江崎グリコのインターン/本選考 内定！エントリーシート(ES)/面接/WEBテストの対策法とは？

グリコのインターンに参加して、優秀だと判断されると早期選考に優遇されると言われています。

この記事では、グリコの社員や内定者の声をもとに、インターン選考や、本選考のフロー、求める人材像や年収、エントリーシート（ES） / 面接で聞かれる質問、WEBテストの形式とその対策法をまとめました。

インターンの応募、OB訪問やES提出前に、選考突破に向けた対策法を確認するためにご覧いただければと思います。 

新しいチャレンジを推進し、外資っぽいカルチャーをもつ江崎グリコ 

「ポッキー」で有名な江崎グリコですが、実はお菓子だけではなく、幅広い食品を提供しています。売上高に占める各食品の割合は以下の通りです。 

食品依存ではないバランスのとれた事業を展開していることがわかります。 

オーナー企業であり、創業者からの行動指針はずっと受け継がれているようです。特に、新しい事業の立案や、斬新な発想による変革を是とした企業文化があります。

ある社員は「社員の行動指針として、創意工夫、積極果敢、不屈邁進、質実剛健、勤倹力行、協同一致、奉仕一貫を七訓としている。変革・斬新な発想を求められ、実行できる環境である」と仰っていました。新しいチャレンジを行いたい学生にとって良い環境であると言えるでしょう。 

そんな江崎グリコは新卒と中途が一定数いるような環境であり、社員は「他の食品メーカーと比べて、P&Gや戦略コンサル等からの中途社員が多い。競争意識が強く成果主義であり、外資っぽい部分もある」とお話されていました。 

江崎グリコの年収｜インターン応募 / ES提出前に知るべき、待遇情報 

グリコの年収は非常に高く、平均年収は800-900万円を推移しています。グリコの社員の声としては、「食品業界のなかで江崎グリコの給与水準は高い。大学の同年代と比べても昇給スピードは早い」と話していました。

特にボーナスが高い事が特徴的で、ボーナスの時期になると某週刊誌にも江崎グリコが取り上げられるほどです。 

上記は年齢別の参考情報ですが、厳密には役職別の年収であり、平社員～副主事～主事～管理職という順に出世をしていくようです。 

このサイトでは、江崎グリコの他にも人気の食品業界のインターンや本選考の内定への道のりを記載しています。企業研究や競合比較の一環として見てみてください。 

「グリコが求める人材像２点」を知ってからインターン・本選考に応募しよう 

ここでは、インターンや本選考を応募する前に知っておきたい「グリコが求める人材像」について解説してきます。 

消費者のニーズを把握した上での、斬新な発想と実行力 

先述の通り、江崎グリコでは、新しい事業の立案や、斬新な発想による変革を是とした企業文化があります。

これは新卒の採用選考でも求められる要素で、過去のグリコのインターンや本選考のエントリーシート（ES）では、「大学生・大学院生がポッキーを週1で食べるわくわくするようなアイディアを考え、その理由とともに提案してください。」

「あなたがゼロから何かを新しく創り出した経験について、あなたの強みをどのように生かしたか、が分かるようにプロセスと成果を具体的に記入してください。」のような質問がありました。 

ここで就活生の皆さまが注意したほうが良いポイントは、単なる斬新なアイデアや発想力が求められているわけではなく「相手のニーズを満たした、成果につながるアイデア」を求められている点です。 

インターンや本選考のES・面接では、トリッキーな発想力に頼るのではなく、「施策の目的→取り組みの成果（結論ファースト）→消費者のニーズ→ニーズから見た打ち手・課題→課題の取り組み方→成果（再度結論で締める）」という”発想と取り組みのプロセス”を伝えるようにすると◎でしょう。 

