を配ることが大切です。
また、筆記用具やノート、腕時計はインターンに参加する際は必須の持ち物です。
こちらの記事では、他にもインターンに必要な持ち物を場面ごとに紹介しているので、気になる方はご覧ください。
2.仕事場にふさわしい服装を着ていく
インターンでの服装が指定されている場合は、その服装を着ていけば問題ありません。
しかし、特に指定がない場合はどんな服を着ていけばいいか悩みますよね。
インターン先から指定がないときは、基本的にスーツやビジネスカジュアルで参加するのがビジネスマナーとして無難です。
カジュアルなジーンズやショートパンツ、肌が露出する服装などはビジネスマナーとしてNGです。
仕事の体験が目的という意識を持ち、職場にふさわしい服装を着ていきましょう。
また髪型については、ワックスやムースなどで整え、清潔感のある髪型を心がけてください。
派手な髪型は避け、黒などの落ち着いた髪色を意識しましょう。
ビジネスカジュアルの場合、どのような服を着ていけばいいかわからない方もいると思います。
こちらの記事では、ビジネスカジュアルについて男女別のコーディネートを紹介しているので、あわせて見てみてください。
3.自分の中で参加する目的を明確に持つ
インターンは、学生のうちに社会経験を積める貴重な機会です。
貴重な機会を活かすため、「何のためにインターンに参加するのか」という目的を明確に持っておくことが非常に大切です。
「業界・企業について詳しくなりたい」「選考を有利に進めたい」など、人によって目的は異なります。
しかし漠然としている場合は、インターンに参加する目的を明確にしましょう。
自分自身の中で目標や目的を設定することで、インターンでの立ち振る舞いや、自信の持ち方も変わってきます。
また、インターンへの参加が実りあるものだったかどうかを判断する基準にもなるため、参加前に目的意識を持つことを忘れないようにしましょう。
4.自身のキャパシティーを考えスケジュール管理する
あなた自身のキャパシティーを考え、スケジュール管理をすることも大切です。
冬インターンと大学の講義や、ゼミが重ならないよう注意してください。
また、インターンを入れ過ぎて学業がおろそかになることも避けたいところ。
自分の中で優先順位を決めて、無理のないスケジュールを組めるようにしましょう。
冬インターンに参加して就活を有利に進めよう!
この記事では、冬インターンとはそもそも何か、参加のメリット、参加する際の注意点を解説しました。
冬インターンへ参加することで、本選考での優遇や、自分がその業界・企業に向いているかどうかもわかります。
また、冬インターンに参加する際は、事前準備をしっかり行いビジネスマナーを意識した髪型と服装を心がけましょう。
就活と大学の講義やゼミ、アルバイトとの両立は、大変だと思います。
しかし冬インターンには、上記のような今後の就活を有利に進めてくれるメリットがあるので、ぜひ参加してみてください。
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