富士フイルム インターン/本選考 対策！志望動機/ES/面接/WEBテスト

富士フイルムの社員さんや、内定者の声から、富士フイルムの求める人材像や年収、インターン・本選考のエントリーシート（ES） / 面接の質問、WEBテスト形式と、26卒向けの対策法をまとめました。 

日系メーカーの中でも残業時間が短く、高年収の「富士フイルム」 

富士フイルムの平均年収は1,074万円（平均年齢: 45.7歳）で、日系メーカーの中ではソニー・トヨタに続きトップクラスの給与水準を誇っています。 

大学時代の友人等から言われるほど若手がもらっている、という印象はありません。多分総合商社や銀行の人の方がもらっていると思います。（富士フイルムは）長く勤めた人が恩恵を受けるイメージですね。ただ、近年は若手の昇進などにも取り組んでいるようです。 

ただ、富士フイルムの魅力は高額な給与水準だけでなく、短い残業時間からホワイトな環境であるため”時給換算すると高くもらっている”という点もあります。 

部署によりますが、私の部署は定時退社でした。最近の若手は、入社してすぐにグループ会社に出向になる人もいるようで、グループ会社は忙しいと聞いています。 

「富士フイルムが求める人材像４点」を知ってからインターン応募/本選考ES提出をしよう 

富士フイルムでは、「一緒に働きたい人物像」として、次のように定義をしています。 

参照：富士フィルム公式サイト

この４点はその通りではありますが、抽象的な面もありますので、ここでは、インターンや本選考を応募する前に知っておきたい「富士フイルムが求める人材像」について、社員さんや内定者に聞いた限りの声を元に考察してきます。

以下でお伝えする内容に追加で「ご自身の強み・エピソード」など組み合わせて選考に臨んでいただければと思います。 

納得感のある富士フイルムへの志望動機 

富士フイルムの選考では、インターン選考・本選考に共通して志望動機を深堀りして聞いてきます。 

私の場合、インターン選考の段階でも志望業界、志望理由に聞かれました。もちろん本選考でも志望動機は深く聞かれました。 

「粘り強さ」があり、やりきる力があるか 

富士フイルムでは、過去に写真フイルムから化粧品・医療などへ事業転換を進めてきました。大企業で新規事業を進めることは、調整作業が増えるため、ベンチャーやスタートアップ以上に難易度が高いです。そのため、当事者一人ひとりの「粘り強さ」が求められます。 

通常業務もそうですが、新しいことを進める際の社内への根回しは多いですね。。。 

仕事を進めるうえで様々な”壁”に直面しますが、「どうすれば解決するのか」を一つひとつ前に進め成果に繋げる粘り強さが成果を出す秘訣になります。 

就活生がガクチカの説明や自己PRを行う際、「困難があっても粘り強く解決策を考え、取り組んだ」という話をできるとプラスの評価となるでしょう。 

チームワークで成果を出せる「リーダーシップ」 

富士フイルムでは、採用において「チームワークで成果を出すことができる、リーダーシップのある人材」を求める傾向にあります。

この背景には、富士フイルムの商材は一件あたり高額になりがちで、また高い専門性が要求されるため、事務系・技術系がチームワークで連携して仕事を進めていくことが重要であるためです。 

ESや面接では「複数の人がいる組織でのリーダーシップを発揮した経験」を次にまとめ、分かりやすくアピールできると良いでしょう。 

例えば「学生団体の活動で、価値観の異なる企業や大学と調整を行い、イベントを成功におさめた経験」などを説明できるとプラスです。 

海外経験＆英語力、グローバル適性 

富士フイルムの海外売上比率は50％を超えていて、販路を世界中に広げています。さらに、海外へのM&Aも進めていて、海外展開を積極的に進めています。海外経験や英語力があると採用にプラスに働くことでしょう。なお、英語力を示す指標としてはTOEICの勉強が最も効率的にスコアを稼ぐことができます。 

富士フイルムのインターン・本選考フロー 

富士フイルムでは、インターンの参加が本選考に直結します。インターン参加者は、いわゆる早期選考フローとなり優遇、本選考に有利になるので、富士フイルムが気になる方はぜひインターンに参加しましょう。 

インターン選考・本選考は上記「富士フイルムの求める人材像４点」を念頭に、一つ一つの選考を準備をしていきましょう。次に、富士フイルムのインターンの各選考フロー → 本選考フローという順に、各選考内容と対策法を案内いたします。 

