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ITパスポートは就職に役立つ!具体的な勉強時間や難易度を解説

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IT業界 年収
  • 「ITパスポートって一体どんな資格なんだろう?」
  • 「持っていると就職で有利になれるって本当かな…?」

ITパスポートについてよく知らないあなたは、このような疑問を抱えていませんか?

結論から述べると、ITパスポートは就職に大いに役立ちます。

しかも、最近ではあらゆる分野でIT化が進められているため、IT業界以外を志望する方でも取得する価値があるのです!

そこで本記事では、ITパスポートの概要と就職に役立つ根拠を分かりやすく解説します。

記事の後半では、ITパスポートの取得難易度や勉強時間、上位資格なども紹介しているので、この記事を参考に就活を有利に進めましょう!

なお、同じく企業が重視している資格の1つに、英語に関するものが挙げられます。

英語力は、実に80%もの企業が重視しているスキルなので、以下の記事を読んでその重要性を把握しておきましょう。

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5.0【より早く内定が欲しい方向け】
最短1週間での内定が可能
キャリアチケット"
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4.8【量よりも質を重視】
独自の就活サポートで自分に適した企業へ就職可能
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4.5【早期内定ルートあり】
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4.3【12月中に内定獲得したい方】
首都圏で就職したい方に特化

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4.2【選考から内定まで徹底サポート】
自分にあった企業で早く内定獲得したい方におすすめ
目次

そもそもITパスポートとは?様々な分野で役に立つ国家試験!

そもそもITパスポートとは、経済産業省が主体となって推進している国家資格の1つです。

基礎的なIT知識を持つ証明となる本資格は、IT系国家試験の登竜門として位置づけられており、累計応募者数はのべ100万人を超えます。

その最大の魅力は、国家試験であるにも関わらず、合格率が54.3%(2019年度)と高いことでしょう。

出題される問題数は合計100問で、範囲は以下のようになっています。

出題内容出題数
テクノロジ系基礎理論
コンピュータシステム
技術要素
約45問
ストラテジ系システム戦略
経営戦略
企業と法務
約35問
マネジメント系プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント
開発技術
約25問
引用:『ITパスポート試験 シラバス』

点数は合計で1,000点満点、各分野の点数を3割以上獲得したうえで、総合評価点が600点を上回ると合格になります。

こう聞くとなんだか難しそうな印象を受けるかもしれませんが、どの問題も4択形式で出題されるので、比較的点数を稼ぎやすいです。

また、試験会場は全国に設置されているほか、都市部なら週に1回のペースで開催されています。

そのため、学業や就活に忙しい大学生でも取得しやすいですよ。

試験名ITパスポート試験
実施機関独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
試験時間120分(2時間)
出題形式多肢選択式
試験方式CBT方式
開催頻度東京の場合、週に1回程度
※公式サイトで3ヶ月先のスケジュールまで公開
受験料5,700円(税込)
合格率(2019年度)54.3%
公式サイトアクセスはこちらから

ITパスポートは就職の役に立つ?

ITパスポート

結論から述べると、ITパスポートは就職するうえで大いに役立ちます。

現代社会では業種を問わずIT化が進められており、どんな企業でもパソコンスキルに優れた人材を必要としているからです。

実際に以下の企業では、ITパスポートの有無を採用基準の1つとして挙げています。

ITパスポートを採用基準に挙げている企業

  • オリックス生命保険株式会社
  • 株式会社アイネット
  • 株式会社NTTデータ
  • 株式会社大塚商会
  • キヤノンマーケティングジャパン株式会社
  • 共同印刷株式会社
  • クボタシステムズ株式会社
  • 興和株式会社
  • コネクシオ株式会社
  • 株式会社トヨタシステムズ
  • 株式会社日本総研情報サービス
  • 株式会社日立製作所(ほかグループ会社9社含む)
  • 株式会社PFU
  • 埼玉県警察
  • 日本電気株式会社(NEC)
  • パナソニック株式会社
  • 富士通株式会社
  • 三菱総研DCS株式会社
  • KDDI株式会社
  • NECネッツエスアイ株式会社
  • NTTコムウェア株式会社
  • SCSK株式会社

