Amazon(アマゾン)の元社員や、インターン参加/内定者への取材から、Amazon(アマゾン)の求める人材像や年収、インターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート(ES) / 面接で聞かれる質問、WEBテストの形式と、26卒(2024~2025年)向けの対策法をまとめました。
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独自の企業文化をもつ「Amazon(アマゾン)」|気になる年収・待遇は?
Amazonへの就職で、必ず知っておくべきことはOLPとSTARでしょう。特に、OLP(Our Leadership Principles)とは、Amazonにある企業文化で、14項目からなる信条です。
面接の質問は、OLPに沿ってなされました。OLPを体現したエピソードを話せるようにしておくと良いと思います。
OLPについては、就職・転職面接だけでなく、入社してからも何度も耳にする言葉で、仕事を進めるうえで非常に重要な考え方です。
Our Leadership Principles
1.Customer Obsession
リーダーはお客様を起点に考え行動します。お客様から信頼を獲得し、維持していくために全力を尽くします。リーダーは競合にも注意は払いますが、何よりもお客様を中心に考えることにこだわります。
2.Ownership
リーダーにはオーナーシップが必要です。リーダーは長期的視点で考え、短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしません。リーダーは自分のチームだけでなく、会社全体のために行動します。リーダーは「それは私の仕事ではありません」とは決して口にしません。
3. Invent and Simplify
リーダーはチームにイノベーション(革新)とインベンション(創造)を求め、同時に常にシンプルな方法を模索します。リーダーは状況の変化に注意を払い、あらゆる場から新しいアイデアを探しだします。それは、自分たちが生み出したものだけに限りません。私たちは新しいアイデアを実行に移す時、長期間にわたり外部に誤解される可能性があることも受け入れます。
4. Are Right, A Lot
リーダーは多くの場合、正しい判断を行います。 優れた判断力と、経験に裏打ちされた直感を備えています。 リーダーは多様な考え方を追求し、自らの考えを反証することもいといません。
5. Learn and Be Curious
リーダーは常に学び、自分自身を向上させ続けます。新たな可能性に好奇心を持ち、探求します。
6. Hire and Develop the Best
リーダーはすべての採用や昇進における、評価の基準を引き上げます。優れた才能を持つ人材を見極め、組織全体のために積極的に活用します。リーダー自身が他のリーダーを育成し、コーチングに真剣に取り組みます。私たちはすべての社員がさらに成長するための新しいメカニズムを創り出します。
7. Insist on the Highest Standards
リーダーは常に高い水準を追求することにこだわります。多くの人にとり、この水準は高すぎると感じられるかもしれません。リーダーは継続的に求める水準を引き上げ、チームがより品質の高い商品やサービス、プロセスを実現できるように推進します。リーダーは水準を満たさないものは実行せず、問題が起こった際は確実に解決し、再び同じ問題が起きないように改善策を講じます。
8. Think Big
狭い視野で思考すると、大きな結果を得ることはできません。リーダーは大胆な方針と方向性を示すことによって成果を出します。リーダーはお客様のために従来と異なる新しい視点を持ち、あらゆる可能性を模索します。
9. Bias for Action
ビジネスではスピードが重要です。多くの意思決定や行動はやり直すことができるため、大がかりな検討を必要としません。計算した上でリスクを取ることに価値があります。
10. Frugality
私たちはより少ないリソースでより多くのことを実現します。倹約の精神は創意工夫、自立心、発明を育む源になります。スタッフの人数、予算、固定費は多ければよいというものではありません。
11. Earn Trust
リーダーは注意深く耳を傾け、率直に話し、相手に対し敬意をもって接します。たとえ気まずい思いをすることがあっても間違いは素直に認め、自分やチームの間違いを正当化しません。リーダーは常に自らを最高水準と比較し、評価します。
12. Dive Deep
リーダーは常にすべての業務に気を配り、詳細な点についても把握します。頻繁に現状を確認し、指標と個別の事例が合致していないときには疑問を呈します。リーダーが関わるに値しない業務はありません。
13. Have Backbone; Disagree and Commit
リーダーは同意できない場合には、敬意をもって異議を唱えなければなりません。たとえそうすることが面倒で労力を要することであっても、例外はありません。リーダーは、信念を持ち、容易にあきらめません。安易に妥協して馴れ合うことはしません。しかし、いざ決定がなされたら、全面的にコミットして取り組みます。
14. Deliver Results
リーダーはビジネス上の重要なインプットにフォーカスし、適正な品質で迅速に実行します。たとえ困難なことがあっても、立ち向かい、決して妥協しません。
引用元:アマゾン公式サイト
また、STARの詳細はこちらにります。面接まで選考が進んだ方は見ておくと良いでしょう。
そんなAmazon(アマゾン)は、平均年収を公表してはいませんが、GAFAと言われるだけあって非常に高い水準です。