「なぜグリコか」説得力のある志望動機を示す 

まず、食品メーカーはどこも高倍率であり、就活難易度は高い業界です。

その中でも、「ポッキー」「ビスコ」を展開する江崎グリコの知名度は高いわりに、採用人数は20~30人であり、選考倍率は1000倍を超えるとも言われています。ここで人気企業として恐れていることが、「ミーハーで受けた学生が内定辞退をすること」です。 

インターンや本選考のエントリーシート（ES）では、「江崎グリコに対する志望動機」について聞かれ、面接では志望動機について深堀りをされます。自分なりの、説得力のある志望動機を明確化した上で、選考に臨むようにしましょう。 

グリコのインターン・本選考フロー 

グリコのインターンに参加して、優秀だと判断されると早期選考（エントリーシートと一次面接が免除）に優遇されると言われています。

過去のインターン参加者は「グリコのインターンは採用直結、本選考への影響は大きい」と述べていました。そのため、グリコを志望される方はぜひインターンに応募しましょう。次に、グリコのインターン選考や、本選考の内定獲得に向けた対策情報についてご案内します。 

グリコのインターン選考対策 

例年、グリコのインターンは3~4日間にわたり続き、参加人数は20名程度です。インターンの選考はエントリーシート（ES）→WEBテスト→面接であり、本選考のように長い選考フローです。

また、インターンのエントリーシート（ES）の文字数は設問当たり500文字となることもあり、入念に対策をする必要があるでしょう。 

グリコのインターン選考は、”インターン選考だからと舐めてかかると落ちます”。

選考全体を通じて、上述の「グリコが求める人材像２点」を満たしているか確認するとよいでしょう。次に、インターンのエントリーシート（ES）・WEBテスト・面接における選考の内容と、回答の書き方、話し方について紹介します。 

グリコのインターン選考｜エントリーシート（ES）の設問・通過する書き方 

グリコのインターンにおけるエントリーシートでは、通常のガクチカや志望動機ではなく、トリッキーな設問が用意されています。

例えば「食育についてどう思いますか？」「あなたにとっての”食”とはどのようなものですか？」など、真のお菓子好きか、もしくは食に対して特別な想いがある方を求めていることが分かります。 

ESの設問は、一見難しそうな問いに見えますが、食は身近にあり、誰でも何かしらのエピソードを話すことができるはずです。

グリコのインターンESの書き方として、「あなたが自身が食を通じて目指したいゴール」「その想いを持つことになった説得力のあるエピソード」を過去の経験から掘り起こしましょう。 

グリコのインターンESでは、インターン選考にも関わらず総文字数2,000字程度となり、各ES設問の文字数も500文字と多いです。こういった文字数が多いエントリーシートでは、「分かりやすさ」が非常に重要です。 

グリコのインターン選考｜WEBテスト/筆記試験の対策法 

WEBテストは1時間で、SPI形式で言語、非言語、性格診断があります。 

WEBテストの後に筆記試験があり、グリコオリジナルのテストとなります。お題としては「江崎グリコの商品を一つ選んで改善案を提案せよ」「健康を定義するそのために意識していることを述べよ」などであり、江崎グリコに対する事前の企業研究が必要になるでしょう。 

グリコのインターン選考｜面接での質問と回答ポイント 

面接の時間は30分であり、面接官1名に対して学生1-2名で面接をします。 

上記「グリコが求める人物像２点」を意識しながら、自分のエピソードを話せると良いでしょう。面接時間は一人あたり15分しかないため、簡潔に伝えるようにしましょう。

過去のグリコのインターン参加者は「（掴みづらい質問であるため）相手の質問の意図を理解すること、結論から、構造的に伝えること、相手の目を見て大きな声で話すこと、隣の人の話も聞くようにした」と話していました。 

グリコのインターン当日の内容まとめ 

例年、インターンは3-4日間にわたって開催されます（夏と秋に2回開催することもあります）。

グリコのインターン参加のメリットとしては、「早期選考への優遇」、「グリコへの深い企業研究」「実際のマーケティング・プロモーションの知見が得られる」という3点があり、グリコを志望される方にとっても有意義な場となるでしょう。