ITパスポートの公式サイトには、こういった企業へのインタビュー活動事例が掲載されています。

またITパスポートは、プログラマーやSEといった現場職向けの資格だと思われがちですが、実はITの営業職にも必要とされています。

たとえば、技術者向けデジタルメディア『日経クロステック』の調査によると、ITベンダーの営業にITパスポートを取得させたい人事の割合は47.2%です。

このように、ITパスポートに対する認識は「就職に役立つ」から「持っていて当たり前」にシフトしつつあります。

スマホの普及にともなってパソコンを操作できない大学生が急増していますから、資格を持っていれば周りより有利に就活を進められるでしょう。

なお、こういったIT企業については以下の記事で解説しているので、これを読めばより理解が深められますよ。

ITパスポートを取得する難易度

ITパスポートを取得する難易度

前述の通り、ITパスポートの合格率は54.3%(2019年度)で、国家資格としてはかなり難易度が低めとなっています。

これは簿記3級(2019年度:51.4%)や英検3級(2015年度:52.9%)とほぼ同じレベルで、200時間勉強すれば十分合格が狙えるラインです。

実際に、IT系の資格に強い通信教育業者『フォーサイト』の調査によると、試験に合格した人の勉強期間や学習時間は以下のようになっています。

勉強期間や学習時間割合
勉強開始から試験までの期間〜1ヶ月8.8%
〜2ヶ月17.6%
〜4ヶ月58.8%
〜6ヶ月11.8%
1日当たり(平日)の平均学習時間1時間未満38.2%
〜2時間52.9%
〜4時間5.9%
〜6時間2.9%
1日当たり(平日)の平均学習時間1時間未満7.7%
〜2時間38.5%
〜4時間30.8%
〜6時間23.1%
引用:『フォーサイト』

勉強期間は「4ヶ月未満」、1日の学習時間は「2時間未満」であるという回答が多く、仮に毎日休まず勉強したとしても合計240時間で取得できる計算になります。

また、資格系Webメディア『資格取得エクスプレス』の調べでは、50%以上もの合格者が「ITパスポート学習の優先順位は高くなく、スキマ時間に勉強する程度だった」と回答しています。

このことから分かるとおり、ITパスポートは自分の自由な時間をある程度確保したまま取得可能です。

25卒向けにおすすめの就活エージェント
エージェント名評価ポイント
キャリアパーク
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5.0【より早く内定が欲しい方向け】
最短1週間での内定が可能
キャリアチケット"
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4.8【量よりも質を重視】
独自の就活サポートで自分に適した企業へ就職可能
ジール
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4.5【早期内定ルートあり】
スピード重視で就活をしたい方におすすめ

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4.3【12月中に内定獲得したい方】
首都圏で就職したい方に特化

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4.2【選考から内定まで徹底サポート】
自分にあった企業で早く内定獲得したい方におすすめ

ITパスポートとMOSの違いは?可能な限り両方取得しよう

ITパスポートに並ぶ人気資格の1つに、MOSが挙げられます。

MOSとはMicrosoft Office Specialistの略で、簡単にいってしまえばWordやExcelといったオフィスツールが使いこなせることを証明する資格です。

ITパスポートがITの基礎知識を問うのに対し、MOSはオフィスソフトに特化しているのが主な違いでしょう。

こう聞くと「ITパスポートのほうが役立ちそう」と思われるでしょうが、実はMOSは認知度が非常に高く、選考で重視する企業も多いです。

実際に、大手通信教育会社ユーキャンの調査では、「企業が採用担当時に重視している資格」に「MOS」を挙げた人は20.0%に上ります。

とはいえ、MOSは決して取得が難しいわけではなく、難易度が高いエキスパートでも合格率は約60%となっています。

また、オフィスソフトの基礎知識があれば、勉強時間も50〜80時間程度で足りるため、可能な限り両方取得するのがおすすめです。

試験名Microsoft Office Specialist
実施機関オデッセイコミュニケーションズ
試験時間50分
出題形式マルチプロジェクト(実技)
試験方式CBT方式
開催頻度月に1〜2回
受験料スペシャリスト:9,800円(税別)
エキスパート:11,800円(税別)
合格率(2019年度)スペシャリスト:約80%
エキスパート:約60%
公式サイトアクセスはこちらから