700万円以上は多いです。マネージャーだと2,000万円になります。新卒だといきなり1,000はないと思いますが、早ければ5年目で到達すると思います。ジョブレベルに給与水準が大きく変わり、ジョブレベル5になると評価次第で1,000万円を超えます。
また、譲渡制限株式ユニット(RSU)もあります。これは報酬が株として付与されるもので、長くいる部長クラスだと、億単位の資産になっているケースもあります。
「Amazon(アマゾン)が求める人材像3点」を知ってからインターン応募/本選考ES提出をしよう
原則として、Amazon求める人物像はOLP(Our Leadership Principles)に記載されている通りです。
全ての応募者がOLPについては確認されると思うので、このページでは、社員や内定者へのインタビューから、Amazonが求める人物像についてさらに考察をしていきます。
”Amazonが求めるリーダーシップ”があるか
OLP(Our Leadership Principles)を求める人物像としておいているAmazonにおいて、最も重要な要素は間違いなくリーダーシップです。
部活において、チームの問題とその原因を特定し、解決策を提案しました。そこで、反対意見もあったが一人ひとり調整し、結果として一枚岩の組織に導く一助となった経験を話をしました。
ここで重要なポイントは、「単に周囲を統率すればよい、というわけではない」ということです。と
リーダーシップを発揮する過程で、AmazonのOLPを要素を満たしながら、実行に移せていることがポイントです。例えば、Earn Trust:注意深く耳を傾け、率直に話し、相手に対し敬意をもって接しているか、などです。
単に部活の部長や、サークルのトップを務めたエピソードを話すのではなく、OLPを念頭にしたリーダーシップを活かしたエピソードを話すようにしましょう。言い換えると、OLPの素養や、その裏付けとなるエピソードさえあれば、組織のリーダーポジションでなくても構いません。
現状に満足せず、改善を行い続ける姿勢を示す
これは、AmazonのOLPの「Customer Obsession:お客様起点」、「Invent and Simplify:革新と創造、同時に常にシンプルな方法を模索」と強く関連しています。
言い換えると、クライアントやユーザの課題を特定し、創意工夫や新しいアイデアを活かし改善に繋げていけるか、という点が求められます。
ESの設問にて「AmazonにはCustomer Obsessionという考えがあります。なぜCustomer Obsessionが重要だと思うか、具体的な事例を交えて記述してください」という内容がありました。
面接でも、アルバイトの経験においてこれまでのやり方の問題点や改善点を特定し、新しい仕組みを導入したエピソードも紹介しました。
奇をてらったアイデアというよりも、しっかりと課題解決に繋がる解決策として、新しい取り組みを実現できるか、が見られていると思いました。(個人的意見)
問題解決を行うための「論理的思考力」
Amazonでは、論理を重視し、数字に細かいカルチャーがあります。
まず、論理的思考力は、Amazonで仕事をする上では最低限必要な基本中の基本という事ができます。
また論理には数値的根拠が不可欠で、例えば予測においても1%単位まで切り詰めて考えます。人によっては”細かすぎる”と感じることもあると思います。
Amazonでは、お客様・クライアントの事業戦略を仮説を当てながら聞き出し、問題・課題を整理し、課題解決の方針を示します。
そのITコンサルタントに近い能力が求められる環境の基本として、就活生の段階では「論理的思考力」が求められます。
「論理的思考力」は難しく聞こえますが、要は「複雑そうに見える雑多な事象を構造的にまとめて整理すること」「結論から、分かりやすく伝えること」です。
論理的思考力の本や、MECE・ロジックツリーなどの論理ツールもありますが、難しく考えず、身近なコミュニケーションから問題・課題の本質を捉え、相手が求めている回答に分かりやすく回答することがポイントです。
Amazon(アマゾン)のインターン・本選考フロー
Amazon(アマゾン)|インターン選考フロー
- エントリーシート(ES) → Online Assessment&English Online Test → 面接 → インターン参加
Amazon(アマゾン)|本選考フロー
- エントリーシート(ES) → 一次面接 → 準備面談 → 面接(4回) → 内定
Amazonではインターンが本選考の一環として捉えられています。志望する方は、ぜひインターンに応募しましょう。
インターン選考・本選考は上記「Amazon(アマゾン)の求める人材像3点」を念頭に、一つ一つの選考を準備をしていきましょう。次に、Amazon(アマゾン)のインターンの各選考フロー → 本選考フローという順に、各選考内容と対策法を案内いたします。
Amazon(アマゾン) インターン選考|エントリーシート(ES)の設問と書き方
Amazon(アマゾン) インターン選考|エントリーシート(ES)設問|24~25卒
- アマゾンジャパンを志望する理由を教えてください(300字)
- AmazonにはCustomer Obsessionという考えがあります。なぜCustomer Obsessionが重要だと思うか、具体的な事例を交えて記述してください(300字)
- 学生時代に頑張ったこと(300字程度)
Amazon(アマゾン)のインターンのESの設問では、主に「Amazon(アマゾン)のインターンの志望動機」について聞かれます。
特に、Amazonの考え方についても聞かれるので、企業研究は必ず多ないましょう。ES設問については、Amazon(アマゾン)が求める人材像3点(詳しくは上述)を意識して記載をするとよいでしょう。
