アビームコンサルティングのインターン選考や、本選考のフロー、求める人材像や年収、エントリーシート(ES) / 面接で聞かれる質問、WEBテストの形式とその対策法をまとめました。
アビームコンサルティングのインターンの応募、OB訪問やES提出前に、選考突破に向けた対策法を確認するためにご覧いただければと思います。
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アビームコンサルティングの社風・魅力!ホワイト企業&実行まで行う幅広さ
通常、コンサルティングファームといえば”激務”というイメージが強いかもしれません。最近は外資系コンサルをはじめワークライフバランスを整えはじめていますが、アビームコンサルティングは比較的ホワイトな職場環境です。
社員は「バリバリ働く人も、子育てしながら働いている人もいて、どちらもできる環境。」と言っていました。(ただ、プロジェクトによっては多忙になることもあるようです)
また、アビームコンサルティングでは、戦略立案~実行まで担います。外資系コンサルティングファームだと、現状分析~戦略提案にとどまるケースが多いですが、アビームは人材が豊富であることもあり、自ら提案した内容を実行まで行える魅力があります。
実行まで行えると、人材としての市場価値が上がり、転職に有利になります。理由は、多くの事業会社は実行をメインにしているため、「提案だけ行える人」よりも価値が高くなるためです。
高い「年収」!アビームのインターン応募 / ES提出前に知るべき待遇
アビームコンサルティングはNECのグループ会社であり「大手のグループ会社だと年収も低いのでは、、、」思う方も多いと思います。しかし、実際にはアクセンチュアやデロイト、NRIなどと比較しても遜色ない待遇です。
コンサルティングファーム以外だと、丸紅等の総合商社や、ソニー、味の素など各業界のトップクラスの企業の年収水準を誇っています。
アビームコンサルティングの年収目安
- 25歳:600~850万円
- 30歳:700〜1,050万円
- 35歳:700~1,200万円
- 課長クラス:1,000~万円
- 部長クラス:2,000~万円
年収は年齢でなく、役職別に決まります。
役職としては、次のような形式に分かれます。
- A(アナリスト)
- C(コンサルタント)
- SC(シニアコンサルタント)
- M(マネージャー)
- SM(シニアマネージャー)
- D/P(ダイレクター/プリンシパル)
早いと30歳でM(マネージャー)の役職になり、年収が1,000万円を超えるとのことです。
それでも「他のコンサルティングファームや5大商社と比べて少ない」と考える方は、アビームコンサルティングのワークライフバランスも考慮に入れた上で考えていただければと思います。
ある社員の月の残業時間は30時間ほどであり、他の戦略コンサルティングファームの半分以下の残業時間です。
時給換算したコスパは非常に高いと言うことができます。
アビームコンサルティングのインターン・本選考のコツ:志望動機と論理性、精神力
高い志望度で、説得力のある志望動機を示す
アビームではインターン・本選考において志望動機が聞かれます。また、ソニーに似ていて、面接時には逆質問の時間が長くとられています。
逆質問の時間が長いパターンは「十分な企業研究をしないと詰んでしまう」という状況に陥るので、それだけアビームコンサルティングに関心がある人を求めていることが分かります。
この背景に、アビームコンサルティングでは高い年収・子育てしながら仕事もできるワークライフという総合的にバランスのとれた待遇であることから、「新卒から長期間働いてほしい」という会社の意図も感じられます。
アビームコンサルティングの志望動機のポイント
次の4点を伝え「外資系コンサルティングファームや商社と比べても楽しく仕事ができる」ことを示していきましょう。
- 社員の仕事に対する意識の共感・社風とのマッチ
- 戦略立案から実行まで関り、クライアントのことを考えて仕事ができる環境
- SAPをはじめとしたITインフラプロジェクト経験の豊富さから、IT関係に強くなれること
- 若手からクライアントの前に立って仕事ができる点
論理的思考力の高さ
コンサルタントを目指す方にとっては基本スキルです。
インターンや、ES、面接でも論理的思考力は見られます。論理的思考力は、センスではなく、誰でも訓練次第で身に着けることができます。では、就活生はどのようにして論理的思考力を会得するのでしょうか?