ITパスポートの上位資格3選

ITパスポートには、上位資格に当たるものがいくつか存在します。

その代表的な資格が、以下の3つです。

ITパスポートの上位資格3選

いずれも難易度が高いだけあって、ITパスポート以上に企業から評価されやすいです。

また、求められる知識はITパスポートの延長線上にあるため、これらの取得も視野に入れておくと良いでしょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITパスポートと同じく独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が実施している国家試験です。

出題範囲こそ重複する部分があるものの、ITパスポー卜よりもさらに専門的な知識を必要とします。

というのも、ITパスポートが一般人を対象としているのに対し、基本情報技術者試験はプロの技術者を対象としているからですね。

事実、ITパスポートの合格率が54.3%(2019年度)であるのに対し、基本情報技術者試験は22.2%(2019年度)とかなり低いです。

とはいえ、難易度が高い分ITパスポート以上に評価されやすいため、取得したら次にこちらを目指すと良いでしょう。

試験名基本情報技術者試験
実施機関独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
試験時間午前:150分
午後:150分
合計:300分(5時間)
出題形式多肢選択式
試験方式ペーパー方式
開催頻度年に2回
受験料5,700円(税込)
合格率(2019年度)22.2%
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応用情報技術者

応用情報技術者試験は、前述の基本情報技術者試験の上位資格で、同試験の内容をさらに深堀りした専門的な知識が問われます。

特徴的なのは、4択式の問題だけでなく、記述式の問題も取り入れていることでしょう。

簡単にいってしまえば、知識だけでなく読解力や文章力も求められるわけですね。

なお、合格率自体は基本情報技術者試験とほとんど変わらないものの、受験者のレベルがかなり高いこともあって数値以上の難易度を誇ります。

「勉強すれば誰でもほぼ確実に取得できる」という資格ではないため、受けるかどうかは慎重に検討したほうが良いでしょう。

試験名応用情報技術者試験
実施機関独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
試験時間午前:150分
午後:150分
合計:300分(5時間)
出題形式多肢選択式・記述式
試験方式ペーパー方式
開催頻度年2回
受験料5,700円(税込)
合格率(2019年度)22.3%
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ITコーディネータ

ITコーディネータとは、ITコーディネータ協会(ITCA)が提供している民間資格です。

基本的なコンセプトは「IT化支援サービスによって、経営者の戦略を実現する」というもので、主に経営戦略やIT戦略、ITサービスの活用方法などが問われます。

このことから分かるとおり、ITコーディネータは厳密にはITパスポートの上位資格ではありません。

しかしこちらでは、ITパスポートで獲得した点数によって、試験の一部が免除されるという特典が用意されています。

また、それに応じて受験時間や費用も減らしてくれるので、「就活に活かせる武器をなるべく多く持っておきたい…!」という方におすすめですよ。

試験名ITコーディネータ(ITC)試験
実施機関ITコーディネータ協会(ITCA)
試験時間120分
※ITパスポート試験で750点以上の場合は80分
出題形式多肢選択式
試験方式CBT方式
開催頻度月に1回
受験料19,800円(税込)
※ITパスポート試験で750点以上の場合は9,900円
合格率(2019年度)59.8%
公式サイトアクセスはこちらから

内定につながる自己分析ならAnalyze U+

資格取得と同様に大事なのが自己分析です。

自己分析で大事なのは、”企業が求める能力と自分の能力が合っているかどうか”を判断することです。

自分にどんな強み・能力があるかを素早く正確に把握できるのが、スカウト型就活サービスを提供しているOfferboxのAnalyze U+という機能です。

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まとめ

この記事のまとめは、以下のとおりです。

  • ITパスポートは就職に大いに役立つ
  • ITパスポートは国家試験でありながら、取得するのが容易である
  • ITパスポートとMOSはどちらも取得しておいたほうが好ましい

現代社会において、ITスキルはどのような分野でも必須とされています。

にも関わらず、スマホの影響でパソコンを扱える大学生が減りつつあるのですから、就活においてITパスポートは強力な武器だといえるでしょう。

受験費用も5700円(税込)とかなり安めなので、この機会に受験を検討してくださいね。

なお、「資格を使ってIT企業への就職を有利に進めたい!」という方は、以下の記事を参考に年収の高い会社を狙いましょう!

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