過去のインターン参加者は「本選考には直結していると感じた」と話していました。 

採用に直結と言われているため、グループディスカッション中は見られていると思って取り組みましょう。

上記「グリコが求める人物像2点」を意識しながら、集中すると良いでしょう。また、過去のインターン参加者によると、「グループディカッションは、タイムマネジメントが重要。グループによっては徹夜で取り組むところもある」と言っていました。 

グリコの本選考｜エントリーシート（ES）で聞かれることと、書き方 

グリコの本選考のエントリーシート（ES）では、インターン選考の約2,000文字と比較しても文字数が少なく、書きやすくなっています。

しかし、エントリーシート提出の時点で倍率は非常に高く、上述の「グリコが求める人物像2点」を満たしたエントリーシート（ES）を提出すると通過率が上がるでしょう。

また、ES設問の「なぜ食品メーカーなのか」「グリコの志望動機」については、面接でも深堀りして聞かれるため、深堀りしても答えられる内容を記載するようにしましょう。 

グリコの本選考｜WEBテスト・グリコ独自の試験の対策法 

エントリーシート（ES）に通過すると、一次面接→グリコ独自の試験→二次面接→最終面接と続きます。ここでは、WEBテストと筆記試験の対策法を説明します。 

WEBテストでは、インターン同様、SPIです。時間は1時間で、内容は言語・非言語・性格検査となります。 

グリコ独自の試験では、エントリーシート（ES）と同じような文章の提出を求められます。ここで、キャリアプラン・グリコに対する志望動機をどれだけ深く考えられているかが問われます。 

グリコの本選考｜「面接」での質問と答え方 

面接で聞かれる内容はオーソドックスな質問で、ガクチカ、自己PR、グリコの志望動機などが聞かれ、最後に逆質問があります。

面接全体を通じて、先述の「グリコの求める人材像２点」にある【１．消費者のニーズを把握した上での、斬新な発想と実行力】【２．「なぜグリコか」説得力のある志望動機】を最低限満たした上で、あなたならではのユニークな強みをアピールすると良いでしょう。 

グリコ本選考｜一次面接で聞かれること 

グリコの一次面接の雰囲気は穏やかですが、一人当たりの時間は15分しかないため、結論ファーストで分かりやすく話さないといけないでしょう。特に「志望動機」「他社比較」については深堀りされ、詳しく説明する必要があるため、しっかりと企業研究を行った上で面接に臨むと良いでしょう。 

グリコ本選考｜二次面接で聞かれること 

二次面接になると、就活生1名に対して面接官が1名、時間は30分に増えます。ただ、一次面接と同様結論ファーストで、分かりやすい回答を心がけましょう。また、二次面接では、「テーマトーク」と呼ばれる、「お題に対してその場で1分考えて、2分間プレゼン」を行います。 

お題の内容は、”新商品や、新店舗に対してどう考え、実行するか”という内容なので、「グリコの求める人材像２点」にある【１．消費者のニーズを把握した上での、斬新な発想と実行力】が問われます。ある程度事前に考えておくこともできるでしょう。 

グリコ｜最終面接で聞かれること 

最終面接では面接官の数が3名になり、面接時間も30-60分となります。質問内容は、一次面接・二次面接と大きく変わりません。そのため、これまでの面接を通過できた方は「一次・二次面接で話をした内容と齟齬がないか」を確認しながら進めましょう。 

最終面接を通過すれば、内定獲得です！ 

グリコ｜インターン / 本選考対策まとめ 

このページでは、グリコについて気になる方向けに、グリコの概要や年収などの待遇情報についてご紹介しました。

また、グリコを志望される方向けには、インターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート（ES）/ WEBテスト / 面接突破に向けたコツをご案内しています。このサイトでは、グリコの他にも、人気企業のインターン・本選考対策情報を公開しています。ぜひ、ご覧ください。