論理的思考力を鍛えるフレームワークの例
- MECE(モレなくダブりなく)ロジックツリー
- 演繹と帰納
- 物事の構造化
- 批判的思考
- フェルミ推定
論理的な思考力を伸ばすには、「学習→実践」のPDCAを回すことが最も効果的です。論理的思考力をつけるために次の本を読み、GDやインターンなどで実践して身に着けていきましょう。
また、本以外にも、コンサルティングファームのインターンシップの参加もオススメです。アビームコンサルティングのインターンでも、ワークやフィードバックを通じて多くを学ぶことができます。
精神力・泥臭さがあり、何事も楽しんでやれること
コンサルタントでは、精神的なタフさも求められます。特にアビームコンサルティングはSAPをはじめとした大規模ITシステムに強みをもっているため、「(就活生がイメージする経営コンサルタントよりも)精神力・泥臭さ」が求められます。
特に今後は「クライアントの要求水準が高いSAP関連の運用・保守」に関する事業が中心となるため、期待に応えるための地道な積み上げがより一層求められます。
次のタイプは精神力・泥臭さという点においてアビームコンサルティングで仕事をこなせていけると思います。
- 何事も楽しみながら学びつつやれる人
- 多忙を極める中でストレス解消法を知っている人
- 厳しく状況下でも冷静に考えて行動できる人
アビームコンサルティングのインターン・本選考フロー
アビームコンサルティング|インターン選考フロー
- エントリーシート(ES)→WEBテスト→インターン参加
アビームコンサルティング|本選考フロー
- エントリーシート(ES)→WEBテスト→グループディスカッション(GD)→面接(2,3回)→内定
戦略コンサルタント(Strategy領域)のみStrategy Jobがグループワークと面接の間に設けられています。
職種によっては、WEBテストがないものもあります。
アビームコンサルティングのインターン選考対策
アビームコンサルティングでは、1日間のインターンと、3日間のインターンが過去に開催されています。1dayインターンであっても、「優秀」と判断された場合は、本選考の1次選考が免除になると言われています。
アビームコンサルティングを志望される方は、ぜひインターンに応募しましょう。インターンの選考は、エントリーシート(ES)とWEBしかなく、各選考の倍率が高くなることから入念な対策が必要となります。
インターンの内容は、いずれのケースもグループワークが中心です。インターン当日の内容と、対策のポイントについては後述いたします。
アビームコンサルティングのインターン選考|エントリーシート(ES)対策
アビームコンサルティングのインターンのエントリーシート(ES)では、オーソドックスにガクチカや、アビームのインターンに対する志望動機が聞かれます。ただ、他企業と異なる特徴としてES設問に「ABeam TV を見て、興味を持った内容とその理由を教えてください。」というものがあります。
ABeam TVとは、新卒採用のマイページ上で見ることができる動画です。ただ流し見するのではなく、社員が大切にしているポイント等”人・マインド”に関わるところをメモしながら、興味をもったこと・理由をESに記載すると良いでしょう。
また、インターンのES選考に当たり「インターンの志望理由」も聞かれるため、企業研究も必要です。詳細は上述「アビームコンサルティングのインターン・本選考のコツ:志望動機と論理性、精神力」に記載しているので、見てみてください。
アビームコンサルティング インターン:ガクチカのESの書き方
- 結論から:取り組んだ内容と成果
- 概要:取り組みについて説明
- 取り組みの壁:課題・困難だったことを説明
- 解決策:その解決策として創意工夫した点を説明
- 結果:工夫の成果と、学びを説明
アビームコンサルティングのインターン選考|エントリーシート(ES)で聞かれること
インターン|ES設問(2024~2025年)
- あなたがこれまでに成果を残した最も大きな経験を教えてください。※何を課題と捉え、それに対してどう行動したか具体的なプロセスも併せて記入してください。※入学試験を除く、大学入学以降の経験。(300文字以上500文字以内)
- アビームのSummer Internshipに応募した理由を教えてください。(200文字以上400文字以内)
- あなたがこれまでに成果を残した最も大きな経験を教えてください。(300文字以上500文字以内)
- あなたが自分で考え行動し、成果を残した最も大きな経験を教えてください。
アビームコンサルティングのインターンのES設問では、複雑な質問がされない分、分かりやすさが重視されます。
アビームコンサルティングのインターン選考|WEBテスト対策
インターン選考のエントリーシート(ES)を通過したら、WEBテストの案内がなされます。アビームコンサルティングのWEBテストは「SPI」が採用されています。
インターン選考のタイミングではありますが、コンサルティングファームのWEBテストでは周りの受験生のレベルも高いため、入念に対策をしておきしょう。
アビームコンサルティングのインターン当日の内容 / アピールすべきポイント
再掲ですが、アビームのインターンで社員から「良い」と思われる人は、早期選考に優遇されます。なので、インターン中は常に上述「アビームコンサルティングのインターン・本選考のコツ:志望動機と論理性、精神力」を意識しながら集中力を切らさず取り組みましょう。
インターンの内容としては、主に企業説明会・コンサルタントの考え方紹介、個人作業とグループワークの3つで構成されています。
ワークのお題としては、「あるピザチェーン店の課題を特定して売上拡大に向けた施策を提案する」など、クライアントを模した、一般的なコンサルティングファームのインターンのお題と変わりありません。
インターンでアピールできるポイント:論理的思考力の高さ
コンサルタント共通の論理性として「結論から、構造化して伝えること(例:結論→概要→原因1→原因2→対策→結論の順に伝える)」が重要です。