- ”Amazonが求めるリーダーシップ”があるか
- 現状に満足せず、改善を行い続ける姿勢を示す
- 問題解決を行うための「論理的思考力」
また、インターン選考では、ESに書きなれていない段階の方も多いため、”分かりやすさ”を意識しましょう。
Amazon(アマゾン) インターン選考|「面接」で聞かれる質問と、回答例
面接官は2名、時間は20-30分で面接が進みます。
Amazon(アマゾン) インターン選考|「面接」で聞かれる質問
- 学生時代に最も力をいれたこと、についてお聞かせください
- 逆質問
時間が30分と短く、質問が一つしかなく、しかも学生が4名もいます。そのため、聞かれた質問に対して、簡潔に答え、成果や課題、取り組みを紹介できるようにしました。
面接選考について、OLPおよびAmazon(アマゾン)が求める人材像3点(詳しくは上述)を意識して回答をするとよいでしょう。
- ”Amazonが求めるリーダーシップ”があるか
- 現状に満足せず、改善を行い続ける姿勢を示す
- 問題解決を行うための「論理的思考力」
早期選考への優遇は?|Amazon(アマゾン)のインターンの当日の内容
Amazon(アマゾン)のインターンは、本選考の一環でもあるため、インターン中は選考と思って臨むようにしましょう。
Amazon(アマゾン) インターンの内容
5,6人のグループに分かれ、Amazonでの想定のクライアントの売上向上策を提案する、といった内容です。
まず、オリエンテーションやAmazonの説明会、グループディスカッションの進め方の紹介があり、グループディスカッション・ワークに進みます。最終日には、社員の方に発表をします。
内容としてはコンサルティングファームのインターンに近く、売上を上げるための施策を考えよ、などのお題でワークを進めます。コンサルのインターンで学ぶようなフレームワーク+広告に関する知見があると議論が進みやすくなると思いました。
Amazon(アマゾン)の本選考|エントリーシートで聞かれること、回答法
Amazon(アマゾン) 本選考|エントリーシート(ES)設問|24~25卒
- 学生時代力を入れたことをご記入ください(300字)
- Amazonと、応募職種の志望理由を教えてください(300字)
- 自己PR
- 人生最大の挑戦
動画ES・録画面接では、明るい環境で、普段よりもハキハキ語ることを意識しましょう。
ESの設問オーソドックスな内容で、主に「Amazon(アマゾン)の志望動機」「ガクチカ」が聞かれます。
ES設問の対策ポイントとして、OLPおよびAmazon(アマゾン)が求める人材像3点(詳しくは上述)を意識して回答をするとよいでしょう。
- ”Amazonが求めるリーダーシップ”があるか
- 現状に満足せず、改善を行い続ける姿勢を示す
- 問題解決を行うための「論理的思考力」
Amazon(アマゾン) 本選考|WEBテスト対策
Amazonの本選考でのWEBテストの内容は1~1.5時間の玉手箱で、科目は言語・計数・構造理解・適性検査です。
また、WEBテスト、特に「適性検査」の受験前に、適性診断ツールで自己分析をしておきましょう。理由は、上記「Amazon(アマゾン)が求める人物像」と自分の強みが一致するのか、客観的なデータで分かるためです。
Amazon(アマゾン)の本選考|「面接」での質問と答え方
面接の選考フローですが、通常は1-2回の面接となっています。
Amazonの面接時間は2時間程度と長く、一つの取り組みについてもかなり深堀りをして聞かれます。おそらく、OLPの14の項目について全てチェックをされていたのではと思います。集中力を切らすことなく、顔で簡潔に回答することを心がけました。
1次~最終面接において聞かれる質問はほぼ共通しています。先述の通り、OLPの要素を満たしているか、をチェックされていることだと想定します。
Amazon(アマゾン) 本選考|「面接」で聞かれること
- 自己紹介
- 学生時代に頑張ったことを教えてください
- 就活の軸について教えてください
- チームでのあなたの役割は何でしたか
- 何かこれまでの慣例や、マニュアルを超えて行った取り組みはありますか
- チーム内での対立や反対意見に対してどのように対処をしていきましたか
- 自ら興味を持って学んだことを教えてください
- キャリアプランについて教えてください
- 逆質問
Amazon(アマゾン)の面接で気をつけるポイントはこれまでの選考と同様、OLPおよび「Amazon(アマゾン)が求める人材像3点(詳しくは上述)」に記載しています。
- ”Amazonが求めるリーダーシップ”があるか
- 現状に満足せず、改善を行い続ける姿勢を示す
- 問題解決を行うための「論理的思考力」
Amazon(アマゾン)|インターン / 本選考対策まとめ
このページでは、Amazon(アマゾン)について気になる方向けに、Amazon(アマゾン)の概要や年収などの待遇情報についてご紹介しました。
また、Amazon(アマゾン)を志望される方向けには、インターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート(ES)/ WEBテスト / 面接突破に向けたコツをご案内しています。
このサイトでは、Amazon(アマゾン)の他にも、人気企業のインターン・本選考対策情報を公開しています。ぜひ、ご覧ください。
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エージェント名 | 評価 | ポイント |
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