富士フイルム インターン選考｜エントリーシート(ES)の設問と書き方 

富士フイルムのインターンのESの設問では、主に「富士フイルムのインターンの志望動機」について聞かれます。

ES設問については、富士フイルムが求める人材像４点（詳しくは上述）の中でも、特に、”チームワークで成果を出せる「リーダーシップ」”、”「粘り強さ」があり、やりきる力があるか”を意識して記載すると好印象になるでしょう。 

また、インターン選考の段階では、ESに書きなれていない段階の方も多いため、”分かりやすさ”を意識しましょう。 

富士フイルム インターン選考｜WEBテストの対策法 

富士フイルムのWEBテストの形式は「Ef-1g」と呼ばれる、珍しく、かつ難易度が高いWEBテストです。 

聞いたことがないWEBテストの形式であったため、事前にネットで対策をしました。 

「Ef-1g」は主に言語・非言語・適性検査で構成されています。時間は30分しかないわりに、問題数は120問と多く、1問あたり20秒しかないことが特徴的です。コンスタントに回答していくようにしましょう。 

富士フイルム インターン選考｜「面接」で聞かれる質問、回答法 

エントリーシート、WEBテストに通過すると、事務系のみ面接選考があります。時間は30分ほどで、面接官1名、学生1-2名で面接が進みます。 

聞かれる質問はオーソドックスな内容が多かったですね。志望度の高さをアピールするため、逆質問では、いくつか準備をして面接に臨みました。また、インターンに応募した理由が伝わるように文章を用意しておきました。 

早期選考への優遇は？｜富士フイルムのインターンの当日の内容 

富士フイルムのインターンは、例年、事務系（１dayインターンと3日間インターン）、技術系（1dayないし2日間のインターン）が開催されています。その他にも、年によっては5日間のインターンが開催されています。 

事務系のインターンは連続しない3日程に分かれて、オンラインで開催されます。初日は富士フイルムの企業説明や、働き方に対する説明会で、後日、一般的なグループディスカッションに進む、という流れです。

インターンでは、富士フイルムの問題解決（トヨタに近い）のあり方について学ぶことができました。 

直接、本選考が早期選考フローになる、といったことはないと思いました。ただ、インターン参加者限定の特別座談会に招待されるため、企業研究や志望動機の作成を進める上では、インターン参加は本選考にかなり有利に働く思いました。 

技術系のインターンの内容について、今回は技術系のインターン参加者の方にインタビューができなかったので、分かり次第追記をさせていただきます。 

富士フイルムの本選考｜エントリーシートで聞かれること、回答法 

富士フイルムのインターンに参加した方は、同じ設問であるため、飛ばしていただいて構いません。 

富士フイルムのESの設問はオーソドックスな内容です。ES設問の対策ポイントとして、富士フイルムが求める人材像４点（詳しくは上述）を意識して記載をすると良いでしょう。 

特に技術系は記載項目が多いので、各設問であなたのキャラがずれないよう、一貫性を意識して記載をするようにしましょう。 

富士フイルム 本選考｜WEBテストの対策法 

インターン選考同様、「ef-1g」となっています。再掲になりますが、「Ef-1g」は主に言語・非言語・適性検査で構成されています。時間は30分しかないわりに、問題数は120問と多く、1問あたり20秒しかないことが特徴的です。コンスタントに回答していくようにしましょう。各テスト内容は次の通りです。 

富士フイルムの本選考｜「面接（ジョブマッチング面談）」でなされる質問と答え方 

面接の選考フローですが、事務系・技術系に共通して、通常は2-3回の面接となっています。 

富士フイルムの志望動機について、どの職種・事業が良いか、まで含めて伝えることで、面接官の方もご納得いただいたのだと思います。 

富士フイルムの面接で気をつけるポイントはこれまでの選考と同様、「富士フイルムが求める人材像４点（詳しくは上述）」に記載しています。時間が30分と短いので、面接の質問の意図を正しく汲み取り、簡潔に答えられるようにしておきましょう。 

富士フイルム｜インターン / 本選考対策まとめ 

このページでは、富士フイルムについて気になる方向けに、富士フイルムの概要や年収などの待遇情報についてご紹介しました。また、富士フイルムを志望される方向けには、インターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート（ES）/ WEBテスト / 面接突破に向けたコツをご案内しています。

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