また、ワークは多くの資料を用いて行います。構造的に理解し、メモを図にまとめる等して他の人でも簡単に理解できるよう、整理する力も求められます。
さらに、ABeam TVやインターン内の講義パートで紹介されていることは頭に入れて、ワークでアウトプットを出していけるようにしましょう。
アビームコンサルティングの本選考対策
アビームコンサルティングのインターンに参加された方は、早期選考となり優遇されます。
ただ、インターンに参加していなくても、内定を獲得することができます。インターンする人数は合計でも100名程度と言われており、その中でも優遇される方は20-30人程度でしょう。
一方で、アビームコンサルティングの新卒採用人数は年間200名程度いるため、9割の内定者は優遇されていなくても、選考に通過し、内定を獲得していることになります。
上述の「アビームコンサルティングのインターン・本選考のコツ:志望動機と論理性、精神力」を意識し、ES・面接などの選考を突破していきましょう。
特に本選考では、インターン以上に「明確な志望動機」が求められます。選考が進むにつれ「アビームコンサルティングの志望動機」については深堀りをされるので、回答できるように企業研究をしておきましょう。
アビームコンサルティングの本選考|エントリーシート(ES)対策のポイント
アビームコンサルティングのエントリーシート(ES)は文字数が多くなく(800-1,200字程度)、設問も「ガクチカ」「志望動機」の2点であり書きやすい内容です。
ただ、コンサルティングファームの倍率は高いため、論理的に分かりやすくかけているか確かめ、使いまわしには注意をしましょう。「アビームコンサルティングの求める人材像」に合っているか、よく確認してから記載をする必要があります。
アビームコンサルティング 本選考|ES設問(2024-2025年)
- あなたがこれまでに成果を残した最も大きな経験を教えてください。※何を課題と捉え、それに対してどう行動したか具体的なプロセスも併せて記入してください。※入学試験を除く、大学入学以降の経験。(300以上500以下)
- 第1希望のコースで入社後に実現したいことと、それを実現する場として、当社を志望する理由を教えてください。(200文字以上400文字以内)
- あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください
- コースで入社後に実現したいことと、それを実現する場として、当社を志望する理由
アビームコンサルティングの本選考|WEBテスト対策
ESに通過したら、次はWEBテストです。内容はテストセンター形式のSPIです。時間は1時間程度で、言語・非言語・性格検査があります。しっかりと対策を行い、テストセンターでは集中できる環境で取り組みましょう。
アビームコンサルティング 本選考|グループディスカッション(GD)対策
WEBテストの次はGDです。参加者は各グループ5、6人程度で、合計で2時間程度あり、コンサルタントのフレームワークの講義、ケース問題、グループディスカッション(GD)が含まれています。
コンサルタントにとって必要となるフレームワークについての講義の内容を、その次に続くケースとGDで活用しますので、十分にメモを取りながら講義を聞きましょう。
お題については、オーソドックスなケースのお題です。例えば、「クライアントのXX企業の売上を3倍にせよ」等です。
グループディスカッション(GD)では、講義で説明されたフレームワークを念頭に、ロジックがずれている箇所がないか確認しながら進めていきましょう。反対意見があっても、否定から入るのではなく、「良い点→改善点」という話し方で建設的に議論を進めていくと好印象です。
アビームコンサルティング 本選考|面接対策
アビームコンサルティングの面接選考では、1次面接→最終面接→内定という順で進みます。そのため、1次面接の倍率はかなり高いことが想定されます。各面接の傾向としては、1次面接では、「ガクチカ」について良く聞かれ、最終面接では「志望動機」について深堀りをされます。
共通して、ESに記載した内容に沿った質問がなされます。面接では深掘りされるので、事前にESに書いたことを見直し、自分で何度も深掘りして対策を行いましょう。
最終面接では、自分の価値観や経験とアビームコンサルティングの理念や社風が一致するポイントを見つけ「なぜアビームコンサルティングなのか」を示せると良いでしょう。インターンや説明会、OB訪問などで聞いた社員の話で、共感するポイントを具体的に紹介すると高評価に繋がることでしょう。
また、共通して「逆質問」の時間が20分と長いことが特徴的です。そのため、入念な企業研究をした上で、面接前に質問を10個ほど用意しておきましょう。
アビームコンサルティング本選考|面接で聞かれること
- 自己PRを1分で行ってください
- エントリーシートで各設問の深堀
- 周りからどんな人と言われるますか
- 就活の軸について教えてください
- アビームの志望理由について教えてください
- 自分の強みと弱みを教えてください
- 他社の選考状況を教えてください
- 逆質問(20分)
アビームコンサルティングのインターン・本選考対策まとめ
このページでは、アビームコンサルティングについて気になる方向けに、企業の魅力や年収などの待遇についてご紹介しました。さらに、アビームコンサルティングを志望される方向けに、選考の対策情報を紹介しています。
アビームコンサルティングのインターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート(ES)/面接突破に向けたコツを載せています。このサイトでは他にも、コンサルティングファームを目指す方向けに人気企業のインターン・本選考対策情報を公開しています。ぜひ、ご覧ください。
インターンを探す方におすすめの就活エージェント | ||
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